/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
主
詩乃の部屋
双木 詩乃
はぁーあ…。疲れた！でも、沢山の子の力になれたなぁー。
双木 詩乃
今日は、どうなることやらと思ったけど無事終わったし、、明日に備えて寝ようかな！
双木 詩乃
おやすみなさい！
主
3時間後…
双木 詩乃
寝れない！
双木 詩乃
なんで？昨日は、眠れたのに！
双木 詩乃
明日も早く起きないといけないのに、、、そうだ！外へ冒険しに行こう！
双木 詩乃
誰も居ないし、バレなきゃいいよね！それに、遠くへは行かないし。
双木 詩乃
ここ私が最初居た場所だ！
双木 詩乃
深夜に冒険をする人が居る？私は、凄くワクワクした。
双木 詩乃
風が吹き、寒くてやっぱり直ぐ帰ろうかなんて思っていると、、、。見たことのない建物を見つけた。
双木 詩乃
何ここ…。
双木 詩乃
部屋は、暗く沢山の鳥籠の中に何かが入っていた。
双木 詩乃
鳥飼いすぎじゃない、、？
双木 詩乃
えっ？これって人形？
双木 詩乃
まさかの鳥籠の中に人形が入っているのだ。
双木 詩乃
凄い…こんな数。誰かの趣味なのかな、、？
双木 詩乃
私は、鳥籠に近寄り顔近づけると、、。
双木 詩乃
鳥籠に入っていた人形が暴れ始めた。
双木 詩乃
うわっ！びっくりした！反抗期なのかな、、？それか動く人形とか！可愛いなぁ！
藤田 梨紅(ふじた りく)
うわ、、、誰かがドールハウスに居る！
双木 詩乃
誰だよ！ドールハウスに入った奴は！
藤田 梨紅(ふじた りく)
お前だよ。
双木 詩乃
ごめんなさい！その足が勝手に入ったというか…自分の足に今度説教しとくね！
藤田 梨紅(ふじた りく)
新人のくせに、勝手に入られると困るんだけど…。なんで入っちゃいけないか分かる？
双木 詩乃
貴方の大事な物…だからですか？
藤田 梨紅(ふじた りく)
違う！
藤田 梨紅(ふじた りく)
ここは、心の病気が悪化して救えなかった患者の人形だよ。つまり、この人形達は患者で前まで普通に人間として生きてたってこと。悪化して、手遅れになり救えなかったら暴れて人形になる。人形になっても暴れて脱走とかして危ないから勝手に入るのはやめてほしいの！
双木 詩乃
それは、、知らなかったごめんなさい。でも、扉は開いてたよ？鍵はしなかったの？
藤田 梨紅(ふじた りく)
してたよ！えっ？
双木 詩乃
えっ？
双木 詩乃
突然男の子の顔が真っ青になる。
藤田 梨紅(ふじた りく)
脱走したんだ…人形が！まずい…。おい！新人来い！
双木 詩乃
え？あっ、うん！
藤田 梨紅(ふじた りく)
どこだ、、？あっ！居た！
双木 詩乃
そこには、ぴょんぴょん跳ねながら踊っている人形が居る。
双木 詩乃
可愛い！
藤田 梨紅(ふじた りく)
馬鹿、挑発してるんだろ！
双木 詩乃
早く捕まえよう！
双木 詩乃
相手の足は速いが、私達で挟み撃ちをしてなんとか捕まえることができた。
藤田 梨紅(ふじた りく)
今回の奴は、たまたまマシな方だったな。
双木 詩乃
マシ？脱走する奴がマシなの！？ていうか、前にもあったの？
藤田 梨紅(ふじた りく)
前にもあったよ。ジャンプを高くする奴とか居るよ。患者が足が遅いからって人形になったときは、足が遅いとかは関係ないけど。
藤田 梨紅(ふじた りく)
ここは、ドールハウスって言うんだ。僕の名前は、藤田 梨紅。お前は？
双木 詩乃
私の名前は、双木 詩乃。勝手に入ってごめんなさい。でも、梨紅君もなんでここに居るの？
藤田 梨紅(ふじた りく)
たまたま今日仕事遅くなって、帰ってる途中にお前が外出るの見たから。ついて来ただけ、タイミングを見て登場しただけだけど。
双木 詩乃
知らないうちに居たとは、、、いやー怖い怖い。
藤田 梨紅(ふじた りく)
じゃあもう帰るわ。
双木 詩乃
私も帰るよ…ていうか私より年下だよね？よくもさっきからあんな口を…。
藤田 梨紅(ふじた りく)
それが？心は、双木より年上だから。
双木 詩乃
宇宙に投げ飛ばすぞ！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
