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余命半年の君に一生分の幸せを

第7話 - Lastepisode　さいかい

142

2023年04月28日

#混血のカレコレ

#余命宣告

#恋愛

#カゲヒサ

🤍🏹 ̖́-

次の日　、　花火　＿

カゲチヨ

…この花火を、見る予定だったんだよな

カゲチヨ

…　、　綺麗だな

カゲチヨ

なんで俺は、一人で、ヒサもいないのに、

また、俺は泣きそうだった

そのとき、ふと机を見ると、

ヒサの日記が置かれていた

カゲチヨ

あ、日記見てほしいって言われてたのに、

カゲチヨ

…、みるか、

すぐには怖くて見れなかった日記、

今だからこそ、見れると思って、

花火を背景に、見ることにした

○月○日日記をお母さんに買ってもらった！！どうせなら、これから毎日書こうと思ってる！ …、やっぱ、かげのこと思い出しちゃうな、病気のこと、ほんとに言ってよかったのかな、迷惑じゃなかったかな？それでもいつも来てくれるなら、いっか！

○月○日カゲと花火を見る約束をしたけど、その日は私が半年の日だどうかな、生きれるかな？絶対生きて、カゲに絶対伝えたいな「　あの時私と話してくれてありがとう、大好きだよ　」って　！！

○月○日 (　ﾀﾋぬ1日前　) お医者さんから言われた私はもう死ぬらしい今日を乗り越えるだけで奇跡だって、だから最後にここに思いを残してから、逝きたいなってこの日記、お母さんカゲに見してくれるかな？カゲが見てると信じて書くねあの時、私と友達になってくれて有難うひとりぼっちはもう嫌だったの最初はただ話し相手が欲しかっただけなのに、たくさん仲良くなってくれてたくさん話してくれて、私はそれだけで十分幸せでしたもし、健康な女の子に生まれ変われたら絶対カゲに会いに行って、側にいたいなって思いますカゲがどう思ってるかは分からなかったけど私はカゲを心の底から愛していましただから、私を忘れないでくれると嬉しいな最後に、たくさん私に幸せをくれてありがとう人生で初めて貴方に恋をしました楽しかったなぁ、ずっと大好きだよ！

カゲチヨ

っ、、

全て読んだ

ヒサは、ずっと俺のことを思ってくれていた

嬉しくて、でも

カゲチヨ

両思いだったら、早く告白してればよかったなぁ、

それだけが俺の後悔だ

悲しみに暮れた俺をおいて

花火は終わる

明日が来て、また同じ日々が続く

ヒサがいない、日々が始まる＿