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これは、この出来事を体験したA子さんからの表現を元に作成しています。

この物語はフィクションです。

これは、私が娘とプールに行った時のお話です。

流れるプール行こっか!

まぁま!

だっこ!

この日は、娘の2歳の誕生日を迎えて少したった頃でした。

娘は今にも泣き出しそうな顔でだっこをせがんできました。

仕方なくだっこをしてあげました。

まぁま!

あこやぁだ!

プールを指さして行きたくないと言っています。

1周だけしよ?

やぁだ!

どれだけ言っても娘は拒絶します。

諦めようとしましたが、この流れるプールは途中で勢いが早くなって

楽しいので諦めたくはありませんでした。

じゃあ半周は?

かぇる!

娘はどうしても行きたくないようです。

まぁま!

あこ、おねちゃいる!

こゎい!

あこから出た!

こゎい!

娘の体は震えていて私は更衣室に行きました。

それは5年経っても変わらず…

見てください!

こちらのプールはたくさんの人で賑わってます!

さらに、ウォータースライダーもとても楽しそうです!

僕も乗ってみようと思います!

テレビでプールの話題が出ると

ガクガクブルブル

娘が急に震えると

バタッ

倒れます。

でも、数分たったら目覚めます。

私は、あの日のことを聞くことにしました。

お母さん!お料理手伝う!

うん。

えっと、聞きたいことあるんだけどいい?

どうしたの?

落ち着いて答えて欲しいんだけど、プールの時、何が見えたの?

もちろん、無理にとは言わない。

わかった。教える。

ー現代回想ー

あの日私…

まぁま!

だっこ!

するとプールから、青白い顔をした今の私くらいの女の子が

出てきたの。

まぁま!

あこやぁだ!

あの時指を指してたのはその女の子に向けて。

で、テレビでプールの話題が出るの。

でも、どのプールを見てもその子がいるの。

だから怖かったの。

そうだったの…

あの後調べてみると、

プールで溺れた小2の女の子が

誰にも気付かれず、溺死してしまった事件が。

気がつけば青白い顔だったそう。

娘はその子が見えていたのでしょう。

気がついて欲しかったのでしょう。

あの後、成仏して、見えなくなったそう。

この作品はいかがでしたか?

4

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