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5 - 『少女レイ』〜白水〜 第2章

♥

1,112

2022年03月21日

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いむしょーで 『少女レイ』 第2章

⚠︎白水です。 第1章を読んでから読むことをおすすめします。 キャラ崩壊があるかもしれません。 自衛をお願いします💦

それではどうぞっ!

そう君が悪いんだよ

初兎

いむくんっ

-hotoke-

あっ、初兎さn

同級生

おいほとけー

同級生

部活の人数足りなくてさ…
ちょっと出てくんない?

後輩

僕たちからも
お願いしますよ〜!

後輩

いむセンパイ上手いし!
面白いし!

-hotoke-

うぇぇ!?

-hotoke-

面白いは馬鹿にしてない⁉︎

-hotoke-

まぁいいけどさ〜

-hotoke-

じゃあ一緒に行こっか!

初兎

あっ……

初兎

いむくっ、、

-hotoke-

ハッ、、

-hotoke-

ごめん初兎さん…
また今度でいい?

小学校の頃は俺がいないと 泣いてばかりで何もできなかった癖に

初兎

、、、うん。いいよ。

中学、高校と進むにつれて 君は何でも出来るみんなの人気者に なっていった

-hotoke-

ありがとうっ!

-hotoke-

じゃあまた明日ね!

それでも、やっぱり1番は俺だった

1番仲良くて、1番の親友は俺だ

そう 思っていたのに

高校1年生 6月 そろそろ学校生活にも慣れてきて 交友の幅も広がる時期

周りがいくつかのグループに まとまっていく

それは俺たちも例外では無かった

ないこ

ねぇねぇ!
そこの2人!

りうら

えっとほとけ君と…

悠佑

初兎君やんな?

-hotoke-

そうだよ!!
どうしたの?

初兎

、、、あなたたち誰ですか?

if

俺らは隣のクラスの
ないこ、りうら、悠佑、if

ないこ

いつも4人でお弁当食べてるんだけど、2人も一緒にどうかなって

どんなにいむくんが人気者になっても お弁当を一緒に食べるのは 俺だけだった

これは俺の特権だ

誰にも邪魔されたくない

初兎

それはちょっt

-hotoke-

いいよっ!

初兎

っ、、、

-hotoke-

ね!初兎ちゃんっ?

初兎

、、、、。

初兎

うん!もちろんだよ。

ないこ

ほんと?嬉しいな

悠佑

俺らずっと2人と話してみたかったんよ

こうして仲良くなった6人で お弁当の時間以外も 一緒に過ごすようになった

そう 君が悪いんだよ

-hotoke-

それでねっ、

-hotoke-

アニキとりうちゃんが〜〜、

君は俺といる時も彼らの話ばかり

-hotoke-

あと、この前ないちゃんと
いふくんと海行った時〜〜、

初兎

……それ、

初兎

俺聞いてないんだけど、

-hotoke-

え、?

-hotoke-

あっごめんね?
初兎ちゃんも一緒に行きたかった?

初兎

ごめん、そういう訳じゃないんだ

初兎

なんか、
変なこと言っちゃった…
ごめん笑

-hotoke-

??
全然大丈夫だよー!

-hotoke-

僕よくないこと言っちゃったのかと思ってビックリしたよ〜w

こうして俺の知らない君が ドンドンと増えていった

このままではいつか、 俺は特別じゃなくなる

ただの友達の1人になってしまう

初兎

…俺だけが

初兎

いむくんの特別に
なるようにしてやる…

-hotoke-

、?

-hotoke-

初兎ちゃんなんか言った?

初兎

、、ううん!

初兎

何でもないよ、行こ!

僕だけをみててよ

ゴミ箱に捨てられた君の上履き

休み時間毎にトイレに呼び出され びしょ濡れになって帰ってくる君

何処かへ消えていった君の筆箱は 今月で何個目だったのだろうか

机いっぱいの荒っぽい罵りは 消しても消しても次の日には元通り

そんな汚らしい机の上に 毎朝花瓶を添えるのが俺の仕事だ

-hotoke-

、、、、。

元気いっぱいだった君の笑顔は 日に日にやつれていった

そう 君の苦しみ

このいじめの噂は 隣のクラスの4人にも伝わっている

初兎

最初は

初兎

「助けてあげなきゃ!」

初兎

なんて
馬鹿げたこと言ってたから

初兎

試しにないくんの机の上に花瓶を置いたらすっかり怖気付いたみたい

初兎

ふっw、アホらし〜

4人は君を無視するようになって

この学校で君に今まで通り 接しているのは

初兎

俺だけ。

助けが欲しいだろ?

-hotoke-

ガハッ、、アッ

-hotoke-

ングッ…プハッ、、

-hotoke-

だれ、かっ、、

最近いつにも増して 過激なイジメをし始めた奴らに 君がプールに呼び出されていたから

念の為こっそり覗いていたら この有様だ

初兎

本当に良かったよ、

初兎

念の為見に来てて。

 ここで君を助ければ

俺は君の特別な人だ

溺れてく其の手に

そっと口吻(kiss)をしたー

-hotoke-

もうっ、、やめてよっ…

クラスメイト

は?
止めるわけねーじゃ〜んw

クラスメイト

まだわかってないみたいだし
もう一発殴っとこうぜw

薄笑いの獣たち その心晴れるまで

クラスメイト

ほとけくんかわいそーw

クラスメイト

ほんとサイテーwww

爪を突き立てる 不揃いのスカート

クラスメイト

オラッ、早く死ねよっw

-hotoke-

グッ、、ガハッ…

-hotoke-

ごめんなさいっ、、いたい、

-hotoke-

もうヤダよぉっ、、!!

夏の静寂を切り裂くような悲鳴が

木霊する教室の窓には青空

初兎

……そろそろ僕に

初兎

助けを求めればいいのに、。

君はまだ 一度も 「助けて」と言わない

第2章はここまでです!

いいねやコメントをくださる皆さん 本当にありがとうございます!

これからも頑張りますので、 是非フォローして下さると 嬉しいです✨

次が最終章になると思います。 次回も楽しみにしていてください!

ここまで読んで頂き ありがとうございました!

この作品はいかがでしたか?

1,112

コメント

4

ユーザー

初コメ失礼します リクエストなのですが 比べられっ子でピヨニキが双子でアニキが兄でりうらが弟でりうらは何でもできるのにアニキは運動神経だけがいい感じでお願いできますか?

ユーザー

コメントありがとうございます! 本家様の少し狂気じみているのに爽やかな雰囲気に寄せられるように書いたのでそう言って頂けて嬉しいです!

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