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いつだったんだろうね。

私が貴方の事を好きになったのは。

いつだったんだろうね。

私の頭の中が貴方で染まったのは。

トバリ♡↔♡ヒカリ♡←アンリ

それは突然訪れた。

ヒカリ

・・・あ、あんりちゃん。

ヒカリ

き、急に呼び出してごめんね・・・っ

その日は、雲一つない晴天だった。

アンリ

いや、別に大丈夫だよ

アンリ

でもいきなりどうしたの?

ヒカリ

あ、あの・・・さ・・・

私は昼休み、幼馴染のヒカリに屋上に呼び出された。

ヒカリ

い、行き成りこんなこと言って・・・

ヒカリ

迷惑かも知れないんだけど・・・っ

アンリ

・・・・。

もしかして告白?

そんな淡い期待が私の心を包み込む。

ヒカリ

私っ、好きな人がいてさ・・・

アンリ

・・・。

好きな人・・・?

アンリ

へぇ・・・

アンリ

そ、そうなんだ・・・。

ヒカリ

うん・・・///

アンリ

それってさ・・・

アンリ

誰、なの・・・?

心のどこかで、ヒカリは私の名前を言ってくれると思っていた。

ヒカリ

そ、それは・・・ね・・・

トバリくん

ヒカリ

_だよ・・・

アンリ

・・・えっ・・・

・・・でもちがった。

幼馴染が好きだったのは、私の双子の兄だった。

・・・そうだよね。

女のヒカリが・・・女の私を好きになるはずないじゃない。

アンリ

そう、、、なんだ・・・

アンリ

・・・ッ、いいじゃん。

良くない。

アンリ

二人とも、お似合いだよ

アンリ

私、二人のこと応援するよ!!

応援したくない・・・

ヒカリ

・・・!

ヒカリ

ほんと・・・!?

アンリ

・・・ッ

そんな目を輝かせないでよ

アンリ

う、うん。

アンリ

勿論!!

アンリ

私が二人を

くっつけてあげる!

ヒカリ

~~~!!

ヒカリ

ありがとう!!

ヒカリ

あんりちゃんっっ(ぎゅっ

アンリ

・・・。

ああ・・・

こんなこと言いたくないのにな。

アンリ

ただいまー

トバリ

おかえり~

アンリ

・・・。

家に帰ると、一番あいたくなかった双子の兄が先に帰っていた。

トバリ

・・・?

トバリ

元気ないぞ?

トバリ

どうした?

アンリ

・・・いや、

アンリ

なんでもない(ニコッ

トバリ

そうか・・・?

アンリ

うん。

・・・あ。

ヒカリのことトバリに言わなくちゃ

アンリ

ねえトバリ。

トバリ

んー?

アンリ

ちょっと話があるから私の部屋来て

トバリ

トバリ

おっけー

トバリ

おじゃましまーす

アンリ

そこらへんてきとうに座って

トバリ

おけ

アンリ

・・・でさ、本題に入るんだけど。

トバリ

おん。

アンリ

ヒカリちゃんっているじゃん?

トバリ

ああ、隣の家の・・・・

アンリ

うん。

アンリ

その子がさ、あんたのこと好きらしいよ

トバリ

・・・え?

アンリ

・・・。

なに、その嬉しそうな顔。

トバリ

・・・まじ?

アンリ

うん。

アンリ

本人が言ってた。

トバリ

えー・・・///

トバリ

・・・俺も好きだったんだけど・・・

アンリ

・・・・・。

アンリ

返事、どうするの?

トバリ

勿論yes。

・・・・。

トバリ

なあ・・・

トバリ

明日さ、御前の教室行っていい?

アンリ

・・・いいんじゃない?

アンリ

ひかりちゃんよろこぶよ。

トバリ

うん。

トバリ

帰り道で告白する

アンリ

いーじゃん

アンリ

応援してるよ

トバリ

・・・うん。

トバリ

ありがとな(ニッ

アンリ

どーいたしまして

トバリ

御前も好きなやつとかいねぇの?

アンリ

・・・は、?

トバリ

アンリ俺の恋手伝ってくれたじゃん。

トバリ

お礼させてよ。

・・・なにいってんの。

アンリ

・・・ッ・・・

アンリ

いや、、、

トバリ

アンリ

大丈夫、、だから

トバリ

、そうか?

トバリ

わかった。

アンリ

・・・・。

トバリ

・・・。

トバリ

俺、自分の部屋戻るよ。

アンリ

・・・ありがと。

トバリ

・・・ん。

ガチャン

アンリ

・・・。

アンリ

・・・・・・はぁ・・・・。

アンリ

・・・(ポロ、

アンリ

ッ、なんだよ・・・

アンリ

「お礼させてよ」って・・・ッ

アンリ

あんたが・・・ッ

アンリ

トバリがぶちこわしたくせに・・・・・ッッ!!!

アンリ

・・・うッ

アンリ

うわぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッッ

アンリ

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ

アンリ

はぁ・・・(ぐすっ

アンリ

私が男だったら、違ってたのかな・・・っ

アンリ

私が・・・男だったら・・・・。

アンリ

・・・・。

ずるい。

ずるい。

ずるいずるいずるいッッ

アンリ

私は・・・・ッ

アンリ

スタート地点にすら立たせてもらえないのに・・・・・ッッッ

アンリ

ッく、ぅぁあああああああああッ

次の日、私は学校を休んだ。

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