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すまない先生
(ああ、懐かしいな)
すまない先生
(昔もこうして歩いたりした)
すまない先生
(なんだか泣けてくるな〜)
すまない先生
(最近忙しくて散歩なんてできてなかったし)
すまない先生
(こうして過ごせるなんて夢にも思わなかったな)
エウリ
次の場所でも行きましょうか！
すまない先生
そうだな！
すまない先生
(ずっと…こうしていられたら)
すまない先生
(どれだけ…幸せだろうな)
エウリ
このお花はなんだろう…
エウリ
初めて見ましたね…
すまない先生
(今までずっと願ってた)
すまない先生
(またこうして過ごせたら、なんて)
すまない先生
(その願いが、今こうして願ってる)
すまない先生
(本当に、夢みたいだ)
すまない先生
(ああ…本当にこのまま過ごしたいなぁ…)
すまない先生
(まあ修行は大変だけど)
ずっと…ずっと…
ミスター赤ちゃん
………
ミスター赤ちゃん
本当に無理だって
ミスター赤ちゃん
もう何日経ったか？
ミスター赤ちゃん
3ヶ月くらい経ったんじゃねぇか？
ミスターブラック
いいえ、まだ1時間も経っていませんよ
ミスター赤ちゃん
嘘……だろ……
赤ちゃんが倒れ込む
ミスター赤ちゃん
後は頼んだぜ…2人とも…
ミスター赤ちゃん
…止まるんじゃねぇぞ
ミスターブルー
おい！赤ちゃん！おい！
ミスターブルー
お前美女と結婚するんじゃ無いのか！？
ミスターブルー
またミルクを飲むんじゃ無いのか！
ミスターブラック
ダメですね、もう死にました
ミスターブラック
さっさと行きましょう
ミスターブルー
なんだよお前！薄情だな！
ブラックはスタスタと歩いて行く
ミスターブルー
お…おい！置いていかないでくれ！
ミスター赤ちゃん
ストォォォップ！？
ミスター赤ちゃん
死んだ訳ねーだろ！？
ミスター赤ちゃん
俺が簡単に死ぬとでも！？
ミスターブラック
いや、あの状態になったら動かなさそうなので置いて行くフリをしました
ミスターブルー
なんだ……置いてくフリかよ…
ミスター赤ちゃん
いや、お前ならやりかね無いと思って焦ったぜ……
ミスターブルー
赤ちゃんに同感、お前なら置いて行きそうだと思ったぜ…
ミスターブラック
私ってそこまで冷たい人間ですかね？
イム
なんだかすごく楽しそうだね
ミスターブルー
楽しくなんかねぇよ…
ミスターブルー
……って
ミスターブルー
お…お前…！？
ミスターブラック
…お前は！
イム
ふふ…ヤッホー
ミスター赤ちゃん
お前…！
ミスター赤ちゃん
ダァッ！！
ミスター赤ちゃんが地面を蹴り上げイムに飛び掛かる
スカッ
ミスター赤ちゃん
！？
イム
ざんね〜ん
イム
そう簡単に当たるとでも？
ミスター赤ちゃん
もういっちょ！
ミスター赤ちゃん
オラァ！！
スカッ
イム
攻撃する前に「もういっちょ」とか言っちゃダメでしょ？
イム
自ら「今から攻撃します」って言ってるようなもんだよ？
ミスターブルー
隙あり！
ミスターブルーが足を蹴り上げる
だが…
ミスターブルー
！？
ミスターブルー
足が……動かない…！？
イム
ふふ……
ミスターブラック
ぐ……一体何を使ったと言うんです？
ミスター赤ちゃん
俺も…動けねぇ！？
イム
ああ〜言ってなかったけどさぁ
イム
実はボク人を操る力も持ってたんだよね
ミスター赤ちゃん
は…はぁ？
ミスター赤ちゃん
なんだよ！いつからだよ！
イム
赤ちゃん、君は知らないかも知れないね
イム
ブラック、ブルー
イム
気づく事は無い？
ミスターブルー
は…はぁ？
ミスターブルー
知らねぇよ！
ミスターブラック
…さぁ
イム
ブラック、君がみんなの所へ向かおうとした時
イム
君を邪魔するように人だかりができていたよね？
ミスターブラック
……
イム
ブルー、君がショッピングモールで助けを求めた時…
イム
すまない先生に電話をかけたよね
イム
あの時彼はいつもより冷たい態度を取った
ミスターブルー
あの時…！
イム
ボク、その能力たまにしか使ってなかったけど
イム
そういう感じで邪魔もしてたんだよね
ミスターブルー
なんでもアリかよ…
ミスターブラック
なんだか今付け足したみたいな話ですね…
ミスターブラック
でも…あの時確かに…
イム
そして今、君たちの体を操って動けなくした
ミスター赤ちゃん
なんだよ…人に嫌がらせでもしたいならその能力使えよ…
イム
…ボクの目的はそんな事じゃ無いからね
イム
さて、動けなくしたとこだし
イム
何しようかな
イム
痛めつけたり…なんてね
イム
一生このままにしておくなんて事もできる
イム
さぁ、どうしたい？
ミスターブラック
……一体なんのためのこんな事するんです？
ミスターブルー
そうだぜ…！なんでこんな事…
イム
………気になる？
イム
じゃあ、果てしないくらい長い話だけどさ
イム
特別に話してあげる！
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