○○
(昨日の不良さん、何年生なのかな...)
瑠莉(るり)
○○ー!おはよ!
○○
...あ、おはよう!
瑠莉(るり)
どしたの?なんか考え事?
○○
えっと、昨日の不良さんが...
瑠莉(るり)
そのこと!?
瑠莉(るり)
○○は考えない方がいいよ!
○○
そう...なのかな...?
瑠莉(るり)
そうよ!
瑠莉(るり)
てゆうか今日から通常授業じゃん!
○○
ほんとだ
瑠莉(るり)
2日目から授業スタートとか辛すぎでしょ〜
○○
確かに、頑張ろうね!
瑠莉(るり)
そうね、ちゃんと(○○を見ながら)授業は受けるわ
○○
うん!
そう言って私たちは教室に向かった
教室に着き、中に入った
生徒
見てあの子めっちゃ可愛い
生徒
ほんとだ、あんな可愛い子見たことない
生徒
隣の子も可愛い...
生徒
あの2人くそ可愛いな
生徒
右の子タイプだわ
○○
もう何人か来てるね
瑠莉(るり)
ほんとね
瑠莉(るり)
それより.......来て早々モテモテね〜
ニヤニヤしてそう言った瑠莉ちゃん
○○
モテモテ...?
瑠莉(るり)
あんたのことよ!
○○
(あはは、私がモテモテなんてありえないよ)
瑠莉(るり)
こりゃ分かってないわね
ガラガラガラ
すると突然、私たちが入ってきた後ろの扉が開いた
○○
(あ、この人...)
瑠莉(るり)
(げっ、こいつ...)
入ってきたのは昨日の不良さんだった
○○
(不良さん、同級生だったんだ...)
○○
(しかも同じクラス...!)
なんだか嬉しくてじーっと見つめていると、
三途春千夜
.....邪魔だ、どけ
私を見て、なぜか少し苦しそうな顔で そう言った
○○
あ、ごめんなさい...っ
急いでどこうとした時、
生徒
なんで不良が学校来てんだよ
生徒
来られても困るんだけど
生徒
怖っ.....キレたらすぐ殴ってくるんでしょ?
生徒
えぇ、、関わらないでおこぉ
○○
(...っ、怖いの...かな?)
私は思わず不良さんの顔を見た
三途春千夜
......チッ、
○○
....っ、ビクッ
○○
(目付きとか口調は怖い...けど、私は...)
○○
(悪い人には...思えないなぁ...)
そう思うと、私は無意識に微笑んでいた
三途春千夜
....ッ
不良さんは私から目を逸らし、窓側の 席に座った
○○
(あれ、あそこの席の隣って...)
私じゃん!!!