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hikari

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hikari

10 - STORY 10

♥

432

2025年08月04日

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いきなりですが最終話です

もし何かリクあればコメ下さい

リクなければこれでおしまい

どーでもいい話ですが

有明のハイタ会行ってきました!

ちな、日曜日の方です

レポ聞きたい方もコメ下さい

お医者さん

じゃat君、始めるよ、いい?

mzの手術の吉報を聞いた次の日

今度は俺の番と意気込んで来た

ずっと探し続けてた光

1回でもいいからみんなの顔を

mzの笑顔を見たかった

その思いは多少残っているけど

at

お願いします

mzが好きだと言ってくれたあの日

俺は覚悟を決めた

mzと一緒に歩いていくと誓ったなら

自分の叶わぬ欲に縋ってばかりいないで

隣に立っても恥じない人になるべきだと

お医者さん

じゃゆっくり目を閉じて、力抜いてね

身体に注ぎ込まれる麻酔と共に

俺は意識を失った

俺の手で俺の目に終止符を打つ

そこにもう、迷いはなかった

手術を終え4日が経った

目はまだ包帯で巻かれているけど

不思議と目が動いている感覚がある

最近の義眼は進んでいて

向けた方向に瞳孔が動くらしい

その感覚が慣れずくすぐったい

そして今日、経過が順調だったので

包帯を取る事になった

tg

ドキドキするねっ!

pr

(更にイケメンになるとかダルいわ)

ak

確かにw

at

俺イケメンじゃないでしょw

tg

いやぁat君はイケメンだよ、ねっ先生!

お医者さん

はい、イケメンです

at

どうしたの先生?

お医者さん

ふふっ、それでは取りますよ、準備はいいですか?

at

はい

俺の言葉に先生は一巻、二巻と包帯を解いていく

みんなが緊張する、と言う程俺はしてなくて

なんでかって?

だって包帯取ったって俺見えないし

義眼の色は俺が決めてまだ誰にも言ってないから

その反応を聞く楽しみくらいかな

お医者さん

ではゆっくり開けてみてください

先生の言った通り、俺はゆっくり目を開けた

転院して3日が経った

リハビリ担当

mz君頑張れっ!後1往復!

mz

えぇ~っ!?まだぁ!?

kty

mzちぃ!頑張れぇ!

mz

簡単に言うなっ!マジで痛いんだから!

リハビリ担当

じゃーギブしちゃう~?

mz

しませんっ!

人工関節を入れて始まった歩行訓練

慣れてはきたけどやっぱり痛い

いつへたってもいいように

歩く俺の後ろでktyが車椅子をスタンバってくれている

リハビリ担当

ほら早くしないと時間無くなっちゃうよ~?

mz

くそっ………

kty

あ、mzちごめん、電話だわ

mz

あぁっ!車椅子係がっ!!

リハビリ担当

もしかしてもう取れちゃったかなぁ?

mz

くっ…………ぬぉぉぉぉっっ!

目を開けた瞬間、俺は息を飲んだ

そして、言葉を失った

tg

わぁっ!at君かっこいい~!!

pr

(目の色、左右変えたんやな)

ak

いいじゃん!義眼ならではだね!!

みんなが俺の新たな顔を見て喜んでいる

でもっ!違うんだっ………!

at

先生っ!

お医者さん

どうですか?痛くないですか?

そう言った先生はにこっと笑った

at

なんでっ………

tg

どーしたのat君?

pr

(何か様子が変やな)

その時病室に響き渡ったのは

ドアのノック音だった

ak

はーい?

kty

あ、僕!ktyです!

ガチャっと開けられたドアの向こうには

ピンクの髪をした男の子

tg

わぁ~い!ktyぁ!

pr

(mzのリハビリどーや?)

kty

めっちゃ頑張ってるよ!

ak

俺達も明日行くから!

kty

うん、でもね

kty

今日頑張ったから外出許可降りて連れてきちゃった!

at

えっ………

キィキィと車椅子をktyに押され

入ってきたツートンカラーの男の子は

俺を見て、微笑んで、言ったんだ

mz

はじめまして、at

聞き慣れたその声にもう出るはずの無いものが

俺の右の頬を濡らしていく

生温いそれは留まることを知らず

手までも濡らしていった

tg

mzたん、それ…………

pr

(もしかしてお前………)

ak

えっ!?ちょっ、どーゆー事!?

