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LIAR’s LOVE/嘘つきの愛

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LIAR’s LOVE/嘘つきの愛

第10話 - 第14話〜第15話

39

2025年01月16日

#第5人格

#第5夢小説

#サスペンス

#2人の主人公

月美なら

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翌日

ツキミナラ

よ〜しっ！今日は大学ね〜！

ルカ

そうだねえっ！久しぶりだよ！

ツキカココロ

まるで1年ぶりみたいな感覚だね！笑

ウィラ

本当それ！まーじ疲れたから！

少女

あっ、そうだった！イタカくん､確か先生に呼ばれてたから一緒に行こ！

イタカ

面倒くさいから行かなくてもいい？

少女とイタカが(強制で)先生の所へ向かう。

ツキミナラ

あの二人大丈夫かな？もうそろ授業始まるけど

ツキカココロ

でも大学ってパソコンでいじいじする授業もあるから多分ほとんど関係ないんじゃないかな…

ツキミナラ

あぁ！そっか〜！じゃあサボっても良いんだ！

ウィラ

うわそうじゃない！！ねえ心！一緒にサボりましょ！

ツキカココロ

ご、ごめん…でも私はサボりたくないかな…

ウィラ

えぇ？

ルカ

良いじゃないか！私とサボるかい？

ウィラ

なんであんたと！？

ツキミナラ

まぁ私も一応授業には出るよ！心と色々話したいしさ！

ウィラ

ま〜ったく､､じゃあルカ、早く行きましょ

ルカ

はいはい笑

ウィラ

どこでサボる？

ルカ

ん〜そうだねぇ、適当に屋上とかはどうだい？

ウィラ

それあり！屋上に行き………

ウィラ

……は？

ルカ

ん？どうしたんだい？

ウィラ

ど、どういうことよ…。

ルカ

なになに？どうかしたのかい？

ウィラ

ま、窓、窓見てよ、ルカ

ルカ

窓？

ルカ

…!!!!

心

もっと泣いてみればぁ？笑

なら

どしたどしたぁ？こんな蹴りだけで息切れてんの？

女子高生

ｹﾞﾎｯ!!もうやめてくださｹﾞﾎｯ…い…

心

ならもっとやっちゃっていいよ？私動画撮っとくから笑笑

なら

あぁよろ〜笑

ﾎﾞｺｼｯ!!

女子高生

ｹﾞﾎｯ!!!!

なら

ねえ？この動画あんたの高校に流されたくなかったら私達に服従してくれる？

女子高生

あなた達が自分達で証拠を撮ってるんじゃないですか…ｯ、

女子高生

あなた達が暴力をしている所をただ映しているだけですよ…ｯ

心

何言ってるの？お前しか撮してないんだけど笑笑

女子高生

そんｯ…なっ、

ルカ

どうしてここになら先輩が、、、？

ウィラ

どうしてここに心が、それにどうして、

「いじめてるの？」

ルカ

声……かけたいけれど……一体どうしたら、

ウィラ

私も分からない、こんな所であえたのは奇跡…でも…

ウィラ

ルカ､私達はあの時考えたじゃない…？

ルカ

………あぁ…。その通り、だよ

テロが起きてからの翌日の事。

ウィラ

ねえルカ､あのココロは、ナラは、

ウィラ

きっと心とならなのよね…？

ルカ

そう、そうだよ

ルカ

この世にVRで操作しているプレイヤーは私達とならと心のみ

ルカ

カタカナだしアバターも全く違うから最初はスルーしたけれど

ルカ

性格があまりにも似すぎている

ルカ

きっとゲームマスターに何か言われたのだろう

ウィラ

ならと心は何かルールを決められたのね、

ウィラ

じゃあ私達が手を貸してあげなきゃ！今すぐ気が付いてるってことを報告しに行かないと！

ルカ

それはダメだ。

ルカ

私たちも私達でいわれただろう？

ルカ

残酷的なルールを

ウィラ

あぁ、あの「ウィラとルカは恋愛を成功させないでパートナーの恋愛を裏から手伝え」ってやつ？

ウィラ

（ていうか…私とルカも言われててならと心も言われてるなら少女とイタカも何か言われたのかしら…､､）

ウィラ

あれって本当に守らなきゃ行けないの？

ルカ

この世ではゲームマスターが全てだろう？

ルカ

それに私達が先に気がついたと知るとどうしても好意はこっちの方によってくるに決まっているだろう

ルカ

だからイタカ達が自分たちで気づけるように手伝わなきゃならないんだよ

ウィラ

嫌よ……なにそれ……

ウィラ

もう恋愛は終了ってことなの､､?

