ぶるら
ぶるら
ぶるら
ぶるら
nk
何度時計の針が回ったのだろうか
俺の心には時計を見る余裕すらなかった
俺のせいで、もしかしたらsmは──
そうでなくともきっと重傷を負っているだろう
俺はsmにも、他の皆にも、合わせる顔がなかった
kn
目を開いてくれない紫色
彼はまだ生きている
生きてはいる
けれど、いつ目を覚ますかは分からない
kr
いつもはおふざけばかりしているkrも今回ばかりは大粒の涙を零していた
俺も、brも、shkも
shk
shkは悔しそうに拳を握りしめて歯を食いしばっていた
br
brはただ俯いて涙を溢れさせていた
そういえば…nk来ないな…
なに…してんだよ
俺は彼のことが気になって総統室に向かうことにした
kn
一言だけ放ってドアを開ける
水色の彼は床に座り込んでいた
kn
nk
俺がいることに気づかなかったのか少々驚くnk
nk
素っ気ない態度のnk
smが大変な状況であるというのに
俺は少し、疲れもあったのかnkに嫌悪感を抱いた
kn
kn
nk
何かを言いかけたnkを遮って俺は口を大きく開く
kn
kn
kn
kn
俺はいつの間にか涙を流していた
nk
nk
nkは俯いて涙を零す
kn
kn
nk
nkはそのまま黙り込んだ
涙を溢れさせるだけでなにも言わなかった
kn
kn
俺は今までにない程の冷たい声で彼にそう言った
バンッ
大きなドアが閉まる音
相当俺に怒っているのがわかる
もう、元の関係に戻るのは無理なのかもしれない
いや
でも
このまま別れる方が未練は無いのかもしれない
nk
自虐的に笑みを零す
俺が出ていけばみんな幸せだ
俺さえいなければ最高の国になる
ふわふわしているけど戦闘ではとても強いbr
低い声とのギャップがあってbrと並ぶ強さを持つshk
脳筋だけど医療の技術は世界一と言っても過言では無いkn
時々何言ってるかは分からないけど的確な指示を出せるsm
自称神と言っているが本当にあたまがよくて神なkr
個性的で
相性がいい
どんな国を見ても
誰がなんと言おうと
俺はこの国が1番であると思える
だからこそ
俺はこの国にいない方がいい
ただの足でまといだから
少しでも早く
この国を出ていこう
俺はそう決意した
nk
片足は動く
でも上手く立ち上がることが出来ない
試しに机に捕まって片足で立ってみる
nk
これなら…いけるかも…
足を震わせながら 少しづつ椅子に近づく
nk
ずっとこうやって移動する訳には行かない
もししたら外で歩くのが難しくなる
nk
車椅子は医務室にあるがそことはまた別に物置にもある
nk
俺は必要な分のお金を持ち使うことの無いと思っていた真っ黒のパーカーを着て壁伝いに進んでいった
nk
俺は車椅子を取り出し座る
慣れなかったがなんとか進むことはできそうだ
俺は頑張って城の外まで行った
nk
高い城を見上げ俺は呟いた
nk
nk
コメント
3件
泣いた。
面白すぎるよぉぉ…
ふぁ〜気になる〜