沢山の人の声が、学校中に響く。 廊下はいつも通り、人が混んでいた
ここは、中高一貫私立明成女子学園
偏差値はそこそこ高く、歴史が長いと言われる学校だ。
この学校は、休み時間になれば直ぐ人が廊下に集まる。まるでアリの集合体だ
そんな事を考えながら、ワタシは教室の窓をじっと見つめる__
桜羽 真笑
教室にはそこそこ人が居る。 特に後ろの方は女子達が集まり、ワーワー喚きながら遊んでいる
ワタシは友達が全く居ない。と言うか居ない だからこの様にいつも窓から見える景色だけを見ている。
桜羽 真笑
ワタシの口癖は『つまらない』 いつもこんな学校生活だ
つまらない授業、無駄に長く思える休み時間、そして1人、1人1人。 ずっとずっと1人だ
桜羽 真笑
ワタシはボソリと、そう呟いた
桜羽 真笑
帰り道、ワタシはまた溜息を吐く。 ポツポツとゆっくり歩きながら、下を向く そしてワタシは、「今日もつまらない生活だった」と、心の奥底で思う
桜羽 真笑
けれどワタシには、少しだけ楽しみがある。
それは、野良猫の【ミケ】に会う事だ
ミケは、4ヶ月前に会った猫の名前だ。最初はヒョロヒョロな体だったが、少し餌をやっていたら、徐々に肉もついてきて、元気になっていた。
そこからか、ミケはワタシにスッカリ懐いてしまった。飼いたいと言う気持ちはあるが、親は猫が嫌いだから飼う事は出来ない。
だからせめて、会う時には餌をやってあげたい
ミケ
桜羽 真笑
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
桜羽 真笑
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
桜羽 真笑
その時、ワタシは沢山のトラブルや御伽話の様な事が起きるなんて、思っても居なかった。
ミケが人間の様な声を出した時、ワタシの目の前に巨大な何かが現れた
桜羽 真笑
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
幻
その何かは、ワタシに襲い掛かろうと 持っていた鎌を床に叩きつける。
桜羽 真笑
ドカンッ!!
桜羽 真笑
桜羽 真笑
ミケ
ワタシは今の状況についていけなかったが、ミケに連いて行かなければならない事は理解した
ワタシは全力を振り絞り、何かから逃げる為、遠くまで走った。
___かなり時間は過ぎた
此処が何処なのかも分からない場所にも来てしまった。
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
幻
桜羽 真笑
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
そしてワタシとミケは、道の角を曲がりダンボール等が積まれているところに隠れた
桜羽 真笑
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
ミケ
ミケ
桜羽 真笑
ミケ
ミケ
桜羽 真笑
桜羽 真笑
桜羽 真笑
ワタシは一瞬戸惑ったが、この状況を見て分かった。
よくある魔法少女アニメの様な話 フィクションの話だ
そんな事が、実現するのか…? ワタシはそう、頭を抱えた
桜羽 真笑
ワタシは直ぐ理解が出来る人では無い だからせめて、何が何なのかは聞こうと思い、力強い声でミケに答えた
ミケ
ミケ
ミケ
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
そう、最近ニュースや噂で 『死神事件』が話題になっていた
その事件の内容は、真夜中になると人が殺されていると言う事件だ
実際に見た人は『死神』と言ってた。 どうやら、見た目が死神の様なものらしい
今でも犯人は明らかになっておらず、対策をしようとしても人は殺されるばかりだ
ミケ
ミケ
桜羽 真笑
ワタシはそのスターハピネス魔法少女と言うものが理解で出来ず、首を傾げた。
ミケ
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
ワタシは少し信用した そもそも、猫が喋れっているのがおかしいからだ
ミケ
桜羽 真笑
またまた凄いことを言い出したなと、ワタシは呆れた声を出し思った
ミケ
ミケ
ミケ
ミケ
ミケ
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
ミケ
ミケ
桜羽 真笑
ミケ
ミケ
桜羽 真笑
ワタシはそんな言葉を聞いて、少し嬉しい気持ちになってしまった。
そんな自分が、何故か嫌いになりそうだった
ミケ
桜羽 真笑
ミケ
桜羽 真笑
ミケ
ミケ
桜羽 真笑
荒鉄 健
白音 愛
涼宮 風奏
未閉宙 ヒカリ
夕錫 星華
泉乃 水戸
星森 しずか
赤城 明
紫川 寧々歌
黒田 柚乃
夢想 恵
桜羽 真笑
ワタシは目の前に居る人達の服装で分かった
ワタシと同じ学校の人達だ
見覚えのある顔の人も居る。 初めて見る人も居る。
けれど一つ理解した__
この人達が “魔法少女“と言う事を
コメント
7件
めちゃくちゃ始まりそうな予感…! 楽しみにしています!頑張ってください!
うわあああ!!!最高すぎる!!自分のキャラが登場したってだけで天に登れる!!!!
続きが楽しみです。