ルカ

………そうさ。

ウィラ

やっと、、心に出会えたのに、そんなの辛すぎるわ。

ルカ

私も､私もだよ｡けどどうしたって私達は

「負け役だ。」

ルカ

あの時…そう決めたはずじゃないか、

ウィラ

決めたっていうか、考えついたっていうか、

ウィラ

じゃあ、ココロ達は心達じゃなくて、今目の前にいるのが心達ってこと？

ルカ

悪いけど文字じゃないきゃ伝わらない説明するのやめてくれないかい？

ルカ

そう、けどなら先輩達は人をいじめたりなんかしない…

ウィラ

………どうするであっても、とにかくあの女子高生を助けなきゃ！

ルカ

わっ！ま、待って！

女子高生

もうほんとやめてください………ｹﾞﾎｯ、

心

やめなーい笑

なら

お前が気絶するまでやってやるよ！

ウィラ

もうやめなさい！！

心

えっ、ウィラ先輩…？

ルカ

どうしてその女子高生をいじめるんだい、？

なら

ルカ…！

なら

やっと、やっと見つけた…！

心

ウィラ先輩…!!!ｸﾞｽｯ

なら

ルカ〜！！

ウィラ

待ちなさい、、待ってよ。

ウィラ

あなた達は私の知る……

ルカ

君が言うとややこしいから私が言うよ

ルカ

君達は私の知る､なら先輩と心なのかい？

なら

そ、そうだよ、？

心

もう忘れちゃったの…？

心

けどやっぱみんな探しに来てくれてたんだ!!!良かった…

ウィラ

けどね、あの子達は人をいじめたりなんかしないのよ…？

心

ねえ！しょーちゃんはどこにいる？

ウィラ

は…？

心

早く会いたい！

なら

ルカあんまりリード性ないから今イタカの方が好きなんだよね〜笑

ルカ

何を言っているんだい…？

なら

早くイタカの方へ連れてってよ！

ルカ

君達は…本当に…

なら

本当以外の何も無いってば！

なら

まぁ、実は人をいじめてるんだよね、ほら！もう今はあんな辛い過去持ってないじゃんか？だからほんの気の迷いでさ！

ウィラ

だからって人に辛い過去を押し付けるの？

心

やだな…､これはAIでしょ、？

ウィラ

まぁ…そうかもしれないけど、でも、AIだからっていってなんでもして良い訳じゃないんだと思うわ、

心

ウィラ先輩…､その件は後で謝るから、お願い、今はみんなにあわせて、

なら

ね！ルカも悪かったって〜！

ルカ

(本当に会わせても良いのか……会わせちゃダメなのか、)

ウィラ

(どうしよ、でも確かに心の本当の性格を知らないのは事実……)

ルカ

(どうすれば…!)

ウィラ

(どうしちゃったら良いの…!!)

なら

あっ！

心

そっちから会いに来てくれたの！？

ルカ

えっ、？

ウィラ

はっ、？

少女

心先輩………?

イタカ

なら……？

なら

イタカ〜！！

心

しょーちゃん！！

心とならがそれぞれの想い人に抱きつく

ルカ

どうしてイタカ達もここに…？

ウィラ

ここかなり見晴らし良いから気付いたのよ、きっと

少女

心先輩…!!心先輩!!!ずっと探してたんだよ!!ｸﾞｽｯ、

心

しょーちゃん!!私もずっと探してたよ…!!ｸﾞｽｯ

イタカ

ごめん、ずっと待たせて…

なら

全く！待たせすぎだよ？笑

ウィラ

ちょっと、ルカ、一旦2人になりましょ

ウィラ

私、あれがもし本当のならと心だったら一気に信頼を失われるわ。

ルカ

私も同感だよ。

ルカ

けどじゃあ考えてみて､私達の好きになった人たちはただ過去が変わっただけであんなに変わるのかい？

ウィラ

そう……そうよね…きっとあれは違うのよ。きっと、きっと、

ルカ

そうだね、けどイタカ達はまんまと騙されている。

ルカ

だから作戦を立てよう

もうあまり時間が無いんだ

ツキカココロ

なに………どういうこと………

ツキミナラ

どうして私たちの前のアバターがいるの、？

ツキカココロ

しかもしょーちゃんにもう会ってる、

ツキミナラ

今すぐ向かうよ！

心

ねえしょーちゃん、

心

もう一度ちゃんと告白をしても良い…？

少女

…!!! うん！

イタカ

なら､きっと君は僕を振ると思うけど､ちゃんとした形で告白をしても良いかい？

なら

っふふ！そういうのは不意にやりなさいよね！

心

しょーちゃん、

イタカ

なら。

「ちょっと待てぇぇえー！！！」

ツキミナラ

はぁっ！はぁっ！

ツキカココロ

疲れた…！！！

ツキミナラ

何告白現場に……してんのよ！

なら

え、あ、あなた達誰…？

心

しょーちゃんと知り合い、？

女子高生

人増えすぎて意味わかんない…

ツキミナラ

あのさ…あんた達こそ何？急に出てきて…

ツキカココロ

そ、そうだよ…！

少女

人探しっていう話、この子の事だよ！

イタカ

僕もこの人

少女

だから、やっと見つけたの！！

イタカ

僕の好きな人。だから大丈夫

ツキミナラ

なにも大丈夫はないでしょ！！なにそれ…！

ツキカココロ

私達だって急な展開すぎてもうよくわかんないけど､私達の気持ちも聞いて!!

