桃side
カチ…カチ…
時計の針が一つ一つ刻むように回っていく
静かな部屋ではそれがやけに大きく聞こえた
そんな部屋に新たな音が響く
ドアの向こうからノック音とあの人の声
ベッドから立ち上がりドアを開けるとそこには予想いていた人
紫
桃
右手で頭をかく
紫
紫
ノソノソと部屋のカードキーを手に持ち部屋を出る
すると丁度昼ごはんの合図の放送が流れた
食堂に行くと何個ものロングテーブルが並んでいてもう全員分の昼食が置かれていた
まだ来ていない人もちらほらいて空いてる席がある
紫
橙
なーくんと一緒に何処にするか選んでいると角の席に座っていたジェルが手を振った
ジェルの隣には丁度俺ら2人が座れるスペースが作られていた
近づいて行くにつれて徐々に背筋が凍っていく
紫
ジェルの向かい側に座っている人物
紫
コメント
9件
続きありがとうございます!
ヤバッ、めっちゃ続きが気になる…ぶくしつです✨
初めて見たんですけど素敵過ぎました(><)*。続き待ってます