桐生三輝
桜ちゃ〜ん!
桜遥
ッぉわ…!な、何だよいきなり!?///
桐生三輝
抱きついてみたかっただけ〜。あ、そうだ桜ちゃん一緒に写真とろ〜
蘇枋隼人
…………
しかも嫌がるどころか、照れて満更でもない顔してるし。
楡井秋彦
……、………さん、蘇枋さん!
蘇枋隼人
…えっ…あ、ごめんね。どうかした、にれくん?
楡井秋彦
いえ、すごく怖い顔をしてたので……チラッ(桜の方を見る)…あ、桜さんですか。
蘇枋隼人
……え?
楡井秋彦
そういえば、お二人は付き合ってるんですもんね。
蘇枋隼人
……どうして、にれくんが知ってるのかな…?
楡井秋彦
え?みなさん知ってますよ?桜さんはもちろん、蘇枋さんも結構顔に出てましたし。
蘇枋隼人
そっか……、ちょっと恥ずかしいな///
楡井秋彦
あはは……、でもどうしたんすか?俺には桜さんに桐生さんが抱きついて、一緒に写真撮ってるようにしか見えませんけど……
蘇枋隼人
にれくん、それが問題なんだよ。俺の前で普通やらないでしょ。
楡井秋彦
えー……それで嫉妬してるんすか…?
蘇枋隼人
当たり前だよ。だって__
俺はにれくんに、先ほどまで考えていたことを話した。
楡井秋彦
__はぁ。だったら、桜さんに分からせればいいんじゃないすか?
蘇枋隼人
分からせる?
楡井秋彦
はい。桜さんに、自分が蘇枋さんのものだと自覚させればいいんじゃないですか?
蘇枋隼人
その手があったか…。ありがとう、にれくん。ちょっと行ってくるよ。ニコッ
楡井秋彦
…?はい。
蘇枋隼人
桜くーん。
桜遥
あ?何だよ。
蘇枋隼人
今から俺の家来て欲しいな?
桜遥
は?何でだよ。今日は放課後街の見回りだろうが。
蘇枋隼人
それは俺から梅宮さんに言っておくから、……ね?ニッコリ
桜遥
(ゾクッ…)べ、別に今日じゃなくてもいいだろ…。
桜遥
てか、行きたくねぇ……ボソッ
蘇枋隼人
……どうしてかな?
桜遥
ッとにかく!今日は行かねぇ!!
俺は、慌てて教室を出ていこうとする桜くんの腕を掴み、強引に自分の方に引き寄せる。
桜遥
ッッわっ…!
蘇枋隼人
来ないなら……ここで襲っちゃうよ?ボソッ
桜遥
ッな!!?///
桜遥
ッッ///……分かったよ、行きゃぁいいんだろ!
蘇枋隼人
うん、じゃあ行こうか。ニコッ
蘇枋隼人
みんなごめんね〜。俺と桜くん今日は早退するから、見回り頼むよ。
楡井秋彦
は、はい…!
桐生三輝
にれちゃん、すおちゃんに何言ったの〜?
楡井秋彦
え?嫉妬するほど嫌なら、桜さんに分からせればいいんじゃないですかって…
桐生三輝
あー……それ多分、すおちゃん違う意味で受け取っちゃったんじゃない?
楡井秋彦
…え!?(←話し合いとかを想像してた)
桐生三輝
ありゃりゃ、こりゃ桜ちゃん明日は来れないねー。
楡井秋彦
桜さん、すみません………というか桐生さんだって!あれ絶対楽しんでたじゃないすか!!
桐生三輝
いやぁ〜笑
だって桜ちゃんは反応面白いし、すおちゃんはいつもと全然違う表情するんだもーん笑
楡井秋彦
はぁ……