少女

気持ち…?

ツキカココロ

え、えっと、えっと…

ツキミナラ

人探しに手伝ってやったのに私達の感謝が後回しにされてる事が許せないの！

イタカ

けどすぐに伝えたなきゃいけない事があったから､優先順位を付けただけ

少女

ねえ、どうしたの…？なにがそんなに嫌なの…？

なら

急にすっごい怒ってくるね…知り合い？

ツキミナラ

はぁ？知り合いじゃねーし！もう友達だわ！！

心

ご、ごめんなさい…けど今は大切な時間なので、どこかに行ってもらっても良いですか、？

ツキカココロ

どうしてあなたたちにそんなこと言われなきゃ行けないの…

ツキミナラ

なにこいつ！わがままにも程が＿＿

イタカ

ならに文句？

ツキミナラ

えっ…？

イタカ

さっきから聞いてた感じ､ずっとならに失礼な態度とってるみたいだったから

ツキミナラ

イタカ………？

ツキカココロ

(ならがイタカに圧倒された…!､)しょ、しょーちゃんはわかってくれるよね、？

少女

………ごめん､心先輩を良しとしない人は…私好きじゃないの、。

ツキカココロ

しょーちゃん、どうしてわかってくれないの…!!

なら

イタカありがとうっ！

心

しょーちゃん…本当にありがとう、怖かった…

イタカ

ううん､邪魔してくる方が悪い

少女

心先輩を怖がらせるなんて悪い行為だからね！！

ツキミナラ

ちょっと先に話進めないでよ…

イタカ

助けてもらったばかりなのに悪いけど

イタカ

どこか行っててくれる？二人共

ツキカココロ

少しだけ…！少しだけお話をさせてください…！

少女

イタカくんがさっき言ったように､優先順位を付けただけだから、。

少女

ごめんね！いまだけは関わらないでほしい

ウィラ

ま、単純に説得する。しかないわよね笑

ルカ

あぁそうだね、そうしかないよ笑

ガチャっ

ルカ

誰だい！？

ウィラ

勢いよく開けてなによ！！

ツキカココロ

はぁ………悪夢､?悪夢なの､?

ツキミナラ

最悪……最悪すぎる、

ツキミナラ

何より……イタカと少女の愛がすごいせいで…私たちがやられてる、

ツキカココロ

しょーちゃんにあんなこと言われるなんて、、悲しい、

ツキミナラ

自分達のことを愛してくれてる証拠なんだけど、立場が違うから辛いよね、

ウィラ

あ、あの、私達いるんだけど

ツキカココロ

えっ！！！？

ルカ

これはこれは……困ったねえ。

ツキミナラ

うっそやらかした…!!!!

ツキミナラ

違う違う今のはね!!!

ウィラ

焦る必要、ないわよ。

ウィラ

もう私たち知ってんだからね？

ツキカココロ

えっ、どこからどこまで…？

ウィラ

さぁ、狭い狭い範囲だけどね

ルカ

君達､なら先輩と心、でしょ？

ツキミナラ

えっ…!!

ツキカココロ

気が付いてくれてたの、！？

ウィラ

けどそれを言えずずっと隠してたのはきっとゲームマスターに言われたからなのよね

ツキカココロ

その通りだよ…

ウィラ

実は私達もちょっとゲームマスターから……とにかく、あのならと心は偽物よね

ツキミナラ

そういえばゲームマスターが「最後にはデザートを用意しなきゃ。とっておきなものを用意しておく」って言ってたけど…この事かな

ルカ

じゃあ1番手をこんでいるはずだよ

ツキカココロ

2人はあの私達が偽物だってすぐ気がついたの？

ウィラ

いいえ、最初は戸惑ったわ。

ルカ

けど決定的な証拠となったのは､人をいじめていたこと

ツキミナラ

あ〜！あの倒れてた女子高生…!!

ツキカココロ

しょーちゃんたちは……気付かなかったのに、。

ウィラ

そりゃ無理ないわよ笑だってあの人たち現場見てないんだもの

ウィラ

ただ倒れてる。それだけ。けどならと心に会えたからどうでもよくなっちゃったのよ

ルカ

イタカと少女は決して悪い人じゃないから、見落とさないでね

ツキミナラ

わ、わかった…ありがとう…やけに庇うのね

ルカ

これぐらい普通さ笑

ルカ

さてどうする？どんな風に説得させるかい？

ツキカココロ

私たちから説得したいけど、それはゲームマスターから禁じられてるから無理だね、

ウィラ

じゃあ私達の出番ってこと？

ルカ

ウィラと私でどうにかするしかないね

ツキミナラ

じゃあ…ウィラ達がイタカ達に説得している間私たちはどうすれば？

ウィラ

普通に待っとけば良いじゃない？

ツキカココロ

わ、わかった！

ルカ

早速今日から説得するから待っておいてよ！

イタカ

本当に…ごめん。僕があの時…自分の意識さえ持てれば…

なら

ううん！イタカはなんも悪くないよ!!あの時､全責任をイタカに回しちゃって…ごめんね、

なら

ま〜っ！また会えたし？さっき告白もいただいちゃったしー！

なら

これからはカレカノだね〜！

イタカ

僕で良かったの？

なら

イタカが良かったんだよ！笑

ルカ

イタカ!!!!!

