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びーえる短編物語III

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びーえる短編物語III

22 - バレンタイン企画-師弟組ver.

♥

3,040

2022年02月14日

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Nakamu

ん.....

薄らと瞼に影が写っている

な....m.....

誰が居るのかな

...n...かむ!

ん?あれ?

俺呼ばれて....

なかむ!!

Nakamu

おぉあっ!?

反動で咄嗟に飛び起き大声を出してしまった

Nakamu

って....え?

Nakamu

すま....い..る?

はぁ....

スマイル

やっと起きたか....

彼はポリポリと頭を掻いて呆れた顔でこちらを見ている

ここだけの秘密だが

俺はちょー↑っとだけ こいつのことが好きなのだ

いや、ちょー↑っとだけだからな?

でもこの思いは墓場まで持って行くつもりで居る

スマイル

.....(とてつもない呆れ顔)

Nakamu

なんだよ。

Nakamu

その顔は

俺はそんな彼の呆れ顔にムッっとなり 言い返す

スマイル

いやぁ?

スマイル

なんだろうね?w

Nakamu

はぁ?w

Nakamu

お前が分かんなくて誰が分かるんだよ笑

スマイル

ww

スマイル

それはあるわ...笑

Nakamu

納得してんじゃねえよ笑

スマイル

...ww

なんだコイツ笑

そ言えば昨日も俺ん家で.....

Nakamu

あ、

てか

こんなに落ち着いて雑談してても良いのだろうか

スマイル

急にどうした?w

Nakamu

いや...

Nakamu

そ言えばここ、何処かなって思って....

スマイル

あ()

Nakamu

おい笑

スマイル

お前が普通に話すから忘れちゃっただけろうがーぃ

Nakamu

がーぃってお前w

スマイル

どうすんだよ。

Nakamu

急に我に返んな笑

ふふ

お二人共、楽しそうで何よりです笑

突然背後から俺ら以外の声が会話内に入って来た

Nakamu

っ!?

スマイル

ッ!?

スマイル

ど、何処から...!?

まあまあ

そんなのどうでもいいじゃないですか

Nakamu

はぁ!?どうでも良くないし!

俺は声を荒らげる

どうせ後からそんな事もいえなくなりますよ笑

は....? 意味わかんねえ

スマイル

おい!お前がここに俺たちを連れてきたのか!?

スマイル

だったら早く帰せよ!

スマイルも珍しく声を荒らげて叫んでいる

まあそうしたくなる気持ちは俺もわかるけど

2人で居れるのも....まぁ、 少しは良い..かな

はぁ....

お二人共、やはり面倒な事になってますね

Nakamu

は?

Nakamu

なにがだよ

スマイル

会話成り立ってないぞお前

おっと、すいません

こちらのお話です(*^^*)

コイツ....なんかムカつくな

ま、それを解消するのが私の役目ですからねぇ

まーたなんかブツブツ言いやがってコイツ

俺が文句を頭で呟いていると

とりま...

パチンッ!

Nakamu

っ!?

スマイル

!?

指を鳴らす音と共に 何かを隠すような赤い布のかけられた机が現れた

こんなもんでいいでしょ!

これをクリアすれば帰してやりますよ

Nakamu

....?

スマイル

これ...は?

見てみてのお楽しみ♡

です。

落差の凄い言い方だな()

はい!

頑張ってくださーi....

途中でブツッという音と同時に声は途切れ もう聞こえなくなった

もうここには俺とスマイルとあの謎の机だけ

Nakamu

.....、

スマイル

.....。

謎の気まずさが 室内に漂っている

Nakamu

と、取り敢えず

俺はこの空気に痺れを切らし 当てずっぽうに口を開いた

Nakamu

あの机のやつ...

Nakamu

取って....みますか...?

スマイル

お、おぉ

焦りから言葉が敬語になってしまった

2人は緊張するって! 俺だってさ!!

スマイル

な、なかむ?

Nakamu

ビクッ

Nakamu

あ、あぁ!取ろ取ろ!

Nakamu

えーい!!

スマイル

ちょっ....!

彼の声で我に返り 先程の思考をかき消すべく 急いで目の前にある布を捲る

バッ

スマイル

.....ん?

Nakamu

え....?

Nakamu

チョコ....レート?

布を捲ったそこには ハート型の小さくて可愛らしいチョコレートがいくつも箱に詰まっていた

スマイル

これを食えって....事か?

Nakamu

え!?

Nakamu

食べるだけ!?

