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三途 side

花鈴

私のことを

花鈴

覚えていますでしょうか( ニ コ ッ

其処には 俺の知らナい

カリン ダレカ 彼奴では無い別人の姿

多分之が

笑顔の仮面を貼り付けた

✘‎人鬼の姿なのだろう

三途

……

花鈴

( ニ コ ッ

エガオ 其の仮面を見る度に

腹に沸き上がるこの 禍々しい感情は、

一体、

御前、!

花鈴

あぁ、思い出して下さいましたか

花鈴

ねぇ、

ボス 頭

三途

!?

竜胆

…マジ、?

はっ、何時かの裏切り者じゃないか

なぁ、

ゲッケイジュ 月桂樹

三途

は、?

花鈴

( 笑

花鈴

それも数ある名の一つですから

花鈴

好きに呼んで下さって構いませんよ

竜胆

月桂樹って、あの?

三途

嗚呼、

『 月桂樹 』

数年前 突然現れた

今俺らが敵対している 榊組に遣えていた✘‎し屋

性別 年齢 名前 共に不明

謎に包まれた✘‎人鬼

唯一分かっていたこととすれば

月下美人

月桂樹

三途

花鈴

……

この二人は同一人物なんでしょ?

『 月下美人 』

槻より前に 名が知れ渡った

✘‎しの証拠を何も残さず 怪盗の様に消える

一度狙った相手が タヒという地獄を見るまで

必要以上に追い掛けて 逃がさない

悪どい✘‎し屋

花鈴

はは、( 笑

花鈴

そうですよ

花鈴

もういいですよ、蘭さん

花鈴

知らないフリをしなくても

三途

…は?

花鈴

ここまで黙っててくれて有難う御座いました

竜胆

兄貴、知ってたの?

…あーあ、

折角いい脅しのネタだったのにー

花鈴

前後撤回します

えー

三途

御前、知ってたのかよ

うわ、春チャンキレてる

こわーい( 笑

三途

( チ ッ

花鈴が此奴を 嫌っていた理由がわかる

花鈴

じゃ、逃げて下さい

三途

は?

花鈴

聞こえませんでした?

花鈴

逃げて下さいって言ってるんです

そんなことさせる訳n

( バ ン ッ

彼女の細い片腕で 撃たれたソレが

相手の脳天を貫く

( ド サ ッ

ボス!!!?

竜胆

は、

……

三途

ッ、

『 嗚呼、此奴は本物だ 』

そう思った

花鈴

向こうの道を真っ直ぐ行くと路地に出るから

花鈴

そこへ向かって

花鈴

既に九井の部下が着いてる筈だから

耳打ちで話された内容に驚く

相手の動き 此方の状況

その全てを把握し 的確な指示をする

当然、素人が 出来る筈が無いこと

花鈴

走って!

( ザ ッ

あの兄弟も察したのか 花鈴の声で走り出す

三途

___、

花鈴

一言告げると 彼奴は笑ってこう言った

花鈴

リョーカイ( 笑

花鈴 side

花鈴

( め ん ど 、

でも、

「 タヒヌなよ。 」

花鈴

あぁ言われたらなァ( 笑

何、笑ってやがる

花鈴

別に

ウチ 梵天のNo.2様は 随分と心配性なようで

花鈴

ほらほら

花鈴

アンタらの頭はもういないんだから

花鈴

引くなら今のうちダヨー

ッ、てッめぇ!!

一斉に銃口が向けられる

花鈴

( 笑

こんな状況デモ "動じない自分"が

哀れで 恐ろしくて 笑えてくる

花鈴

ほら オイデ

「 相手してあげる。 」

三途 side

俺らがアジトを出てから 約一時間

三途

さっき迄聴こえていた 銃声音が消える

竜胆

大丈夫か、彼奴

三途

……

蘭は部下に預けた 後でしっかり話を聞かせてもらう

其の前に_

三途

( ク ッ ソ

最悪の事態が 起こらなければいいが

( タンッ

花鈴

あれ、待ってたんですか?

三途

!?

竜胆

びッ、くりした

まさか上から 飛び降りてくるなんて

誰が予想したことか

竜胆

う、わっ…

三途

おま、!

花鈴

心配ご無用

花鈴

全て返り血です

彼女の身体は 赤く穢れた血で染まっていた

竜胆

つか、ソレ日本刀?

花鈴

あ、はい

花鈴

昔から愛用してる武器です

花鈴

相棒みたいな物ですよ

竜胆

へぇ、

三途

とにかく、早く帰んぞ

花鈴

はい

竜胆

へいへい

花鈴 side

( ガチャ

花鈴

只今 戻りました

鶴蝶

!?

九井

は、

ぅわっ、

望月

…( 引 、

戸を開け中に入ると 皆私を見て顔を引きつらせる

花鈴

あぁ、これはk

鶴蝶

えっ、と…大丈夫か?

九井

…( スッ

怪我は?

望月

どうやったらそんなんになるんだよ

花鈴

えぇ...( 面 倒

恐る恐る此方の 様子を伺う鶴蝶サン ( ちょっと可愛い )

さり気なく救急箱を 取り出す九井 ( ? )

マジの真顔で 心配?してくれてる灰谷兄 ( 普通に怖い )

大丈夫かと 少し呆れた顔で笑う望月さん ( お父さん…?)

花鈴

…( チ ラ ッ

横目で春を見ると 当たり前だと言わんばかりの 表情をされた ( そんな? )

花鈴

や、あの …

花鈴

ダ、大丈夫デス

花鈴

全て返り血なので

… …

何その顔

花鈴

取り敢えず血、落としたいんで

花鈴

シャワー浴びてきます

鶴蝶

嗚呼、分かった

花鈴

では、失礼します

( ガチャ

花鈴

あ"ー、

花鈴

血腥い、

久しぶりに嗅ぐこの臭い

花鈴

はァ…

やっぱり嫌いだ

もう風呂にも 入ってしまおうか

そう思った時だった

万次郎

かりん、?

憎いほど好きで 苦しくなるほど愛おしい

そんな彼の声がした

花鈴

…( 笑

嗚呼 やっぱり

私は泣きたくなるほど

君に幻惑シている

蘭 side

いやァ、びっくりしたねー

全部返り血だったとか

ウケるー( 笑

九井

はぁ…

鶴蝶

笑い事じゃ無いだろ…

鶴蝶と九井は 彼女を随分気に入っているらしい

そーかもね( 笑

彼女が生きて帰ってきたことに 安堵している自分がいる

正直言うと 彼女の血塗れな姿を見た時は

心臓が止まるかと思った

それほど俺は_

三途

おい

三途

灰谷

なーに?

三途

御前知ってるんだろ

三途

彼奴のことについて

その発言に この場の全然が俺を見つめる

俺を見下ろす上司の表情は 何時になく真剣で

そうって言ったら?

三途

全部吐け

三途

御前が知ってること

…ははっ( 笑

成程、此奴もか

いいよ〜

教えてあげる

「 俺がタヒにかけた話。 」

𝙉𝙚𝙭𝙩 ⇢ ♡500

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