なら

わっ、またこの人……怖いよ〜…

イタカ

なに？ルカ

イタカ

怖いって……ならに何したの

ルカ

い、いや！私は何も……

なら

私暴力振るわれたんだよ……ルカから､会ったら急に殴られて本当怖かった、。

ルカ

違う！！！イタカ！君も到着した時私とウィラがなら先輩たちと話し合ってる現場を見ただろう！？

イタカ

…………

イタカ

なら、それ本当？

ルカ

(良かった…！疑いが偽なら先輩の方へ…！)

イタカ

ルカの言ってること本当なの？

ルカ

えっ、？

なら

本当じゃない……嘘だよ…それ…ｸﾞｽｯ

ルカ

はいっ！？ままま待ちたまえ！？

イタカ

ルカ…どうして僕にまで嘘をつくの？

ルカ

いや私はまずイタカに話したいことがあって！！そのなら先輩は…なら先輩じゃないっていうか…！

イタカ

どうしてそんな酷いことを言うの？ルカも好きだったんじゃないの？あぁ、もしかして僕と付き合ったから嫌味？

ルカ

違うって！まずは私の話を！

イタカ

なら、早く行こう

なら

うん…ｸﾞｽｯ

ルカ

どう…して…

少女

心先輩！私ずっとずっと探してたんだよ！！

心

私も！！ずっと探してたの！

心

前に会った時はみんな違う性格だったし……本当はどんな性格だったんだろうって思って！

少女

っふふ！私もだよ！

少女

ねえ心先輩！もう私達付き合ってるんだよね……?

心

さっき告白したじゃん!!もちろんだよ!!

少女

…ふふ!!// そうだよね!!!

少女

やっと、やっと救われたっていう感じ！

心

なになに？なんかあったの？笑

少女

ううん！！ほんの短い期間に…心先輩と同姓同名な子がいて!!笑

心

へえー！そうなんだ！！

少女

けど見た目は全く違うの！笑

心

会ってみたいなぁ！

ウィラ

ちょっと待ちなさいよ。

ウィラ

なにイチャイチャしてんの？

心

ウィラ……先輩……

少女

イチャイチャって何、？そんな悪い表現…使わないで

ウィラ

はぁ？少女、あんたがばかみたいなことやってるから悪いこと言ってんでしょうかふざけてんじゃないわよ

ウィラ

その心は心じゃないわ。

少女

何を根拠にそういうの？

ウィラ

見なかったの？女子高生いじめてたのよ？

少女

あぁあの倒れてる女子高生……

ウィラ

ならとグルになってやってた。けどそんな人じゃないってことはよくわかってたでしょ？

少女

わ、わかんないじゃん！本当の性格を知らなかったんだよ？

ウィラ

だとしても！本当の性格が女子高生をいじめるやつだったらどっちにしろ嫌でしょ！？

少女

っ…けど…けど…

心

ｸﾞｽｯ…

少女

っ…！！！

ウィラ

泣き演技やめなさいよ笑この負け犬！！笑

パチン!!

ウィラの頬が叩かれる

ウィラ

痛ｯ…………何すんの、？

少女

心先輩…泣いてるんだけど。

少女

謝って？

ウィラ

なに、？あんた洗脳でもされたの、？

少女

違うよ………普通に……彼女の事泣かせた人を説教してるだけ。何がおかしいの、？

ウィラ

あんたもあんたよ!!友達の言葉聞かないで……

少女

ごめんね、刑務所の時ああは言ったけど。記憶が無い以上私達ライバルみたいなものでしょ？

ウィラ

はっ…？なんの話ししてるの、？

少女

だから､､友達でいた記憶がちゃんと思い出せたらウィラちゃんのことそう思うけど……今は思い出せないから…前の世界で言えばライバルみたいなものかなって。

ウィラ

今までそんな話でなかったじゃない…?しかも刑務所とかテロとか、色々乗り越えたじゃない…

少女

”テロ”…?うぅ”ｯ!!!! 頭が痛い……ｯ、

ウィラ

あっしまった…!!!

心

しょーちゃん…!!!?

