江名子
重い頭をあげると
あと少しの企画書、転がっているペン
まだ暖かいミルクティー
肩には
アイツの匂いのコート
江名子
ミルクティーを飲んで
アイツの匂いに包まれて
不思議に
癒されている
江名子
江名子
江名子
自然に出た言葉と
胸の奥が温かくなる感じ
きっと
私の本音なんだと思う
江名子
江名子
江名子
江名子
22時で
いつもより早く終われた
江名子
なんとなく
この星空と
コートと長く居たくて
バスに乗らず、歩いてみようと思った
まるで、傍にいるようで
安心する
きっと疲れてるから
優しさが染みてるのかな
?
江名子
聞き慣れた声がして
江名子
英明
現れたのは
私が
人生で最も愛した人
江名子
江名子
英明
英明
英明
江名子
江名子
英明
英明
江名子
英明
英明
英明
英明
英明
気がつくと
強く抱きしめられて
江名子
江名子
英明
英明
身動きがとれない
英明
違う
違うの
今までだったら、受け入れてた
でも今は
江名子
江名子
江名子
英明
英明
頭の後ろに手が触れると
強引にも
顔が近づく
怖い、早く…誰か…
大紀
バンッッッ
痛々しい音が聞こえると
目の前から
彼が崩れていく
大紀
江名子
大紀
大紀
江名子
大紀
江名子
大紀
気がつくと
大紀に抱きついてて
私
江名子
江名子
江名子
大紀
大紀
耳もとで甘い吐息がする
大紀
大紀
英明
江名子
大紀
大紀は目にも止まらぬ早さで
足蹴りをする
英明
江名子
大紀
大紀
大紀
江名子
江名子
大紀
大紀
大紀
英明
大紀
大紀
次の瞬間
唇が触れあう
江名子
息をする間もなく
まるで味わうように中を撫でて
くちゅっと音を立てる
大紀
離れて
口と口で透明の糸が引いて
彼がいたずらな顔をする
江名子
英明
英明
英明
フラフラと立つと
走って消えて行ってしまった
コメント
2件
樹も何か起こしたいな…🤔英明については少しクズ(小声)になってしまいました笑
英明私からも1発殴らせろ(((お前が殴られろ) イッキ読みしてきました三┏( ^o^)┛ やっぱり面白かったです"(ノ*>∀<)ノ 樹はどうなるのだ…?!