クズで最低でどうしようもないとある少女の話

半年後

私はすっかりはるまのことを忘れ、

大崎のことは頭の片隅にありながらも

2人のどちらとも意識せずに過ごしていた。

はずだったのに、、

数日後、、

パシャ

タタタッ

修学旅行明け

初日の学校が終わる

バチッ

タッタッタッ

修学旅行で大崎の好きな人を知ってしまった私は、

むしろ期待をもっていたころに比べて

きっぱりと大崎を忘れることができた

そして今。

はるまと話すのが楽しくてしかたない

なぜだろう

嫌われていないのだとわかると

欲が止まらなくなる

今になって思う

この時の私は、

自分を認めてくれる人が欲しかった。

毎日周りにいじられ、ヘラヘラしている私。

すると周りはだんだん自分への接し方が適当になる。

「この子には何言っても大丈夫だ」

そう思われてしまう。

自分が悪いのだが。

誰かに大切にされてみたかった。

だから好きな人がすぐに変わったりしてしまう。

苦しかった。

はるまも同様だったのだろう。

なんだかんだで、私たちはまた今日も

一緒に帰るのだ。

なんで話したいんだろう

なんでこの人と一緒にいたいんだろう

そっか、私は。

勢いで言ってしまった

私の悪いところ。

どうやら、

この恋は、かなり難しいらしい。

9/26

スッ

１ヶ月後

後ろを振り向くと、

バチッ

私の恋は順調に進んでいるようです！

大崎は同じクラスだけど、

しかもかっこいいけど

でももう目で追ってしまうこともなくなった

気にしなくなった

私の好きな人は、はるま

今は無理かもしれないけど、

いつか付き合える日がきますように

次回、はるまとまなかはどうなる！？

大崎の行方は？

お楽しみに！

じゃあ、

ばいばい！