心

………ウィラ先輩、ごめんなさい。近くに寄らないでください。

先生「ええ…今回の欠席は…」

「ルカ・バルサーさんとウィラ・ナイエルさんですね。」

ツキミナラ

えっ、？

ツキカココロ

嘘……なにかあったのかな…

ツキミナラ

ていうかそうだ！昨日の結果聞いてなかった！！

ツキカココロ

そうだね！！聞きに行こう！

ツキカココロ

しょーちゃん!!

少女

…………

ツキカココロ

(この感じ…上手く行ってない、？)

ツキミナラ

待って心、この教室…今日ルカとウィラが休みなのよね。

ツキカココロ

え、あ、うん！

ツキミナラ

なのに席が4個空いてる…そのうち2つはウィラとルカのだけど…

ツキカココロ

遅刻の人かな…？

ガラガラ

なら

こんちはー！

心

こ、こここんにちは！

ツキミナラ

は………?

ツキカココロ

…………

少女

心先輩!!!!

イタカ

なら!!!

なら

こらこ〜ら付き合ったからってすぐそんな甘えてこないの〜笑

心

わわもうそれバラしちゃうの！？

なら

バラしちゃっていいじゃん！クラスの人たちにも自慢しよ〜！

ツキミナラ

付き合った……………？

ツキカココロ

やっぱり………上手くいかなかったんだ。

ツキミナラ

けど……それじゃあルカとウィラの休む理由には…

ツキカココロ

なら、大切な事忘れているよ、

ツキカココロ

事実だけを追求しちゃダメだよ。

ツキカココロ

事実には確かに入っていないものがある。けどそれってすごい重要な物、

ツキカココロ

それは”気持ち”だよ

ツキミナラ

気持ち、、、？

ツキカココロ

ずっと私達、作戦立てたり、何がどうなったのかって考えてばかり

ツキカココロ

けどね､1番大切なのはその人がどう思ったかだよ。

ツキカココロ

きっと昨日失敗したっていうことは…酷い言葉を言われたんだよ

ツキミナラ

っ……くっそ!!!!!!!

ツキミナラ

そう……そうだよね…ｸﾞｽｯ、そうだ……ｯ、

ツキカココロ

ううん。全然。

ツキカココロ

けど一番大切な事を忘れているのはきっと、少女とイタカさん。

ツキミナラ

……うん、その通りだよ。

ツキミナラ

じゃあ救ってあげなきゃ…だね

ツキカココロ

うん！あの2人は一旦休ませよう!!

第15話「味方であり敵であり他人である。」

ツキミナラ

ていうか思ったんだけど……これ、恋愛失敗してない？

ツキカココロ

あれっ！確かに…!!どうしてゲームオーバーになってないんだろう…

ツキミナラ

まだ救える道があるか…それとも恋愛感情が欠けてるかってことかな

ツキカココロ

ありえるね、尚更諦めちゃだめだ

なら

ね〜今度バスケの試合見に行かない？

イタカ

”バスケ”…？ …行きたいの？

なら

うん！私意外とスポーツの中でバスケ好きだし！

イタカ

まぁ、いいけど…

ツキミナラ

（バスケか…私も見に行こうかな…そこでなにをするかとかはわからないけど、）

少女

心先輩!!私一緒にお散歩していたいな!!

心

お散歩、いいねいいね!!

心

道端歩こう！

少女

うん！！そこで沢山良いお話をしよう！

ツキカココロ

(私もそこについて行くしかなさそうだね…)

ウィラ

いいの？学校行かなくて。

ルカ

君も行く気ないだろう？

ウィラ

………まぁね

ルカ

はぁ…､､本当にどうして私達がこんなことにならなきゃ行けないのか、。

ウィラ

必ず意味はあるわ。

ルカ

意味だって？笑､ただのゲームマスターの自己満足じゃないか

ウィラ

いいえ､自己満足の為なら…奇跡はおこらないはずよ。

ウィラ

けどなんやかんや奇跡が起きてるじゃない？

ウィラ

ルカ､あんた役職は？

「贖愛者。」

ウィラ

想ってくれた人を殺すってやつね。良かったじゃない、ゲームマスターは恋愛を諦めろって言ってたし

ルカ

ウィラはなんだい

「辛愛者」

ルカ

想い人と両想いになったら殺さなきゃ行けないやつだね。確かにこれは奇跡だよ

ウィラ

つまり､私達の勝ち筋はまだあるわ。きっと私達にとって都合のいい設定でできてる部分がどこかしらあるわよ

ルカ

本当にそうだといいけど

休日

ツキミナラ

(ついてきちゃった本当に〜……)

ツキミナラ

(まぁ…どうするかは考えてないけどとにかく頑張らなきゃ…)

バスケ選手

まずいっすよキャプテン！！

バスケ選手

こんな時に2人欠席して代わりに入るやつ入れてもあと1人足りないっす！

ツキミナラ

(ええ……てか裏話聞いちゃった…早く観客席行かないと)

バスケ選手

あ、そこのお姉さん！

バスケ選手

代わりに入ってくれませんか！！人数だけ足りればそれでいいんで！！バスケ経験あります？

ツキミナラ

え、あぁ、まぁ…(記憶は無いけど…)あるよ！

バスケ選手

まじっすか!!!じゃあ入ってください!!!

