テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
いきなりですが最終話です
もし何かリクあればコメ下さい
リクなければこれでおしまい
どーでもいい話ですが
有明のハイタ会行ってきました!
ちな、日曜日の方です
レポ聞きたい方もコメ下さい
お医者さん
mzの手術の吉報を聞いた次の日
今度は俺の番と意気込んで来た
ずっと探し続けてた光
1回でもいいからみんなの顔を
mzの笑顔を見たかった
その思いは多少残っているけど
at
mzが好きだと言ってくれたあの日
俺は覚悟を決めた
mzと一緒に歩いていくと誓ったなら
自分の叶わぬ欲に縋ってばかりいないで
隣に立っても恥じない人になるべきだと
お医者さん
身体に注ぎ込まれる麻酔と共に
俺は意識を失った
俺の手で俺の目に終止符を打つ
そこにもう、迷いはなかった
手術を終え4日が経った
目はまだ包帯で巻かれているけど
不思議と目が動いている感覚がある
最近の義眼は進んでいて
向けた方向に瞳孔が動くらしい
その感覚が慣れずくすぐったい
そして今日、経過が順調だったので
包帯を取る事になった
tg
pr
ak
at
tg
お医者さん
at
お医者さん
at
俺の言葉に先生は一巻、二巻と包帯を解いていく
みんなが緊張する、と言う程俺はしてなくて
なんでかって?
だって包帯取ったって俺見えないし
義眼の色は俺が決めてまだ誰にも言ってないから
その反応を聞く楽しみくらいかな
お医者さん
先生の言った通り、俺はゆっくり目を開けた
転院して3日が経った
リハビリ担当
mz
kty
mz
リハビリ担当
mz
人工関節を入れて始まった歩行訓練
慣れてはきたけどやっぱり痛い
いつへたってもいいように
歩く俺の後ろでktyが車椅子をスタンバってくれている
リハビリ担当
mz
kty
mz
リハビリ担当
mz
目を開けた瞬間、俺は息を飲んだ
そして、言葉を失った
tg
pr
ak
みんなが俺の新たな顔を見て喜んでいる
でもっ!違うんだっ………!
at
お医者さん
そう言った先生はにこっと笑った
at
tg
pr
その時病室に響き渡ったのは
ドアのノック音だった
ak
kty
ガチャっと開けられたドアの向こうには
ピンクの髪をした男の子
tg
pr
kty
ak
kty
kty
at
キィキィと車椅子をktyに押され
入ってきたツートンカラーの男の子は
俺を見て、微笑んで、言ったんだ
mz
聞き慣れたその声にもう出るはずの無いものが
俺の右の頬を濡らしていく
生温いそれは留まることを知らず
手までも濡らしていった
tg
pr
ak
異変に気付いたみんなも動揺を隠せない様子
mz
そんなみんなを尻目にベッドの横に来たmzは
そっと俺の手を握って、言った
『ずっと見たかった光、見えた?』
at
at
mz
mz
at
mz
mz
mz
てへっと笑ったmzの左目には
俺がつける予定だったであろう赤い瞳が輝いていた
at
mz
そう言ってmzは車椅子からベッドに座り
右頬に伝う雫をゆっくり拭った
mz
at
at
at
at
at
at
at
mz
at
はっきりと見えるmzを抱き寄せ
at
呟くほど小さな言葉を君に贈ると
mz
君は嬉しそうに微笑んでくれた
10年振りに見た外の景色は
俺が思っていた以上の何倍も
キラキラ瞬く星屑のように
光り輝いた世界が広がっていた
みんなが帰った夜
俺は大切にしまっていた手紙を開いた
そこには一言………
『どんな姿のatも、愛してる』
あれから1ヶ月ほど経った
二学期も始まり少しずつ見える世界に慣れてきて
prに手話を教わったりクラスの奴の顔も覚えてきた
そして今日は待ちに待った
mzの退院の日
携帯をゲットしやっとこさ使いこなせるようになったLI〇Eの画面には
『9月25日退院、必ず迎えに来い』
と、愛しい人からの脅しメッセージw
at
ak
pr
そう手話をした即座にprの手を
akは安心させるかの様にぎゅっと握った
何だかんだprも緊張してるみたい
俺の目が片目だけでも見えるようになってから
akの手の補助が要らなくなり
パートナーには変わりは無いけど、専らakはprと繋ぎたがっている
その度に照れるprが何だか可愛くも感じるけど
そんなリア充を見てると俺だって早く会いたくなる訳で
お見舞いには何回か行ったけど
実はリハビリ中は気が散るからと見学は禁止だった為
俺はベッドの上にいるmzしか会ってない
今日初めて、立った姿のmzに会える日
tg
tgの声に振り向くと
荷物を持つktyの隣で
mz
にこりと微笑んだ俺の天使は
杖をついて歩いてきた
at
少ししんどそうに歩くその姿に駆け寄ろうとするも
見える片目がまだ自由が聞かず
少しよろめくとktyが荷物を投げ俺を支えてくれた
kty
mz
at
tg
mz
kty
tg
ak
pr
at
at
mz
mz
そう言うとmzは持っていた杖をktyに渡し
俺の腕に自分の腕を絡めた
mz
at
mz
こうして俺達は新しい未来に向かって歩き出した
行く先は前途多難かもしれない
それでも
at
mz
at
ak
pr
tg
kty
助け合う仲間がこんなにもいるから
もう恐れることは何も無い
だから歩いていこう
そこにはきっと光が見えるから
コメント
2件
うわああああああああああa (((強制終了 最終話お疲れ様です!! てっきりお互いに足と瞳が不自由ながらも支えていこう的なお話かと思いきや何ですかこの神展開は!! 発想が天才的すぎません!? Atくんのために自分の視界を分けてあげちゃうMzくん男前すぎるし男前かと思いきやAtの色が自分の中にも欲しかったって何!?可愛いとかっこいいが共存している男とはまさにMzくんのことですね((( 連載本当にお疲れ様でした!! 自分この作品の最新話が更新されるたびに画面をスワイプする手がほんとに止まんなくて幸せでした!! ありがとうございますっ!! めちゃくちゃお話が大好きすぎる、、、 ありがとうございましたっ!!みんな幸せになってくれ!! ……はい、長文失礼いたしましたw