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主
主
主
主
主
本田菊
菊はそんな事を言いながら縁側で座り込みまったりしていた。 『ポチくん』と言うのは菊の飼っている犬である。
本田菊
ポチ
本田菊
菊がポチくんの頭を優しく撫でると、ポチくんは嬉しそうな顔をした。 それに割り込むように電話の音がなる。
本田菊
菊は座っていた体を起こし、電話へ向かった。
本田菊
女性
本田菊
女性
時刻は3時26分。 菊は今、隣町のある大きな家の門の前にいる。 そこは医療機器で成功した名高いカークランド家の家である。 門の隙間から、庭に美しく咲いているバラの花が見える。 小さいが薔薇庭園のようだ。
本田菊
本田菊
菊は再度、探すが見当たらない。
本田菊
菊が門の前でアワアワしていると家の2階の窓に女性がいるのを見つける。 女性もこちらに気づいたのか、急いで窓を離れ、階段を降り、 玄関の扉を開け、順々にこちらに向かってきた。
女性
本田菊
女性
女性は門を開け、菊を家の中に招待する。
本田菊
菊が家の中に入ると、正面に、ドンッと階段があった。 西洋のお屋敷でよく見るあの正面にある階段である。
本田菊
女性
菊は女性が手招く方に向かう。そこは1階にある客室だった。 いかにも高そうな絵や壺、古い時計が飾ってあった。
女性
本田菊
女性
女性はそういうと客室を出ていった。
菊がふと、窓を見ると鋭い目つきで頭だけを出して、 こちらを見る金髪で翠眼の青年が立っていた。 よく見ると、髪はボサボサで癖っ毛のようだ。 後、眉毛が濃い。
本田菊
???
菊は思わず身構える。 それに、霊は気づいたのか、頭を引っ込めてしまった。 菊は窓の側に駆け寄る。 一瞬勝手に開けていいものかと考えたが結局開けることにした。 菊は窓から体を乗り出し、周りを見渡すがどこにも霊の姿が見えない。
本田菊
ガチャ
女性
女性が入ってくる。後ろに男性もいるようだ。
本田菊
本田菊
男性
菊は窓に乗り出していた体を戻し、元いた椅子の近くに戻る。
女性
そう言うと女性はまた、部屋を出ていく。 男性は椅子に腰掛ける。 その動きのあとに菊も椅子に腰掛ける。
男性
本田菊
本田菊
男性
本田菊
男性
本田菊
男性
ガチャ
女性
男性
本田菊
菊の目の前に、紅茶が入ったティーカップが運ばれる。湯気がもくもくと天井に向かって伸びている。
女性
本田菊
本田菊
女性
女性
女性
女性は自分の片方の腕をもう一方の反対の手で掴む。
本田菊
女性
女性の息がどんどん荒くなっていく。
男性
男性は椅子から立ち上がり、女性を優しく両手で包み込む。 女性も抱き返す。
女性
本田菊
本田菊
菊は夫婦の愛しい時間に割いて入る行為は良くないとわかっていても、 しなくてはいけないっ!と心の中で思い、勇気を出して発言する。
本田菊
二人は抱き合うのをやめ、こちらを向いた。
男性
本田菊
菊は女性の寝室に案内してもらい、部屋に入る。
男性
男性はそう言って箱を差し出す。 箱の中身を開けると、そこにはいろいろな写真があった。 一番上にある写真に目をやる。
本田菊
そこには、さっき窓から覗き込んでいた青年の幼少の頃の姿が写っている写真があった。
その写真の両端はハサミか何かで歪に切り刻まれている。 恐らく、両端には両親がいたのだろう。 菊は他の写真も見る。青年の幼いときの写真がある。 くまのぬいぐるみを抱いてる。 もう一方では、トロフィーを持っている。 が、どこか顔が嬉しそうではない。 幼少期から思春期まで様々な写真があった。 しかし、切られていない写真が複数ある。 それらは両親と霊の青年以外との写真である。 髪の毛が茶色であったり、赤毛であったり、目がたれていたり…
本田菊
切られている写真の方をよく見ると 全て青年と両親との写真だけが切られていた。 それらの写真はどれも切られていなかった。
本田菊
本田菊
男性
本田菊
菊はそう言うと、客室の窓で見かけた霊の青年を指でさす。 男性は少し嫌そうな顔をしたあと、言った。
男性
本田菊
本田菊
男性
本田菊
???
本田菊
???
本田菊
???
本田菊
本田菊
本田菊
男性
本田菊
男性
本田菊
男性
男性
本田菊
男性
本田菊
菊は男性にあることを聞いた。 それを聞いた男性はたま嫌そうな顔をして、他人のように答えた。
本田菊
菊は客室にある時計を見つめている。 短針は1時のところを、長針は12時のところに向かい、走っている。
本田菊
菊は客室を出て、ある部屋に向かい、足を運ぶ。 菊が階段を上がり廊下を歩き、たどり着いた場所。
そこは…
本田菊
扉を開けると、以前まで人が生活していたとわかる名残があった。 様々な賞状やトロフィーが飾ってある棚などがあった。
本田菊
その中でも菊の目についたのは可愛いくまのぬいぐるみであった。トロフィーの後ろに隠れるように置かれていた。
本田菊
そのぬいぐるみに手を伸ばす。
お前、誰だ?
背後からの声だった。 菊は咄嗟に後ろを振り返るが誰もいない。 キィィ...と嫌な音をたてて、窓が開く。 風なんて吹いていない。
本田菊
ここ俺の部屋だぞ、そりゃそうだろ
菊の左側から声がする。菊は左の方を向き、言う。
本田菊
で、質問に答えろよ。お前誰だよ?
次は右側から。
本田菊
菊が自分の名を名乗ると、目の前に翠眼で金髪で癖っ毛の青年が現れる。 距離が近い。
???
本田菊
アーサー
本田菊
アーサー
アーサー
本田菊
お話をしに来たのです
主
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主
主
主
主
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