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窓の外から聞こえる 、雀の 鳴き声で 目を覚ました 。
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昨日 、夜遅くまで しゅうと と ゲームを していたせいだろうか 。
いつも通りの すっきりした 朝ではなかった 。
二度寝してしまいそうになる所を なんとか 抑え 、俺は部屋を抜け出した 。
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降りて初めて 時刻を確認 したが 、まだ 5時だった 。
誰も居ないのは 当たり前で 、リビングは 静まり返っている 。
ソファに 座ろうとした所 、そこには何故か ふうはやの 人形が あった 。
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警戒もせず 隣に 座ってしまったが 、動く気配は ない様で 安心した 。
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俺は ふうはやの 人形を 両手で持ち 、自身の 胸に 抱き寄せた 。
それが 心地良くて 、思わず 人形に顔を 埋めた 。
暫くは 離したくない 。
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ダイニングテーブル を見ると 、案の定 紙が1枚 置かれていた 。
もう3日目 だと言うのに 、まだ 'これ'の 存在に慣れてない 自分は 可笑しいのだろうか 。
知っておいて損は無いか 、そう思い 立ち上がって 、紙へと 手を伸ばす 。
rm
これは 皆の反応が 楽しみだ 。
妙に 五月蝿くて 明るくて 、思わず 目を開けてしまった 。
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shu
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なら 寝れば 良いのに 、そう思ったが 口にはしなかった 。
言ったところで 恐らく 耳には届かない 。
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りもこん から 紙を受け取り 、文字に 目を通す 。
𝔻𝕖𝕪 𝟛 お題:膝枕 対象:しゅうと ,りもこん 条件:膝枕を する ▷ しゅうと
shu
いつかは来るかもしれない と身構えては 居たが 、まさか こんなに早い とは 。
shu
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りもこんから振られる話題 を良いように 受け流し 、俺は 部屋を出た 。
その拍子に りもこんも 着いてきた 。
リビングに来ると 、しゅうとが 少し 表情を変えて 言った 。
shu
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shu
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人形はソファに ちょこん と 座らせているが 、本当に動かない 。
一瞬は ふうはや なのかと 疑ったが 、果たして どうなのだろうか 。
そうで無いとしたら 、ふうはや は 未だ 部屋にいるのだろう 。
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shu
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何でそんな事を 言ったのか 、意図は分からないが断る必要もないので その通りにした 。
すると 、りもこんが 近づいて来て こう言った 。
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shu
言葉の意味を理解するより先に 、りもこんは ソファに 寝転がった 。
そして 、俺の膝に 頭を乗せた 。
shu
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shu
困惑はしたものの 、眠そうな 表情の りもこん を見て 、注意 する気には なれなかった 。
それに 、確かに 時間は書かれてない為 、長く居て置いて 損は無いだろう 。
断る理由も 特に無いので 、好きにさせてみようと 思う 。
リビングも 玄関も 、見慣れた 日常的な 景色だが 、なんだか 新鮮に思えた 。
しゅうと と りもこん のレアな 風景 を見れたのに 、写真に収められないのが もどかしい 。
大前提 、この姿 では 動けないし 、声を発しても 気付いて貰えないのだが 。
早く 戻りたいと 願ったりするが 、暫くは 難しそうだ 。
あれから 1時間ほど 経っただろうか 。
りもこんが 眠ってから 結構経つが 、起きる気配はない 。
俺は 携帯を いじってる だけだし 不便は 無いが 、これじゃ 何かと落ち着かない 。
shu
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kz
突然 、背後から かざね が現れた 。
shu
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眠っている りもこんを 指して 、かざねは不思議そうに 尋ねて来た 。
shu
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shu
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ここ最近 、ふうはやの 負担が 大きかった為 誰も 起こしには行ってない 。
リビングに来ない 、なんて事はザラにあり 、特別 違和感を 抱いた事もないのだ 。
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shu
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…… え ?
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shu
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もう少し 居たかったが 、その事は 黙っておこう 。
今は それより 気になる事がある 。
それに 、… ある程度 検討も付いている 。
俺は 恐る恐る 、聞いてみる事にした 。
… 外れて欲しいけどね ?
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少しの間 、沈黙が 流れた 。
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fu
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言われるより 先に 、羞恥心 を覚えた 。
すぐ逃げ出したかったけど 、どうやら 恥ずかしいのは 此方だけでは ないようで 。
shu
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いっそ 開き直ってしまえ 、そう思い 溜息をついた 。
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「「 ッ はぁ !? 」」
かざねさん は 揶揄い上手 。
今日も 、3人で 騒いだ模様 。
そんな光景を 、しゅうと は 苦笑いしながら 見ていた 。
閲覧 ありがとう御座います 。
無理矢理 一話に まとめてます 。
タップ数が 多いですが ご理解下さい 。
次回更新予定 ▷ 8月28日 5:30