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2件
初コメ失礼します! スマさんがシャケさんを守もってて可愛いってなりました 次は、brshaお願いしてもよろしいですか?
ビタースイート
シャケ
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
本のページをペラリと捲る。
かれこれ20分近く同じ事をしているけれど
正直内容は頭に入ってはこない。
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
俺とシャークんは所謂恋人というもので
今日は家に2人きり。
それなのに俺が本と睨めっこしているものだから
シャークんは口を尖らせている。
シャケ
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
構って欲しくて仕方がない様子のシャークんは
それでも俺から本を取り上げる事はせず
周りをウロチョロするその姿が妙に可愛くて
この意地悪を止めることが出来ずにいる。
スマイル
シャケ
スマイル
スマイル
シャケ
珍しくNakamuがくれたチョコレートの存在を思い出し
机に置きっ放しだったそれを手に取る
シャケ
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
そんな顔しても逆効果なのに
頬なんて膨らませちゃってさ
本当にこいつは俺の加虐心を擽る天才だ。
スマイル
シャケ
シャケ
スマイル
シャケ
シャケ
シャケ
スマイル
スマイル
甘いもの好きなNakamuがなんで?と思ったけれど
パッケージを見て納得。
どうやら間違えて買ってしまったらしい
ビターチョコレート。
スマイル
シャケ
シャケ
シャケ
スマイル
シャケ
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
シャケ
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
きっと彼には伝わらない。
でも、それでいい。
ちょっと苦いくらいが俺は好きなんだ。
スマイル
シャケ
スマイル
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
だって苦味が強いほど
一緒に飲むミルクは甘く感じるでしょ?
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
シャケ
スマイル
読んでもいない本をそれっぽく閉じる。
シャケ
スマイル
シャケ
スマイル
スマイル
お互いにミルクは入っていないのに
混ざると甘くなるなんて
不思議だね。
END
センサー
Nakamuの家に集まって実況動画の撮影をし
ゲームに負けた俺とシャークんが買い出しに行くことになった。
シャケ
スマイル
シャケ
スマイル
なんて話しながら歩いていたら
妙な視線を感じて振り返る。
でも俺とシャークん以外の人間は見当たらない。
シャケ
スマイル
スマイル
スマイル
シャケ
最近よく視線を感じる。
シャケ
シャケ
スマイル
シャケ
コンビニに入って商品を選ぶふりをして外を見る。
あぁ、やっぱり。
電柱に人の影。
シャケ
スマイル
スマイル
シャケ
シャケ
スマイル
シャークんから商品を奪い取りレジへ向かう。
お金を払ってエコバッグに商品を詰め込んで
シャークんの腕を掴んで外へ。
スマイル
シャケ
スマイル
来た時よりも狭く薄暗い道を選ぶ。
人の気配はまだ消えない。
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
足を止め
シャークんの顎に手を当てて
上を向かせる。
角度に気をつけて
顔を近づければ
向こうからはキスしているように見えるだろう。
シャケ
スマイル
スマイル
シャケ
シャークんを塀に寄りかからせ
それとなく両足の隙間に俺の足を割り込ませる。
ここまでしても純粋な目を向けてくるのだから
困ったものだ。
シャケ
スマイル
視線はもう感じない。
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
そのままの意味で捉えるシャークん。
実はこれで4回目。
本人は全く気づいていないけれど
どうやら彼は男に好かれる体質らしい。
だから俺が常にアンテナを張っている。
センサーに引っかかったらキスをするふりをして
恋人かのように見せかけて諦めさせる。
スマイル
シャケ
スマイル
シャケ
次も絶対に阻止してやる。
そしてご褒美にキスを貰うんだ。
END