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テラーノベル(Teller Novel)

作者

テラーリレーによって作った新連載です

作者

今回はミブリムの過去についてです

作者

うちのミブリムはなぜか一般的なミブリムらしい特徴は持っていません

作者

その理由も今回明かされます

作者

あと途中暴力表現があるので注意!

作者

これは僕とミブリムが出会う前、出会ったばかりの頃のお話…

ミブリム

うーん!今日もいい天気!

ミブリム

今日は街のほうに行きたいなー!

ミブリム

今日はサーカスが近くに来るから見に行きたい!

ミブリムA

やめておこうよ…

ミブリムB

下手にお家から離れたら危ないよ…

ミブリム

みんな何が怖いのー?

ミブリム

凶暴なポケモンとか?

ミブリムC

下に行くと色んな人間の声がするから怖いよ…

ミブリム

ミブそんなの全然気にならないのにー!

ミブは生まれつき人の感情なんか気にならなかった

そのせいで一緒に暮らしてた仲間達からも変わり者って扱いをされていた

ブリムオン

ごめんなさいね 他の子達を置いてあなただけ連れて行くのは無理だからね

ミブリム

はーい…

夜空を見ながら呟く

ミブリム

あーあ、最近つまんないなー

ミブリム

何か楽しいことないかなー

ブリムオン

ずっと外にいたら危ないわよー!

ミブリム

今戻るー

ミブリム

(明日に期待するのも飽きちゃったな)

それから何日か過ぎた時…

ブリムオン

じゃあ食べ物取りに行ってくるからね〜

ミブリム

いってらっしゃい!

 

ミブリム

みんな何して遊ぶー?

ミブリムA

今は外に出たくないな

ミブリムB

なんか強い気持ちを感じるの…

ミブリムC

もしかしたら私達を捕まえに来たのかも!?

ミブリムA

やだーーー!

ミブリムB

助けてーーー!

ミブリム

みんなそんなに怖がらなくて大丈夫だよ!

ミブリムA

でも誰も戦い方も逃げ方もわかんないよ!

ミブリムC

どうしよう…

サーカス団員1

なんか芸やるのにいいポケモンいないかなー

サーカス団員2

ミブリムとかラルトスとかがいいんじゃないか? ちょうどこの辺たくさんいるし

サーカス団員1

ん?待て噂をすれば

サーカス団員2

お!ミブリムいっぱいいるじゃん!

ミブリムA

ねえ!誰かこっち来たよ!?

ミブリムB

あわわわわわわ…

ミブリム

3つ数えたらみんなで別々に走り出そう!

ミブリム

3、2、1…!

サーカス団員1

待て!せっかくのチャンスなのに逃げられる!

サーカス団員2

こうなったらこれだ!

そう言って捕獲用の網をショットガンから打ち出した

ミブリム

あっ!

ミブリムB

あの子捕まっちゃったよ!?

ミブリムA

怖いよ…助けてーーー!!!

ミブリムC

ひゃああああああああ!!!!

サーカス団員1

まあ1体で十分だし帰るか

サーカス団員2

そうだな

ミブリム

助けてーーー!誰かーー!!!

ミブリム

(今日ぐらいおとなしくしておけばよかった…)

サーカスの練習小屋

サーカス団員1

新しい団員連れてきましたよ〜!

サーカス団長

おお!ミブリムか!

ミブリム

ここってサーカス…?

サーカス団長

その通りだ

サーカス団長

お前はこれから一緒にサーカスをやろう
一緒に色んな人を楽しませよう

ミブリム

(え…?サーカス?)

ミブリム

やったーーー!!!!

サーカス団員1

このミブリムもしかして人の感情とか感じない?

サーカス団員2

突然変異個体とか?

ミブリム

(居場所ができた!)

ミブリム

(新しい楽しいことが始まる!)

それからはしばらくサーカスをやるための練習が続いた

毎日毎日練習をして、やったことないこともいっぱいやった

…毎日やりすぎた

来る日も来る日も練習ばっかりで疲れた

それに少しでも失敗すると…

サーカス団員1

お前もっと頑張れるだろ!?もっとしっかりやれ!

ミブリム

はい…ごめんなさい…

団長は優しかったけれどそれ以外の人はいつも厳しい

それでも頑張れば自分の力でいいことができる、他の人を楽しませれる…そう信じて頑張った

そして本番の日…

サーカス団員2

さて、続いてはポケモン達による10連火の輪くぐりです!

ミブリム

(よし…頑張るぞー!)

ミブリム

(まずは円状に10個火の輪を作って)

ミブリム

1、2、3、4、5、6、7、8、9

ミブリム

10ってわあっ!

転びそうになり客席のほうに飛ばしてしまった

ひゃあああああ!

おい!火が飛んできたぞ!

ミブリム

あわわわわ…

そのまま緊急で中断した

サーカス団員1

ほんとにどうしてくれるんだ!

サーカス団員1

お前のミスのせいで…!

サーカス団員2

今日はお前の分のメシはなしだ!

サーカス団員2

反省してろ!

ミブリム

いたっ!

