『生きたい』

nmmn注意 わかる人にはわかる話のこえくん視点。 気づいた人はどの話かコメントを… わからない人は昔の話を＿。

ここは祓い屋。

僕は今日、自ら祓い屋にきた。

もう、良いんだ。

もう楽になろう。

“叶わない夢”を持った僕は、誰もどうしようもできないし。

“生きてたころ”僕は友達なんていなかった。

生きた心地なんてしなかった。

白髪髪の少年は、この家の一人息子らしい。

名をReluと言う。

嬉しかった。夢を捨て切れなかった。

きっと僕の声色は明るかっただろう。

そんな僕は無理難題を言う。

もう死んでいるのに。わかっている。

現実を突きつけられて、悲しかった。

でも諦められない夢なんだ。

無理難題すぎるから最後はやっぱり怖気付く。

生きてるときから変わらない性格。

これが…生きた心地がしなかった理由だろう。

こんな人間みたいな格好をして。

それなら生きてるときに努力すれば良い、そう自分でも思う。

やっぱり…ダメだよね。

その言葉に僕は驚く。

自分一人じゃ何もできなかった。

だからとてもそれが嬉しくてたまらない。

少しは生きることできるのかな。

僕はれるちと暗くなるまで遊んだ。

生きてた頃より絶対生きてた。

…もっと早く。

僕が死ぬ前に君と出会いたかった。

そしたら夢じゃなくて普通に、生きてたって言えたのだろうか。

生きてたころに忘れた言葉。

いらないって思った言葉。

でも君は祓い屋だ。

でも…どれだけその言葉が俺の生きたっていう心地をまた奮い立たせたか。

それなら成仏するだろう？

もう満足だ。

君の笑いかけたその顔が、僕を気づかせた。

あぁ…また叶わない夢ができたんだね。

…でも、後悔なんてない。

だって、叶えるのが夢だもん。

そう言った君の顔は少し、嬉しそうだった。

俺もまた叶わない夢ができたよ…なんて、本人に言う必要はない。

僕は祓い屋の君に恋をした。

…生きたって意味を教えてくれた君に。

君は月を見てこう言った。

意味もない、普通に言ったであろうその言葉に、僕はこう返す。

まってこれ書いたあとにあれ見るとなんかすげぇ(？)

それじゃまたね〜