ツキミナラ

ええまじ！？

イタカ

………

なら

どうした？嫌だった？

イタカ

いいや…何か見覚えがあるような気がして。

なら

へえ？じゃあ何か思い出すチャンスかもね笑

「選手の入場です」

ツキミナラ

わわわわ…マジで出場しちゃったよ…

カタイ

君､補欠の代わりに入ってくれた子？ありがとうね

ツキミナラ

いいですよ〜！けど、私弱いですよ？笑

カタイ

全然構わない。

ツキミナラ

あの、なんて呼べば…？

カタイ

カタイだ。

ツキミナラ

カタイ先輩ですね〜！わかりました〜！

イタカ

なんでナラが…

イタカ

それに………横の人…

なら

どした？大丈夫？

イタカ

大切な人だった気がする、それだけ…

なら

ふ〜ん…

「試合開始」

ツキミナラ

うわわわ！ぼ、ボーる…!!

カタイ

大丈夫？

観客「キャー！！！カタイ様かっこいい！！！」

ツキミナラ

あ、ありがとうございます！

ツキミナラ

(ボールを取る):

ツキミナラ

(ここからどうすればいいの…ゴールが遠すぎる……)

カタイ

こっちに渡して！！

ツキミナラ

…!! はい！(ボールを投げる):

カタイ

(シュートを打つ):

ツキミナラ

わっ！かっこいいですね！

観客「カタイ様流石〜！！」

観客「女の子のボールわざわざ取ってあげるなんて！！」

イタカ

カタイ………?

なら

わ、急に何？てかひっくり返すと「イタカ」だね笑笑

イタカ

…!!! そうだ、イタカ、カタイ、

「“兄さん…？“」

カタイ

次も全然俺にボール渡してくれて良いから(ナラの頭を撫でる):

ツキミナラ

…!!// はいは〜い！わかりました！

観客「きゃー！！！いけめーん！！」

試合終了。

ツキミナラ

ふぅ！キャリーたくさんありがとうございます！

カタイ

いいよいいよ、急に入って驚きだったもんな

ツキミナラ

(どこかイタカに似てる……)あ、やばい！イタカのこと忘れてた！

カタイ

イタカ？

ツキミナラ

うん…知り合い？

カタイ

……(ナラに抱きつく):

ツキミナラ

えっえっ急になんですか〜！？

ツキミナラ

ていうか質問に＿＿

カタイ

俺すっごい人気なんだよね

ツキミナラ

人気…まあ、観客見てる感じそうですね…

カタイ

沢山の可愛いファンがいるのに…君の事が好きだ、すきだよ

ツキミナラ

”好き”とか簡単に使わないでくださいよ！嘘でしょ？笑

女達「ていうかカタイ様に近づいてたあの女何？」

「ほんとうざいんだけど」

「あーーまじあいつ消えてくんねーかなぁー」

ツキミナラ

っ………

ツキミナラ

カタイ先輩…もう抱きつくのやめてもらっても良いですか…？

ツキミナラ

ほら、迷惑でしょうし…!ファンの方に…!

「あいつ、姉いるのかな〜」

「姉妹がいるならそっちを殺しても…いや罪は無いからな笑」

ツキミナラ

ｯ……!!!

「てかほんとは殺したいけど殺せないんだよなぁ」

ツキミナラ

(なんだろ………このデジャヴ感…は…)

カタイ

どうした、、？

ツキミナラ

い、いえ…!!

ツキミナラ

ただ、ただ…

なら

イタカ大丈夫！？頭フラフラしてない！？

イタカ

気持ち悪い…気持ち悪い、気持ち悪い、

なら

なになに何で酔ってんの！？

イタカ

っ…はぁ…

いたか

兄さんが……死んだ、？

イタ父

お前のせいで…!!!!!

イタ母

あんたがプレッシャーを持ち込むから…!!!!

