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桃赤(修正しました)

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2020年10月14日

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さ💗

莉❤️

そう名を呼ぶ彼の声に、またこの時間が来たと諦めの混じったため息を漏らした。

莉❤️

あ…さ💗くん…

さ💗

ん?

僕の声に耳を貸す気もない素っ気ない返事が返ってくる。

莉❤️

明日、レコーディング、あるでしょ…?顔は…

さ💗

わかってんだよ。いつも見えないようにしてんだろ

莉❤️

あ、うん…そうだね

これ以上彼の機嫌を損ねてはいけないと察した。

莉❤️

(明日、声ちゃんと出るかな…)

さ💗

莉❤️、来い

そんな僕の不安とは裏腹に、さ💗くんは薄ら笑いを浮かべ拳を握りしめていた。

鈍い音と共に、横腹に激しい痛みが走った。緩和している猶予もなく、次々と身体のいろんな部位に痛みが走る。

莉❤️

っは…げほっ、げほっ

息をついている暇も無いほど、この拷問は続く。 メンバーのな💜くんは、さ💗くんと僕の関係を知っている。 以前、膝にある痣を見られたことがあった。でもな💜くんは優しいから、僕がそうしたいなら、とそれ以上は追及しなかった。

拷問されることがわかっているのに、僕がさ💗くんの傍に居続ける理由。正直、明確な、誰かに説明できる理由なんてない

けど……

さ💗

はぁ……莉❤️

ギュッ

さ💗

……ごめん……愛してる

彼の優しい声と、甘い匂いに包まれるたった数秒。

悪夢が終わった後の、ほんの少しの愛情。

僕はそれに依存している。

莉❤️

……うん

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ふ ぉ ろ 失 で す 🙇

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