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始まりは1997年 アメリカで放送されたラジオ番組がきっかけだった

そこではワシントン州エレンズバーグ郊外に存在する不思議な穴について語られた

ゲストで出演したメル・ウォーターズ氏は その穴は 地元の人々に古くから知られており、「悪魔の穴」と呼ばれていた

穴の大きさは2〜3メートルなのに対し、底の深さが計り知れなく どのくらい深いのかは誰も知らなかった

周辺はウォーターズ氏の所有地であり、彼はこの穴をゴミ捨て場として使うようになった

次第に、ウォーターズ氏はこの穴に興味を持ち、釣り糸に重りをつけて 穴の中に垂らした

すると驚くことに 釣り糸はなんと長さ8万フィート (約24km)の長さを超えても底にたどり着かなかったという

更に奇妙なことに 穴の中に叫んでみても、音が全く反響しなかったのだ

加えて、穴の近くにラジオを置くと 奇妙な音声や、古い音楽が流れたという

また、地元の男性がこの穴に犬の死体を投げ込んだところ

その犬が蘇って帰ってきたというのである

犬は小さな金具のついた首輪をしており、間違いなく穴に捨てたはずの犬だった

これらの話が大反響を呼び、この穴は「メルの穴(Mel's Hole)」と呼ばれるようになった

だが この出演のあと、ウォーターズ氏は再び 実験を行おうとメルの穴に赴いた

そこには何故か 政府の役人がいて

政府の役人

飛行機が墜落したから立ち入るな

と警告を受ける

その後もメルの穴への立ち入りを禁じられ、許可を得られることもなくなり

政府の役人

勝手に入ろうとするならば、何が起こるかわからないですよ?

などと脅された

結局、彼は土地を政府に渡し、その金でオーストリアに移住するように進められる

彼はオーストリアで2年過ごした後、アメリカに帰ろうとすると警告を受ける

警告を無視し アメリカに渡ると、ワシントンに向かう途中のバスで警察に捕まり

気がつけばサンフランシスコの街中にいて、歯が一本抜けていて 腕には注射の後が残っており

間の2週間の記憶は謎のままである

それでもワシントンにたどり着くと黒い服を着た不気味な人物に脅され

???

土地は政府の支配下にある

と言われた

メルの穴は、航空写真や地図を提供する「TerraServer」というサイトでも、土地ごと消されている

だがメルの穴は現在とは別の世界に繋がっているのではないかという噂も

付近ではUFOの目撃情報もあり

真相は謎のままである

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8

コメント

1

ユーザー

実話?ってのがまた怖いですね〜

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