Hokuto .
今日は数日ぶりのグループ全員での仕事だった しかも全員では久々となる雑誌の撮影、 俺は久々、と言っても数日ぶりの 全員集合を楽しみにしていた。
Shintaro .
楽屋に入り、全体を見渡すと 樹以外の全員が揃っていた
Yugo .
Jesse .
なんてことをメンバーが話していたが 俺は鏡越しに目が合った彼をずっと見つめていた
Taiga .
Hokuto .
Taiga .
彼は俺の大切なメンバーであり 、 俺の大切な彼氏だ 、
俺達は付き合っている 。 付き合い始めたのはつい最近で 、 メンバーや関係者にも ナイショにしている 。 マネージャーは除き 、
Hokuto .
今日も 、 安定にビジュアルがいい彼を 、 俺は無意識にずっと見つめていた 、
ドアが開いた音も知らずに 。
Juri .
Hokuto .
俺は京本に夢中になっていて 、 他のメンバーがニヤニヤしながら 俺たちの方を見ていたのも 。 樹が楽屋に入ってきた音にも 気づかなかった
Jesse .
Shintaro .
Yugo .
他のメンバーがニヤニヤしながら そんなことを言っている中 、 先程 、 楽屋に入ってきた樹は 目をパチパチさせながら 口を半開きにさせていた 。
Hokuto .
Juri .
あ ~ 。 そ ~ だった ~ この人 、 強化きょもほく担なんだった ~
そんなことを思いつつ 、 俺は何事もなかったように 撮影の準備を始めた
全員が普通の会話をし始めて 、 そろそろ撮影 、 というところで 楽屋をノックする音が聞こえ 髙地が 「 は ~ い 」 と応えると ガチャっとドアが開き 、 今回の撮影のスタッフが入ってきた写真
staff .
そう 、 スタッフが説明を始める 。 俺が楽しみにしていたのは全員で集まること 、 だけではなかった 。 そのもう一つの楽しみが 、 ペア撮影 、 という事 。 大体ペア撮影の時 、 スタッフさんがファンの需要を満たそうとして 、 俺と京本をペアにすることが多い 。 そして 、 何よりこの雑誌は BL風の撮影が多く 、 それを俺は心から楽しみにしていた 。
スタッフが大体の説明をし終わった頃だった 。
staff .
頼む ... !!!!!! 京本 ッッッ ... !!!!!!
staff .
Jesse .
Yugo .
Jesse .
Yugo .
相変わらずのゆごジェ案件は置いといて 、 大体こういう時って 、 俺と京本 、 なんだよな 。 よし ...
staff .
来い ッッッッッッ !!!!!!
staff .
staff .
... は 。
ん 、 ぇ ...
staff .
はぁぁぁぁぁぁぁっ ... ?!!!!!
Juri .
Taiga .
待って 、 しかもよりによって樹 ...
最悪 。
Shintaro .
Hokuto .
Shintaro .
Hokuto .
本心 、 全く大丈夫じゃないけど ...
Shintaro .
Hokuto .
俺はその後ショックで 撮影に行く気にならなかった 。
俺と慎太郎の撮影は最後だった 。 俺達の前に 、 京本と樹の撮影があった為 、 スタッフさんに 「 表情の勉強とかしたいから 、 」 といい 、 付き合ってるのを悟られないよう 、 2人の撮影の見学をさせてもらった 。
でも俺は後悔した 。
2人が着ていたのは 、 俺含めた4人より 、 露出が高い服だった 。
staff .
Taiga .
staff .
Juri .
は 、 ? は 、 ? なんでそんなシュチュエーションなの 、 ? しかもよりによって京本が攻め ... ッ
止めてほしい 、 という俺の心の中の想いは案の定 。 スタッフには通じず 、 撮影が始まった
スタートの合図があった瞬間 京本と樹は目を合わせて セットのベッドに京本が樹を押し倒した
Hokuto .
俺はそう小声で呟いた後 、 これ以上は見てられない 。 そう思い 、 撮影現場を後にし 楽屋に戻った
気を紛らわすようにスマホを見ていると スタッフさんに呼ばれ 俺は椅子から立ち上がり 、 再び撮影場所へ向かった
Hokuto .
その時 、 撮影終わりの京本達が 歩いてきた
Hokuto .
俺は話しかけようとしたが 京本の隣には樹がいて 。 何かを話しているようで 話しかけられなかった
話しかけれないなら 、 と思い 通りすがりに耳を澄ませ 2人がしている話を聞いた
Juri .
Taiga .
Juri .
Taiga .
Hokuto .
そんな会話を聞き 俺は嫉妬心が芽生えた
そんな時 、 俺はとある事を思いついた 。
Hokuto .
俺はその後の慎太郎との撮影を 激しくした 。 運良く 、 俺が受けの方で 普段 、 京本にしか見せない顔を 慎太郎や雑誌のスタッフさんに見せた
すると慎太郎はそれに驚いていたが 次第にノってきたようで 、 撮影はとてもディープだった 。
そう 、 これが俺の作戦 京本にも 、 嫉妬して貰えば 、 と思い 、 この作戦を考え出した
撮影が終わり 俺は楽屋に戻る
すると楽屋に入った瞬間 京本が近づいてきた
Taiga .
俺は京本に連れられ 遠くのトイレに向かった
ドンっ 。
トイレの個室に京本と入った瞬間 、 京本に壁ドンされ 、 口を塞がれた
Hokuto .
俺が息がしづらく 、 涙目になっても 京本は口を離してくれなかった 。
暫くして 、 京本の口が離れた 。 その京本の顔を見ると まるで怒っているような顔をしていた
Hokuto .
Taiga .
そう言うと京本は トイレから去っていった 。
俺は京本にキスをされ 、 身体が火照ってしまっていた 。
しかし 、 まだメンバーが楽屋にいる為 。 それを抑えて 、 楽屋に戻った
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