甘党の俺には最高のご褒美でしかないが 良いのだろうか

スマイル

まぁ多分そういう事だろ

Nakamu

楽勝やん!

スマイル

そうなの....?w

Nakamu

俺ガムシロ飲めるんだぞ!舐めんなよ?笑

俺は苦笑いの彼にドヤ顔をかます

スマイル

wwww

スマイル

確かにw

普段は凛とした顔がへにゃっとした笑顔に変わる瞬間

彼のこの顔が俺は1番好きだ

スマイル

じゃあ、これお前が食うの?w

Nakamu

勿の論よ

スマイル

ww

俺は早速チョコレート入りの箱に手を伸ばす

そして試しに1つ口に放り込んだ

Nakamu

ん!!

スマイル

ど、どうした!?

Nakamu

めっちゃ美味い!!!

Nakamu

なんだこれ!!!笑

スマイル

なんだ....そんなことか笑

Nakamu

そんなことってなんだよお前

Nakamu

大事な事だろ!

スマイル

はいはい

思ったよりもチョコが甘くてびっくりはしたが その方が俺には好都合だ

俺は一気にチョコレートを頬張った

スマイル

え?💦

スマイル

そんな一気に食って大丈夫か?💦

俺が早くも全てのチョコを食べ終わった事に 彼はあたふたしている

ちょっと面白い笑

Nakamu

大丈夫大丈夫〜

ガチャッ!

俺が彼にそういったと同時に 何も無かったはずの壁が扉のように開いた

スマイル

ならいいんだけど。

スマイル

とりま出られるようになったっぽいから出ようぜ

彼は扉の方に向かって進む

Nakamu

そうだnッ....

スマイル

ん?

スマイル

なか.....む.....?

あれ....

スマイル

おい!どうした!?なかむ!!

頭....回らない....

立てない.... 動けない.....

スマイル

なかむ!!!

そして

Nakamu

ハァ...ハァ....ッ//

身体中が信じれないくらい 熱い──。

スマイル

なかむ!!!

スマイル

なかむッ!!!

駄目だ

Nakamu

ぅぅ.....//

何度呼んでも苦しそうに唸っているだけ

揺さぶって見ても正気を取り戻す素振りもない

スマイル

なかむ!!

スマイル

どうした!!

駄目元で俺は彼に声をかけ続ける

このまま死んじゃったらどうしよう

俺が止めていれば....っ

後悔が止まらない

スマイル

なかむ....ッ

すると 小さな口から小さな声が聞こえた

Nakamu

すま...いる....///

スマイル

っ!

スマイル

なかむ!

Nakamu

あ..つい...//こわいぃ...///泣

ポロポロと涙を流す彼

余程苦しいのだろうか

体の体温も上がっているようで 頬や耳、うなじなどは真っ赤に染まっていた

スマイル

....ッ///

俺は静かに彼の涙を拭き取る

Nakamu

ん....っ///

どうしよう

Nakamu

うぅ....ッ//泣

どうしても彼が色っぽく見えてしまう

赤く熱った頬も 俺の手を伝う涙も

それから苦しみから逃れようと腰が反り返っているのも グッと来てしまう

俺は最低だ

スマイル

ッ....////

今にも崩れそうな理性を何とか保ち抑える

Nakamu

んぁ....//

だが───

Nakamu

す....まぃ..る///泣

駄目だ

スマイル

な、何....

ダメだ

Nakamu

おれ...///おかしくなりそっ....///泣

駄目だ駄目だ

Nakamu

すまッいる....ッ///

これ以上俺の名前を呼ばないでくれ

スマイル

ッ.....//

じゃなきゃ俺は

Nakamu

らくに.....なりた.....ぃ///泣

Nakamu

んんッ....///

スマイル

.....ぁ

ブチッ

止まれなくなるから────

※この後はご想像にお任せします笑

ハート5000ありがとうございました!(集計時)

ハート5000でこの効果となっております (意識が朦朧とする程度)

さあ、次回は 🦈×📕 ですよ!

次はRシーンまで行くのでしょうか?

でも、 媚薬の量を今回よりも少量にして意識をそのままにするってのもいいですね()

では!次回へ続くハート ご協力お願いしますm(_ _)m

どちらが食べるかどうかも教えてくれると嬉しいです() どっちも食べるもありですよ

ではまた次回お会いしましょう

さよなら〜👋

びーえる短編物語III

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3,040

コメント

13

ユーザー

まじでスマイル最高すぎね?

ユーザー

はぁぁぁ〜!てぇてぇ.........神やん

ユーザー
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