美沙
愛莉
愛莉
美沙
ひと月前くらいからだ
美沙がおかしくなったのは
愛莉
愛莉
愛莉
美沙
美沙
愛莉
愛莉
愛莉
美沙
そう言って美沙は どこかに行ってしまった
弥生
弥生
弥生
弥生
弥生
愛莉
愛莉
弥生
弥生
弥生
愛莉
弥生
弥生
弥生
愛莉
弥生
弥生
愛莉
愛莉
弥生
放課後
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
ガサ…ガサガサッ…
愛莉
弥生
愛莉
弥生
弥生
弥生
愛莉
愛莉
弥生
弥生
弥生
愛莉
弥生
愛莉
弥生
愛莉
愛莉
弥生
10分後
愛莉
弥生
弥生
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
弥生
愛莉
弥生
愛莉
弥生
愛莉
愛莉
愛莉
弥生
愛莉
愛莉
愛莉
弥生
鳥居に穴が空いていた
自分の手がギリギリ入るか入らないかの
普段は絶対に見落とす、小さな穴
愛莉がそれを覗こうとした時
弥生
愛莉
弥生
愛莉
弥生
愛莉
愛莉の言葉を無視し、どんどん遠ざかっていく弥生
愛莉
愛莉
結局、愛莉は穴を覗かなかった
愛莉
弥生
弥生
愛莉
弥生
弥生
弥生
愛莉
弥生
愛莉
愛莉
弥生
弥生
弥生
弥生
愛莉
弥生
弥生
弥生
弥生
弥生
愛莉
弥生
弥生
弥生
弥生
愛莉
愛莉
愛莉
弥生
愛莉
弥生
それを言い終わると弥生はどこかへ行ってしまった
放課後
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉は昨日調べられなかったところ
鳥居の穴に近づき
────覗いた
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
カワッテ
愛莉
イマ
愛莉
タスケテ
愛莉
愛莉
私は不意に理解した
カワイマタの意味を
カワッテ イマ タスケテ
この3つの言葉が、頭部分しか聞こえなくてそうなったんだ
そして、美沙はそれが聞こえた
穴を覗き込んだから
弥生ちゃんによって
ああ、そうか
弥生ちゃんは、美沙が邪魔だったんだ
私と仲がいい美沙が
だから私に穴を覗かせたくなかった 調べさせたくなかった
昨日の夜来たのは美沙のためだと言っていたが、多分、私が穴を覗かないか不安で来たのだろう
なんだ、ほとんど弥生ちゃんのせいじゃないか
──意識が遠のいていく
そこで、誰かの笑い声が聞こえてきた
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
愛莉
それは私だった
そして
後ろで誰かの視線を感じた
愛莉
そんなの、今は
ドウ、でモ、イイか…
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