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大森
藤澤
大森
どうすればいいか分からず立っている僕に、 大森くんはソファーに座るよう促してくれる。
藤澤
人のお家に来るのって何年ぶりだろ…
しかも、大森くんの家…
そわそわする…
戸惑っている僕を横目に、 大森くんは途中コンビニで買ったお酒やおつまみを手際よくテーブルに並べていく。
大森
大森くんは、僕の隣に座ると、 僕にビールを渡してくれた。
藤澤
大森
職場以外で大森くんと話すのは初めてだけど、 職場でも思ったとおり、すごく話しやすくて、 お酒の力も手伝ってか、 意外とちゃんとお喋り出来ている気がする。
大森
藤澤
大森
藤澤
藤澤
大森
藤澤
大森
藤澤
あの後、大森くんに、 元貴って呼んで下さいって言われて、 大森くんの事は元貴って呼ぶ事に。
後輩だけど、憧れていた人と友達みたいに仲良くなれた気がしてすごく嬉しかった。
その後も色々話したけど、 結局、一番気になっていた元貴と若井くんの関係だけは聞く事は出来ないまま。
でも、それよりも…
今は元貴に言われた“好き”の二文字が心の奥にずっと引っ掛かってる…
特別な意味なんてある訳ないのに。
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