いたか

どうして…僕はただバスケを頑張れって、そう言っただけじゃ＿＿

ボコッ

王子

ねえ月美さん今何してるの？

月美なら

今は1年生に送る折り紙を折ってるんだよ〜！

王子

へえ！僕も手伝っていい？

月美なら

もちろん！

「なんなのあいつ…」

「本当王子と距離近くない？」

「まじで死んじゃえばいいのに」

ツキミナラ

どこか…望んでいた展開であって…

イタカ

望んでなかった展開でもある、

なら

望んでいた展開でもあって望んでいなかった展開でもある？矛盾してるよ？

イタカ

なら、今日は連れてきてくれてありがとう

イタカ

僕は先に帰る

なら

え！ちょっと送ってよ！！

イタカ

ごめん、今すぐあの人に会いたい…兄さんに、

なら

イタカ………何を言ってるの？

イタカ

…え？

なら

兄さんって、カタイ選手の事？

イタカ

そのつもりだけど、

なら

カタイ選手は……確か、先日自殺で亡くなったよ？

イタカ

えっ？そんな馬鹿な話…

イタカ

観客も騒いでたしナラの近くにいたのもカタイ兄さんじゃ…？

なら

何言ってるの､､?それただの幻覚と幻聴でしょ？

なら

今そのナラちゃんが関わってるのは…何の変哲(へんてつ)もない選手だけど、、？

イタカ

ふざけるのも大概に……、いない…？

ツキミナラ

あれ、カタイ先輩、、？

バスケ選手

ん？どうしたんっすか？

ツキミナラ

え！カタイ先輩は…!!

バスケ選手

あぁ、気の毒の話っすよね。自殺で亡くなったんっすから

ツキミナラ

でもさっきまで…!!

バスケ選手

あの〜……

なら

あのさ、イタカ。

「「死者とは話せる事も見ることも触れる事も1度死んでしまったら何も出来ないんだよ？」」

イタカ

……(そんなこと当たり前にわかってるのに…なんで泣いてるんだろう。僕。)

ツキミナラ

そりゃ…そうだよね…。

ツキミナラ

(またゲームマスターの仕業…?)

バスケ選手

まあ稀に大切な人が死んで、その死を受け入れられなくて、大切な人の真似事をする。とかはよくある話っすけどね笑

バスケ選手

けど死者になりきることなんてできないっすよ笑

バスケ選手

だから見間違えとかそういうの起こさないでくださいっすよ笑

ツキミナラ

……真似事、

バスケ選手

えっ、どうして泣いてるんっすか？

バスケ選手

俺酷い言葉言いましたか！？！？

ツキミナラ

え、あれ、どうして泣いてるんだろうね、わかんないや！

なら

じゃあ一緒に帰ろっか！イタカ！疲れてるみたいだし

イタカ

(ナラも泣いてる……?) 仕方ないから。わかった。

心

ねえしょーちゃん！

少女

どうしたの？

心

そういえばの話なんだけど、役職、持ってる？

少女

……!!!!そうだ…!!

ツキカココロ

あれ……そうだった……完全に忘れてた、。

少女

心先輩は”殺愛者”だったよね…

心

っふふ！バカ？しょーちゃん笑！

心

役職は変わるって言ってたじゃん！笑

少女

へっ！？あ、そうだった！！

心

そうだよ！笑

心

教えてあげる！私市民なんだ！

心

しょーちゃんは？

少女

市民か、良かった！私も市民だよ！！

心

…！良かった！！

ツキカココロ

……連絡しなきゃ…ナラに。

ツキカココロ

なら。気がついた事があるの。

ツキカココロ

やっぱこの世界、この設定、おかしい

ツキカココロ

私さ､”純愛者”なんだ

ツキミナラ

純愛者…、

ツキカココロ

なのに、しょーちゃんはもう付き合ってるのに

ツキカココロ

恋愛は失敗判定にならないし､なにより突然死してない

ツキミナラ

そうだね…しかもさっき気がついた事、あるんだけど

ツキミナラ

私たちの前のアバターでは現実の頃の記憶を完璧に消されてたけどこの世界は微かにある

ツキミナラ

だからトラウマである出来事や単語が出てくる度パニック反応起こすんじゃないかな

ツキカココロ

それもゲームマスターの仕業なら､､どんな理不尽なことだって起こされちゃうんじゃ？

ツキミナラ

うん、そうだろうね、私は目の前で人が消えたし

ツキカココロ

なにそれ…なんでもありって事？

ルカ

それは無いと思うけどね

ツキミナラ

え！？ルカ！？

ウィラ

あのさ、ここ……作戦立てるために私たち4人だけで入ったグループよ？

ツキカココロ

わ、忘れてた、、

ツキカココロ

それよりも！体調大丈夫？

ウィラ

まぁ実際のところメンタルがやられたってだけ。全然大丈夫よ

ツキミナラ

そっか…

ルカ

さっきの話の事だけど…､きっと自分が強く念じてあったことか､自分が強く気持ち残りしていたことが理不尽に起こるんじゃないかな

ツキミナラ

決してゲームマスターが自由にしてる訳じゃないってことか

ツキカココロ

じゃあ恋愛の事は…役職の事はどう説明が着くの？

ウィラ

………死んで欲しくないから…？

ウィラ

本当のならと心と私達に現実で会いたかったから…？

ウィラ

本当のあなた達と恋を成功させたかったから…？

ツキミナラ

だから死んでないってこと…？

ツキカココロ

それでゲームも終わってない、

ルカ

理由にはなるね

ルカ

きっと本人達はそれに気が付いてないだろうね

ツキカココロ

じゃあ………2人がそれを思わなくなった時点で死ぬってこと…？

ルカ

そうだろうね。

ツキミナラ

心､そっちはどうだった？

ツキミナラ

私は何も収穫ないんだけど……

ツキミナラ

心？

ウィラ

急に連絡無くなるじゃない

ルカ

どうしたんだい？

少女

心先輩！大丈夫！？

心

いったた…

心

大丈夫！転けただけ！

少女

良かった､､

バタンっ

少女

えっ？

ツキカココロ

…………

少女

心…ちゃん！？

心

あの時の女の人、、

少女

どうして私達の後ろに…、

少女

大丈夫…？

ツキカココロ

………

心

病院に運ぼっか…!!

