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毒親の元で育った俺たちは

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毒親の元で育った俺たちは

25 - 優斗の残酷な過去

♥

38

2025年03月08日

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………

デカ、

悠斗

…ほんとにね

優斗

俺らも初めて来た時思ったなぁ

優海

伊澄先生が異次元なだけだろ

蓮斗

その通り

伊澄かよ、w

悠斗

流石としか言いようがないね

伊澄

早く中入ろ〜

はいはい、

ほんとに広いな、

伊澄

あ、ちなみに

ん?

伊澄

悠の部屋と悠斗の部屋、2階と3階に空きがあるから決めちゃっていいよー

了解

悠斗

了解〜

優斗

………

伊澄

2人がいるの、まだ信じられない?w

優斗

そりゃぁね?

蓮斗

にしても、今日暑くね、

叶人

34度だってさ〜

蓮斗

暑?!

伊澄

冷房付けるかぁー

大翔

あ、さっき付けたよ

伊澄

しごでき男め

大翔

うっせ

優海

7月でこの気温かよ……

来月やばそ〜

優海

そういえば、だけどさ

優斗

んー?

優海

悠兄ちゃんの墓って言って行ってたけど、

優斗

母さんたちが嘘をついていたって事だし、

優斗

あそこに兄さんはいなかったかな

無駄足だあ、、

優海

ほんとにな、

親族まともなのいなかったからね、、叔父さん以外

伊澄

夕飯まで各自行動でいっかなー

伊澄

あ、

伊澄

優斗くんは後できてね〜

優斗

大翔

尊も後で

え?俺も?

大翔

うん

大翔

わか、った?

優斗

優海

兄ちゃんが混乱しとる、

優斗

するよそりゃ

伊澄

まあまぁ

伊澄

じゃ!各自かいさーん

夕飯時前

優斗

急にどしたの?

伊澄

優斗くんさ、

優斗

?うん

伊澄

君、そろそろ本当に危ないって、分かってるよね?

優斗

……

伊澄

理解出来てるよね?

優斗

……うん

先生が言っているのは

拒食症の悪化の話だ

原因は不明だが、俺は拒食症が 悪化している傾向にある

伊澄

点滴生活はさすがに可哀想だから、俺も見て見ぬふりしてたけど

伊澄

最近、体重が減りすぎてる

優斗

……

優斗

俺教師なのにな、自己管理もできないって、w

伊澄

優斗。

優斗

っ、

先生が俺を呼び捨てで呼ぶ時は

怒ってる時

伊澄

笑いに流していいようなもんじゃないの、分かるよな

優斗

……

喋り口調も変わって

怒ってる時は蓮斗先生に似てる

優斗

……てる、

伊澄

……

優斗

分かってる、

伊澄

2人の前でも、そのままでいいの?

優斗

良くないよ。俺が1番思ってる。

伊澄

だったら、

優斗

でも!

伊澄

優斗

……母さんの、記憶が…

伊澄

………

優斗

あの頃に負った心の傷は、多分もう治らない

優斗

傷口を塞いでも、傷跡が消えることは無い

優斗

でも、最近、

優斗

傷口が開いてきて…

伊澄

伊澄

理由は、?

優斗

……ふ、

伊澄

ふ?

優斗

…フラッシュバック。

伊澄

?!

伊澄

かなり良くなってたのに……

優斗

………

優斗

俺は多分、兄さんたちよりも母さんと過ごした時間が長い。

優斗

父さんも

優斗

記憶が鮮明にあるのは、俺と、、優海。

伊澄

優海くんも、?

優斗

…でもあいつは、多分知らない。

伊澄

…なにを?

「俺の過去を」

伊澄

過去、?

優斗

…聞いてくれる?

伊澄

もちろん

優斗

先生にはさ、

優斗

親からされてたこと、話したよね。

優斗

暴力、パシリ、育児放棄。

伊澄

うん。聞いたね

優斗

でも、俺はそれが楽だと思ってた

伊澄

…と言うと?

閲覧注意

俺が9歳の時の話

母さんが家から俺以外を連れ出して、

俺と父さんのみの部屋になる時

そこは

紛れもない

地獄だった

毒親(父)

おい

優斗

…はい

毒親(父)

さっさと来い

毒親(父)

今日は、お前へのご褒美だ

優斗

……はい

毒親(父)

せっかく湯を溜めてやったんだ

毒親(父)

有難く思え、、っよ!!

優斗

ガボ

優斗

ん、んんんん!!

