我が銀魂高校には、イケメンTOP3とやらが存在する。
3人共、私の1コ上の先輩だ。3人共、ウザイほどモテモテ。 あぁ、ほら今日も‥‥‥ 私は教室から校門を眺める。
さやか
なの
イケメンTOP3のうちの2人がやってきた。
名前は沖田総悟と土方十四郎。 もう1人は高杉晋助。 コイツは不良だから常に遅刻してくる。 この高杉は屋上のサボリ仲間だ。しかも、兄貴の知り合いらしい。 ****
あぁ銀ちゃんの授業、眠いアルなぁ…久しぶりにサボろうかな。
私は銀ちゃんにバレないようにコッソリ教室を抜け出す。 そして屋上へ向かった。
****
高杉
神楽
私は屋上でしばらく高杉と世間話をしていた。
すると、いきなり屋上の扉がガチャリと開いた。 そこにいたのは…
神楽
沖田
神楽
完璧な棒読みだ。 沖田先輩は鼻で笑って高杉の横に腰を下ろした。
沖田
何コイツ… 殴りたい。
高杉
うぅ高杉は、なんてイイ奴アルか。それに比べて‥‥
沖田
沖田先輩が私の眼鏡をヒョイっと奪う。
神楽
沖田先輩は一瞬固まって、素直に眼鏡を返した。
案外イイ奴なのかな…
高杉
沖田
そう言って沖田先輩は屋上を後にした。
神楽
高杉は口角を上げる なんだヨ… 不気味に笑いやがって この鬼太郎がっっ!!!
高杉
神楽
こいつはエスパーか??
**** 私は何故か屋上で沖田先輩と会った日以来、毎日のように沖田先輩と話すようになった。
神楽
前方から黒髪の男。 土方十四郎が歩いてきた。
土方
神楽
土方
私は気づかなかった。 周りの女子達の妬んだ視線を… ****
今日もいい天気アル♪ 私はスキップしながら靴箱へ行く。 バサバサー 靴箱を開けると中から紙がいっぱい降ってきた。 最近よくある。 『沖田くんに近づくなブス』 『キモダサ眼鏡』 『土方くんはあんたに似合わない』 『晋助先輩に近づいたら殺すっス』 若干1枚、誰が書いたかわかるものがあった。 今度そいつぶん殴る。 最初はショックだったけど、だいぶ慣れた。 私は紙を集めて、新八の靴箱にいれた。 神楽様からのラブレターアル。 ****
さやか
教室の扉の前にいるケバい女がそう言った。
神楽
私の顔をみるなり、女は鼻で笑って、付いて来なさいと偉そうに言いやがった。 ムカつく‥‥ ―校舎裏―
神楽
イライラしながら言った
さやか
女はナイフを取り出しながら笑った。 そんな脅しきかないアル。 しかし私は油断しすぎて、背後に近づいてくるもう1人に気づかなかった。
背後にいる人がナイフを振り上げた時にやっと存在に気づいた。 ヤバい‥‥ 刺されるっ!! 反射的に目をつぶるが、痛みが襲ってこない。 ゆっくり目を開ける。
神楽
沖田先輩はナイフを持っている方の手首を掴んでいた。
さやか
沖田
女達は顔を真っ青にして走り去った。 私は安心したのか瞳から涙が溢れてきた。 沖田先輩は私の眼鏡を外して、涙を拭ってくれた。
沖田
私は首を横に振る。
沖田
私は嬉しくて嬉しくて先輩に抱きつきながら涙を流した。 こんな気持ち 初めてだ。 これが恋というやつか… *end*
作者
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コメント
4件
うぽつです!!!
今日も面白かったです笑 また、登校してくださいね!
おおおおwwwww 起きかけにこれはすごい⤴⤴