” 少し考えれば, わかりそうなことじゃない… ”
プシューーバタンッ
龍樹が乗った電車の ドアが閉まった.
ガタンッゴトンッガタンッ
私は乗らなかった. 乗りたくなかった.
” ___私は「年上」 。 これが現実.
” もう会う理由もない. また いつもの「日常」に 戻るだけの話.”
___そう
” うたた寝をして, キミとの夢を見てたんだ.”
すみれの涙が溢れ出す.
” 頭ではそゆコト, アリと思ってる くせに……馬鹿だ.
駅員
パァン
” もう少しだけ, 夢を見てたかったなんて__”
__朝__駅のホーム__
駅員
すみれはいつも通り電車に向かう.
駅の女子
駅の女子
すみれ
女子達が話している目線の先には_
駅の女子
そこには…雨も降ってない、 暑い太陽の眼差しの中で, 一人、傘を差している ”龍樹 ”がいた.
すみれ
龍樹
龍樹
龍樹はこっちを見る.
龍樹
龍樹
龍樹
顔を赤くして,真剣な顔で すみれを見る.
龍樹
傘をすみれに寄せて, 相合傘みたいにする.
すみれ
”____なんだ
すみれ
龍樹
龍樹
顔を赤くして焦っている.
すみれ
龍樹
龍樹
すみれ
” なぁんだ
ぐいっ
すみれは傘を引っ張る.
龍樹
チュッ.
駅員
甘いキスをした.
駅員
すみれ
” あたしたち 、
おんなじ夢を見てたんだね ”
龍樹
すみれ
パァン
____変わらない いつもの風景.
駅員
いつもの電車 .”
隣にはキミ ”
駅員
わたしの 日常 はここにある.
龍樹
すみれ
キミとの物語が スタートしました.
読んでくれて ありがとうございました!!. この作品はこれで完結です!!. 💜宜しくお願いします” これからも違うストーリーも 色々作っていくので! 他の作品も是非見ていってください゛