異変に気付いたみんなも動揺を隠せない様子

mz

ふふっ

そんなみんなを尻目にベッドの横に来たmzは

そっと俺の手を握って、言った

『ずっと見たかった光、見えた?』

at

ばかっ!ばかだよっmzはっ!

at

なんでこんな事っ…………

mz

なんでって、決まってんだろ?

mz

一緒に同じ景色を見たいからだよ

at

だからってっ!!

mz

俺の中でatって赤のイメージがあったから

mz

俺の中にatを入れたくて

mz

勝手にこっち貰っちゃった

てへっと笑ったmzの左目には

俺がつける予定だったであろう赤い瞳が輝いていた

at

ばかっ………ホント、ばかっ………

mz

何だよ、俺が聞きたい台詞はそんなんじゃないんだけどな

そう言ってmzは車椅子からベッドに座り

右頬に伝う雫をゆっくり拭った

mz

どう?10年振りに見た感想は?

at

……………っ!

at

泣きじゃくるtgも

at

手話をするprも

at

恥ずかしそうにするとktyも

at

動揺するakも

at

ずっと見たかったmzの笑顔も

at

全部っ、全部見えるっ………

mz

よかった

at

mzっ……………

はっきりと見えるmzを抱き寄せ

at

……………ありがとぉ

呟くほど小さな言葉を君に贈ると

mz

どういたしまして

君は嬉しそうに微笑んでくれた

10年振りに見た外の景色は

俺が思っていた以上の何倍も

キラキラ瞬く星屑のように

光り輝いた世界が広がっていた

みんなが帰った夜

俺は大切にしまっていた手紙を開いた

そこには一言………

『どんな姿のatも、愛してる』

あれから1ヶ月ほど経った

二学期も始まり少しずつ見える世界に慣れてきて

prに手話を教わったりクラスの奴の顔も覚えてきた

そして今日は待ちに待った

mzの退院の日

携帯をゲットしやっとこさ使いこなせるようになったLI〇Eの画面には

『9月25日退院、必ず迎えに来い』

と、愛しい人からの脅しメッセージw

at

まだかなぁ

ak

そわそわしすぎw

pr

(焦らんでもmzは来るから)

そう手話をした即座にprの手を

akは安心させるかの様にぎゅっと握った

何だかんだprも緊張してるみたい

俺の目が片目だけでも見えるようになってから

akの手の補助が要らなくなり

パートナーには変わりは無いけど、専らakはprと繋ぎたがっている

その度に照れるprが何だか可愛くも感じるけど

そんなリア充を見てると俺だって早く会いたくなる訳で

お見舞いには何回か行ったけど

実はリハビリ中は気が散るからと見学は禁止だった為

俺はベッドの上にいるmzしか会ってない

今日初めて、立った姿のmzに会える日

tg

あ、来たよ!

tgの声に振り向くと

荷物を持つktyの隣で

mz

atっ!

にこりと微笑んだ俺の天使は

杖をついて歩いてきた

at

mzっ!

少ししんどそうに歩くその姿に駆け寄ろうとするも

見える片目がまだ自由が聞かず

少しよろめくとktyが荷物を投げ俺を支えてくれた

kty

うぉぉ!aっちゃん大丈夫?

mz

俺の荷物っ!

at

ご、ごめん

tg

ktyすごぉい!

mz

こいつフィジカルモンスターだから

kty

あぁんもぅ!言わないでよぉ!

tg

かっこいい✨

ak

tgちゃんの目がキラキラしてる

pr

(単純やなぁ)

at

mz、まだ頼りないかもだけど

at

俺絶対mzの事支えられるように

mz

そんな気張んなって

mz

ゆっくりでいいから、一緒に歩いていこ

そう言うとmzは持っていた杖をktyに渡し

俺の腕に自分の腕を絡めた

mz

2人で歩く記念すべき最初の1歩、だな

at

うん、せーので行こ

mz

OK、せーのっ!

こうして俺達は新しい未来に向かって歩き出した

行く先は前途多難かもしれない

それでも

at

大丈夫?

mz

平気、atこそ腕痛くない?

at

大丈夫だよ

ak

俺も荷物持つよ!

pr

(ほな俺杖持つわ)

tg

じゃkty俺持ってぇ!

kty

どゆことよw

助け合う仲間がこんなにもいるから

もう恐れることは何も無い

だから歩いていこう

そこにはきっと光が見えるから

この作品はいかがでしたか?

432

コメント

2

ユーザー

うわああああああああああa (((強制終了 最終話お疲れ様です!! てっきりお互いに足と瞳が不自由ながらも支えていこう的なお話かと思いきや何ですかこの神展開は!! 発想が天才的すぎません!? Atくんのために自分の視界を分けてあげちゃうMzくん男前すぎるし男前かと思いきやAtの色が自分の中にも欲しかったって何!?可愛いとかっこいいが共存している男とはまさにMzくんのことですね((( 連載本当にお疲れ様でした!! 自分この作品の最新話が更新されるたびに画面をスワイプする手がほんとに止まんなくて幸せでした!! ありがとうございますっ!! めちゃくちゃお話が大好きすぎる、、、 ありがとうございましたっ!!みんな幸せになってくれ!! ……はい、長文失礼いたしましたw

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