少女

う、うん、

doctor

ツキカ様のことですが､きっと以前のテロによって仕掛けられていた罠に当たったのでしょう

少女

えっ………？

少女

テロ、に、？

doctor

はい、お気の毒ですが、。

少女

た、助かるんですか、、！助かるんですか…!!!

doctor

残念ながら……回復は…困難です。

少女

……それっ…て…どういうこと…ですか、。

doctor

数分後には死を予想されます。

少女

…!!! そんな…そんなそんなそんなそんな…

少女

どうしてですか！！何も出来ないんですか、、！

doctor

テロの使った薬が分からない以上、どうすることも…

doctor

そして心さん、あなたもあの道で地面に靴越しではなく､直接接触しましたか？

心

えっ…はい､転けた時に手をつけてしまいました。

doctor

そんな…！あなたも危険です。今すぐ病室へ！

少女

え、ど、どういうこと、

少女

心先輩も、、？

心

そんな………

心が病室へ運ばれる

doctor

少女さん､あなたは…ここで待っておいてください。

少女

待てばあの二人が回復するんですか、。

doctor

いえ、そうとは…

少女

意味ないじゃないですか……何のための場所なんですか…っ！！

少女

ここは死の待ち合い室じゃないんですよ！！

少女

誰かが治療方法を見つけて安心して家に帰って自分の番をを待つ部屋なんですよ!!!!

少女

どうしてお友達と彼女が死なないといけないんですか!!!なんのためにここで待てば良いんですか!!!

少女

あの道を選んだのは私で元凶(げんきょう)である私だけが生き残って…!!!

少女

どうしてなんですか、、

doctor

あなたが悪い訳じゃないんです。全てはテロが…

看護師

少女さん､残念ながらあなた以外の人は…お亡くなりになりました。

きおく

えっ……?

きおく

どうして………？

看護師

今回のテロ事件は壮絶(そうぜつ)でした､その中でも少女さんが助かって…何よりです。

きおく

嫌だ……みんなは死んだのに…どうして私だけ生きてるの…？

看護師

少女さんも決してお体に異変がない訳ではなく…

看護師

数年間は入院してもらいます。

月花心

…………ここって…どこですか。

？

そんなことどうでもいい

？

とにかくここにいる子供達で

？

デスゲームを始める

月花心

デスゲーム、、、？

少女

う“ぅっ！！

ツキカココロ

うぅっ!!!

心

ふ､2人ともどうしたの、、？

少女

え、あれ、！？

doctor

大した事ない怪我です！大丈夫ですよ！

doctor

きっと立ちくらみとかでしょうね…

少女

さ､さささっき!!死ぬって…!!

doctor

えっ？なんのことですか…？

心

大丈夫？しょーちゃん…

ツキカココロ

(でも私もさっき確かに病室にいたはず…)

少女

そんな…幻聴とか幻覚とかそんなものじゃなかったはず、なのに…

少女

けど…けど！良かった！！生きてるんだ！！

心

生きてるよ！笑

少女

心ちゃんも無事で…良かった！

ツキカココロ

(そんなしぶしぶな反応見せられてもな…。)

ツキカココロ

ごめん、ありがとう！

少女

ねえイタカくん､今日不可思議なことが起きて…

イタカ

僕もだよ

少女

一体なんでなんだろう、

イタカ

起きていたはずの物事が本当は無かった。っていう現象､ゲームマスターの仕業としか考えられないんだけど？

少女

けど…微かにあった記憶を確かにしてくれたような気がして…

イタカ

僕も同感。けどもう付き合いたい人とは付き合えたんだからもうリアルであっても良いんじゃない？

少女

こっちの世界でいくらすごしてもあっちの世界はあまり時間が進んでないから沢山遊んでおきたいんだ！

少女

ねぇ､ウィラちゃんと心ちゃんに言われた事…つっかかるんだ

イタカ

あんな説得なにも響かないけど

少女

とか言いながら本当はつっかかってるんじゃんか！

イタカ

うるさい

イタカ

けどもうならと心はいる、それだけで良いでしょ

少女

わかんない…わかんないよ…一体誰の言葉があってるの…？

第16話「焦り出す気持ち。」