この作品はいかがでしたか?
822
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青
青
青
無事学校から先生に送って貰って 帰ってきた僕は
自分の部屋のベットにダイブする
そして車の中の出来事を思い出して 勝手に照れる
青
このままだと僕が先生のこと 好きみたいじゃん
そんなこと、絶ッ対ありえないから!
青
明日から、先生似合うのにこんなに どきどきしてたらどーしよ…
そんなことを考えながら、 疲れ果てた僕は
静かに呼吸をしながら 寝てしまった
桃
桃
青を送り届けた俺は、 自分の家のリビングで勝手に照れる
桃
桃
桃
桃
ペラペラ出てくる青の可愛さ
俺の心拍数が、心做しか上がっている
桃
桃
恋愛経験はたしかに豊富だ
でも、俺は知らない
男同士の"恋愛"というものを
翌日の朝
先生と会うのが少し気まづく感じて いつもより登校時間を遅くした
以外にも先生は僕に近づかなかった
いや、僕が避けていたのかもしれない
橙
橙
橙
青
橙
昼休み、ぼーっとしていた僕に
橙くんが近づいてきたいた
青
橙
橙
橙くんは少しだけ黒目を左に寄せる
目線の先にはもちろん桃先生
案の定視線に気付かぬ先生は黙々と 仕事をしていた
青
無理やりお腹の奥底から 引きづり出したこの言葉
少し苦しくなる
青
作り笑顔は嫌いだ
橙
誰かに心配かけて
誰かに嘘ついて
誰かを悲しませて
そんな能力のある作り笑い
自分をどうしても守りたい時だけに…
…自己中だな
橙
青
桃
ひと通り昼休みに仕事を終わらせた
次の授業は…学活か
そんなことを呑気に 考えながら歩いていると
前から来る橙と青に偶然出くわした
桃
青
橙
桃
無言で、しかも無表情で 彼らとすれ違うのは至難の業だ
青
少しながらも笑ってくれた
橙
桃
桃
橙
桃
廊下に響く笑い声
俺はやはり、こんなことが出来る 生徒がいることに
感謝しかない
桃
青
橙
けれども青の目には、 俺の姿など1ミリも映っていなかった
昼休み終了まであと5分
…いける!
俺は足早に下駄箱へ向かった
さよーなら!
桃
放課後
橙
俺は青に話しかけると、 青は元気に答えてくれた
青
橙
急いでカバンからノートを出す
橙
青
青
橙
青が教室から出ていくのを 見守った俺は
急いで書き写す
桃
すると、 不意に先生から声をかけられた
橙
桃
少しいたずらな笑みを浮かべた桃先生
俺はいつの間にか縦に頷いていた
桃
先生は俺の耳元で コソコソ話をすると
「頼んだ!」
そういうように手を振ってきた
橙
青
やっぱり
青の様子が少し変だ
橙
笑わないように… ポーカーフェイス!!
青
青がそう言って ポケットから取り出したのは
橙
俺は自然な演技でそうつぶやく
青
橙
俺は知っている、全てを
さっき先生に言われたのは
桃
橙
という感じだ
橙
俺はそう聞くと、 青が戸惑いながらも紙を渡してきた
俺の事、避けてるよね 昨日少し変なこと言ってごめん 話すのはまだ難しいかもしれないから毎日下駄箱に、このメモ用紙を入れることにします。 俺は水色、お前が入れる時は桃色。 よろしく
橙
青
青
橙
俺は率直な疑問を投げると、 青は照れくさそうに小声で言った
青
橙
青の思いもよらぬ心境に、 少し驚いてしまった
青
このままだと青がパンクする…
橙
そう言って青の腕を掴む
青
勢いよく昇降口を出た
快晴───俺らを照らす太陽が
青の髪の毛をさらに輝かせていた
NEXT ♡600⤴︎
コメント
1件
どもども主です あのですね、このストーリー1話が長めなので、♡の数も多めにしてます。 ♡の数に行っていても、投稿できなかったらごめんなさい💦