毒親(父)

どうだぁ?w

毒親(父)

温かいだろ?w

そう言って

父は、60度のお湯を溜めた浴槽に

俺を沈めた

息が出来ず、熱く、

今にも意識を失いそうになる

毒親(父)

どうだあ?w

優斗

っはぁ、はぁ、はぁ、

毒親(父)

ほら!もう1回っ!

優斗

んっ?!

優斗

(熱い、)

優斗

(息が出来ない、!)

優斗

(助けて、、)

毒親(父)

あー、湯が冷めてきちまったな、

毒親(父)

放置しすぎたか、

毒親(父)

おい、さっさと服を着ろ。次だ

優斗

あ、あの、

毒親(父)

さっさと着ろっつってんだよ

優斗

あ、の、

毒親(父)

あー、一応言っておくが、お前の自由な時間なんて取らせねぇからな

毒親(父)

時間なんてねぇから

毒親(父)

いいな?

優斗

っ、はい

毒親(父)

今日は許可しねぇからな

この日はいつもより酷かった

毒親(父)

あ、それなら、ちょうどいい、w

優斗

……おと、うさ、

毒親(父)

んだよ、うるせぇなぁ、

優斗

次から、行かないからっ、、

毒親(父)

あぁ?!無理に決まってんだろ

毒親(父)

今日!行かせねぇっつってんの

優斗

…う、ん、

毒親(父)

なら、、

優斗

、!

毒親(父)

尚更許すわけねぇだろぉ?!w

優斗

…え、

優斗

っ、、

毒親(父)

そんなに弟たちに時間をさきたいよかよw

毒親(父)

俺、その顔、絶望に持っていくのがぁ、好きなんだよなぁ

毒親(父)

ほら、さっさと来い

優斗

は、い、

毒親(父)

っし、そこの椅子に座れ

優斗

……え、?

毒親(父)

いいから早く

優斗

は、はい、

毒親(父)

よーし

毒親(父)

まず一本目〜

優斗

ゴッ

毒親(父)

ほらほら、早く飲まねぇと〜

優斗

ゴクゴク

2リットルのペットボトル。

中の水を口に入れられて

強制飲水

苦しい

優斗

っはぁ、

毒親(父)

おっせぇなぁ、もっと早く飲めよなぁ

毒親(父)

はい次〜

優斗

やめ、、んっ、

優斗

ゴクゴク

毒親(父)

はいはい飲め飲め

優斗

っ、、ゴホ

毒親(父)

あー、もう水ねぇな、、

毒親(父)

じゃ、買ってこい

優斗

……え、?

毒親(父)

早く行けよ!

優斗

は、はい、

毒親(父)

ったく、

毒親(父)

10分以内に帰ってこい

優斗

……はい

優斗

………(もう、嫌だ、)

優斗

っ、、

優斗

(もう、限界っ、)

優斗

(でも、ダメだダメだ、、)

優斗

(耐えろ、自分、)

優斗

こ、こっ、、

優斗

っ?!

優斗

………(大丈夫、、俺は大丈夫…過呼吸になんて、なったらだめ、)

優斗

(でも、、もうあるけ、ない、)

優斗

……買わなきゃ、、

優斗

早く、帰らないと、

10分後

優斗

買えた、、

優斗

ギリ、ギリ、

優斗

はや、く、

優斗

……(何とか帰ってこれた、)

毒親(父)

チッ

毒親(父)

おっせぇなぁっ?!

毒親(父)

10分以内に帰ってこいっつったよな?!

優斗

ごめ、なさ、

毒親(父)

……限界みたいな顔してるし、今回は許してやる

毒親(父)

その顔、大好物だ、w

優斗

っ、、

優斗

お、とさ、

優斗

弟たち、と、

毒親(父)

あぁ?あー、

毒親(父)

行かせるわけなくね?

毒親(父)

あいつらはまだ帰ってきてねぇしな

優斗

っ、はい、

優斗

………(大丈夫かな、)

優斗

(みんなにも手を出されてたら、)

毒親(父)

どうしたぁ?w

優斗

……(今は、頑張らなきゃ、)

毒親(父)

これをお前に投げたらどうなるか

毒親(父)

分かるか?

優斗

え、、

父の手にあるのは

マッチ

毒親(父)

シュ

毒親(父)

死んだら困るから

毒親(父)

何とか対処しろよ〜

優斗

え、!まっ、!

毒親(父)

ガチャン

優斗

っあづいっ、!

優斗

う、ああぁ、?!

木製で出来た地下室の柱に

すぐに火が広がり、

優斗

あづいっ、!?

自分に火が移って

優斗

はぁ、はぁ、

優斗

あ!

1箇所、火が来ないであろう場所をみつけ、

意識が途絶えた

毒親の元で育った俺たちは

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