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ソラ
ソラ。
この名前は誰かに貰った名前ではない
適当に自分で名付けて、 元々の名前を忘れて
生きる理由も見失った
袖が足りない古い紫色の服を着て 小さなポケットに必要最低限の物を詰め込んで あてもなくただ歩いていく
ソラ
ソラ
目標とは何か、
『生きる』 をやめること
理由は単純、 生きるのに必要なことをするのが 面倒くさくなったから。 天界の方が楽そうだったから。
たったそれだけのこと
月光の降り注ぐ丘の上
誰かがソラに話しかけた
???
ソラ
近くの木の上に誰か居たらしい
赤色の瞳に 白のワンピースに黒い上着 長い黒髪
真っ白な綺麗な羽と 黒が付いた光りそうな黄色の輪っか
その人は木からトンと降りて言った
???
ソラ
???
???
???
ソラ
???
「天界に行くの楽だと思う?」
ソラ
???
???
???
???
ソラ
???
ソラ
???
???
「ついておいで!」
ソラ
ソラ
???
???はスタッと地に足をつけ、
前に手を出した
ソラ
聞こうと思ったその時
辺りが一瞬白い光に包まれた
ソラ
ソラ
ソラ
ソラ
ソラ
気がついたら 目の前に───
ソラ
???
ソラ
ソラ
???
???
入口付近へ行き、 くるっとこちらを向き
???
???
日闇
日闇
日闇
ラルア
ラルア
ラルア