ばかな恋人 - 黄赤 -

ばかな恋人 - 黄赤 -

通報 厳禁

ご本人様とは一切関係ございません

すたーっと ！

俺の彼氏はばか 。

頭が悪くて 、鈍感だから

俺の浮気にも気付かない 笑

こんなふうにどんだけ

遅い時間まで出歩いても

疑いもしない 。

ほんっとにばかだなぁ 笑

そんなこんなで帰って来たのは

朝早く 。

黄くんは寝ているのか

電気は消しっぱなし 。

俺はそーっと

靴を脱ぎ

黄くんが寝ている ベットまで向かった 。

すやすや寝ちゃってばかだなー。

なんて思いながら

寝室の扉の前まで行くと

何故だか静かな筈の寝室が

うるさかった 。

俺はそれが気になってしまい

そっとバレないように寝室を覗くと

ベットの上に影がふたつ 。

それは 、

黄くんと青ちゃんだった 。

俺は驚きのあまり

声も出せなかった 。

まさか

黄くんが浮気をするだなんて 。

あんなに俺の事が好きだったのに 。

俺は黄くんに飽きられていた 。

夜遊びもバレていて 、

だから浮気された 。

全部俺が悪い 。

自業自得だ ...

でも

やだ 。

黄くんを盗られたくない 。

その日から俺は

夜遊び等を一切やめて

黄くんに尽くし始めた 。

いつも黄くんに挨拶されても

くらいしか返していなかったけれど

今日は違う 。

きちんと挨拶をして

君が好きだと言って

甘やかしてくれていたから

自分から言ったことなんてなかったけれど 、

俺のそんな変わりようを見て

困惑している君を見ながら

また 、

君からそんな甘い言葉を貰って

安心してしまう俺 。

なんだかんだ言ってばかなのは俺の方なのかも 。

あれから

一度も俺は夜遊びをしていないし

浮気だってしていない 。

それは黄くんもそうで

あれから一度も浮気をしている気配も

様子だってない 。

あの時は一瞬の嫉妬で

黄くんを頑張って惚れ直させたけど

本当にそうしてよかったと思っている

だって黄くん無しじゃ もう俺生きられないもん 。

黄くん以外の人なんか考えられないし

好きにもなれない 。

それは黄くんも同じらしくて

俺以外の子と話もしないし

連絡先にもいない 。

そんな黄くんが大好き 。

俺はこれから先も

黄くんが大好きだ 。

ずっと

ずっと

好きだった 。

彼が

君が

赤が 。

僕はソファーの上で

スマホを弄りながらそう呟く 。

赤は僕の恋人だ 。

とっても可愛くて

つんでれで

明るくて

そんな赤と付き合えた時は

もう死んでもいいくらい嬉しかったし

本当に愛していた 。

だけど 、

赤は違った 。

赤は浮気している

他の男と 。

仕事と嘘をついて

、全部知っている

だって僕は君の恋人なんだから

このままでは

赤は僕のことなんか忘れて

きっと他の男と幸せな家庭を築いてしまう 。

そんなの絶対嫌だ 。

僕は 、友人である青ちゃんに頼ることにした 。

青ちゃんと協力して

色々やった結果 。

僕の恋人はとってもちょろい

前までは僕のことをばかだと思っていたらしいが 、

赤の方が何倍も無知でばかだ 。

まぁ 、 そんなところが好きなんだけど

これからも僕は赤と幸せに暮らす

だから

もっと依存させなきゃ

ねぇ .. ？

赤 ♡

おわり

嫉妬とツンデレのりくを同時に書きました 。

里菜瀬ちゃん 、あや猫ちゃんりくありがとうございました🙇‍♂️

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