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すたーと

アレド・レティ・タヨ

で、なんですか

アレド・レティ・タヨ

森さん

森鴎外

あのね、太宰くんに言われたのだよ

アレド・レティ・タヨ

なんて、

森鴎外

もう僕の部屋でお酒を飲まないで欲しいとの事だ

アレド・レティ・タヨ

森鴎外

聞いてるかい?

アレド・レティ・タヨ

森鴎外

そんなに睨んでも変わらないよ

アレド・レティ・タヨ

チッ

森鴎外

舌打ちしないで、悲しいでしょ

アレド・レティ・タヨ

わかりましたー気をつけまーす

森鴎外

うん、すっごい棒読みだけどまぁいいさ

アレド・レティ・タヨ

はい

アレド・レティ・タヨ

じゃあ失礼します

コツコツコツ

アレド・レティ・タヨ

コンコン

アレド・レティ・タヨ

太宰くん

大宰治

はい

アレド・レティ・タヨ

入るよ

大宰治

…え、

アレド・レティ・タヨ

ねぇ、太宰くん

大宰治

はい、

アレド・レティ・タヨ

ひとつ相談があってね

アレド・レティ・タヨ

聞いてもらってもいいかな

大宰治

え、はい

大宰治

え、はい

上司が口を開くと何故自分のことをチクったのかと責められることも無く相談だった

アレド・レティ・タヨ

あのね、太宰くん

大宰治

はい

アレド・レティ・タヨ

僕ね、

アレド・レティ・タヨ

ポートマフィアを抜けようと思うんだよ

大宰治

…?はい?

大宰治

抜けたら裏切り者として見つかった時には、拷問ですよ?

アレド・レティ・タヨ

あぁ知ってるよ

アレド・レティ・タヨ

でもね、僕これ以上人を殺したくないんだ

大宰治

アレド・レティ・タヨ

人を殺すのは、元々好きじゃなくてね

アレド・レティ・タヨ

太宰くんは、きっと上司になる

大宰治

…え?

アレド・レティ・タヨ

君には、部下ができる

アレド・レティ・タヨ

その時は、君が最年少幹部となる

アレド・レティ・タヨ

頑張るんだよ

大宰治

いや、え?

大宰治

本気ですか?抜けるって

アレド・レティ・タヨ

うん

大宰治

いつ、

アレド・レティ・タヨ

明日朝抜け出す

大宰治

僕は、森さんに報告しません

大宰治

でも、

大宰治

バレた時貴方を拷問するのは、僕

大宰治

バレても手を貸しませんからね

アレド・レティ・タヨ

ありがとう

アレド・レティ・タヨ

そう言ってくれて嬉しい

大宰治

…え、

よくわかんない

暖かな大きい体で包まれた

僕は、タヨさんの事を嫌っていた はず

なのに今

ドキッとした

暖かい

柔らかい

好きだ

そう感じた

でも、寂しい

早く離れたいと思っているのに

体が動かない

心の奥底 寂しいと感じる

大宰治

ギュッ

僕は、思わず抱き返してしまった

最後だから

これで最後だからきっと

寂しい

こんな話をしているだけで 辛い

やっぱり離れたくない

大宰治

ギュゥッ

僕は、さらにきつく抱きしめた

今すぐにでも折れて潰れてしまいそうな細い体

こんなに寂しく感じたのは、初めてだ

アレド・レティ・タヨ

よしよし

アレド・レティ・タヨ

ナデナデ

アレド・レティ・タヨ

寂しいかい?

大宰治

…うん、

一瞬子供のように感じた

こんどは、

人を救う側になる

アレド・レティ・タヨ

太宰くん

アレド・レティ・タヨ

またね

大宰治

うん、

アレド・レティ・タヨ

今までありがとう

大宰治

またね

アレド・レティ・タヨ

うん

死にもノぐるいデ

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