ミブリムは蹴り飛ばされ、暗い部屋に閉じ込められた

次の日の朝

サーカス団員1

ミブリムーいるかー?

ミブリム

ん…?

サーカス団員2

ちょった言いたいことがあるからこっち来てほしい

ミブリム

(また怒られるのかな…)

サーカス団員1

昨日は申し訳なかった

ミブリム

え?

サーカス団員2

ゆっくり話がしたい だから来てくれ

ミブリム

(なんでこんな遠くまで来たんだろ)

サーカス団員1

ミブリム、俺達がむしゃくしゃしてる間にすごい傷つけて悪かったな

サーカス団員2

何かお詫びをしてやりたい

サーカス団員2

いつも頑張ってくれているはずなのにな

ミブリム

ううん、ミブこそごめんなさい

サーカス団員1

ああ…

サーカス団員1

なんてな

サーカス団員2

お前が悪いに決まってるだろう!?

ミブリム

えっ!?

また蹴り飛ばされた 昨日よりも力強く

サーカス団員1

お前なんかを連れてきた俺達がバカだったよ!

サーカス団員1

だがあんな過ちをしたお前はもっとバカだ!

サーカス団員2

覚悟しとけよ…お前がどんだけ悪いことしたかわかってるのか!?

ミブリム

あっ!あっ!痛いよ!やめて!

攻撃される内にフラフラしてきた

もう…ここで終わりなのかな…

ミブリム

(なんにも…楽しくなかったな)

???

あなた達何してるんですか?

サーカス団員1

え?

???

すごく傷ついているミブリムがいるけどどうしました?

サーカス団員2

いや…これはケガがひどかったところを助けてあげようとしてて…

???

嘘をつくな!

作者

その逆だろ!

ミブリム

(誰この人…?)

サーカス団員1

おい証拠でもあるのか!?

作者

実は隠れてずっと録画していた!

サーカス団員2

録画してたなら本当だって認めるさ

サーカス団員2

だが事情も知らないお前が口出すな!こいつが悪いんだぞ!

作者

これを出して警察行きか、そのミブリムを僕に渡すか選べ!

サーカス団員1

ならお前も…!

作者

や…やばっ!

作者

行け!セグレイブ!エルフーン!

セグレイブ

はっはっはー!俺様に任せろー!!

エルフーン

やっほほーい!

作者

エルフーンはミブリムを連れて1番近いポケモンセンターへ連れてってくれ!

エルフーン

あいあいさー!

サーカス団員1

なら俺達も手加減なしさ!

サーカス団員2

悪い俺ポケモン連れてきてないんだ

サーカス団員1

あー…俺がなんとかする いけジュペッタ!

ジュペッタ

ケケケケケ!やってやるぞー!

サーカス団員1

エルフーンに向かってシャドーボールだ!

ジュペッタ

うりゃぁ!

作者

セグレイブ受け止めろ!

セグレイブ

わははははは!俺様にとってはこんな攻撃痛くも痒くもないぞ!

作者

きょけんとつげき!

セグレイブ

おららららら!

ジュペッタ

ちょっ強ッ!

エルフーン

この辺にあったはず…!

ミブリム

(さっきの人、すっごくかっこよかったな…)

ミブリム

(しかもこんな自分を助けてくれるなんて)

エルフーン

もう大丈夫だからね!

ミブリム

(よし…!)

ポケモンセンター(それらしい背景なかったのでこれにしました)

作者

あーよかった!

作者

それでミブリムは無事ですか?

ジョーイさん

はい、ミブリムのケガは治ったし元気になりましたよ!

作者

ふう、もう大丈夫だぞ これからは野生で頑張ってね!

作者

じゃ、帰るか

ミブリム

あ…

エルフーン

待って!何か言いたいっぽいけど

作者

え?

ミブリム

その…ついてってもいいですか?

作者

ん?

ミブリム

ミブはあの人達とサーカスやってたんだけど行き場なくしちゃって…

ミブリム

でも野生だと生きられるか心配なの…

作者

なんで?

ミブリム

他のミブリムと違って生まれつき人の気持ちとか感じないから野生の仲間達と過ごしにくくて…

ミブリム

それに…あなたの近くにいれたら毎日楽しく過ごせると思ったし…

ミブリム

どうか!連れてってください!

作者

ダメって言う理由もないし…もちろんいいぞ!

エルフーン

この人言動が変で隠キャで頭おかしい部分あるけど優しくしてくれるからね!

作者

おい!ボロクソ言い過ぎだろ!

エルフーン

あはははははは!!!

ミブリム

(この人といたら毎日楽しく、幸せに生きられそう)

ミブリム

(自分の居場所は野生の仲間達でもサーカスでもなかった)

この人だったんだ

作者

そしてその後ミブからの要望でゲットはしなかったものの、ワイのお気に入りポケモン達のいるシェアハウスに入れることにしました

作者

これでミブリムの過去についての話は終わりです

作者

次回は志歩ちゃんとあの子が出会う前の物語…

主の呟きとコラ画とレギュラーの日々番外編 2人の過去

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