テラーノベル
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朝起きたら恋人が帰ってきた痕跡があった
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昨日かけたコートとは違う紺色のコート
ちょっとした好奇心でコートの匂いを嗅ぐ
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昨日脱いで置いていったコートは女物の香水の匂いがする
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昔よくこのコートの匂いを嗅いでた思い出がある
理由は俺と同じ匂いがするとか何とか
でも今は俺の匂いじゃない
知らない誰かの匂いがする
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でもまた錆びたカッターを手に取りまた
自分の手首を傷つけた
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俺がこんな事をしてる間あいつは幸せかな
幸せならいいな、俺は羨ましいよ
お前は俺より他の人に愛情を注いでるもんな
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そう言ってまた寝れた手つきで手首を包帯で隠した
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興味本位で恋人の部屋を物色する
それは"ある物"を探すため
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数分かけて見つけ出したのは
沢山の2人の思い出が詰まったアルバム
アルバムは長い間しまわれていたから埃被っている
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再びリビングに戻って埃被ったアルバムのページを開く
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2人の思い出が詰まったアルバムを見る
今使っているスマホにも少しだけ残っているけど今は俺1人の写真ばかりだった
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もう一度あの頃に戻りたい
そんな願望を抱いてアルバムを見続ける
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どこかで見たこの写真
その正体はこのリビングで2人で撮った時のものだった
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その写真を見る度に昔の思い出が蘇って涙が出る
今ここに居るのは俺だけ
ずっと一緒にいた恋人は今や知らない人の所にずっと行っている
今やその机は
無数の錠剤シートと空き箱、錆びたカッター等が沢山散乱している
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そう言ってまたカッターを手に取り手首を切る
アルバムの上に滴り落ちる赤い雫
その雫は2人の顔に直接落ちた
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じわじわ追い詰められる身体
それが俺を支配している
錆びたカッターと錠剤シートだけが俺の事を認めてくれるような気がした
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手首からくる痛みを我慢しながら日記を書く
書き終わった頃にはもう手首から落ちる赤い雫で紙は血まみれになっていた
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今までの疲労や沢山追い詰められて疲れたのかそのまま机に突っ伏して寝てしまった
コメント
2件
気になりすぎて、手が勝手に300行ったし、今日寝れないわ、ここでナムさん登場して欲しいし、もう、あああぁぁ言葉にできない、ホソクさんとナムさんが幸せになってくれ!!!ハピエン…ハピエン………