羅美
ピンポーン
朱里
羅美
数分後…
朱里
ドキッ、
羅美
朱里
羅美
朱里
朱里
羅美
私と朱里は幼稚園から 今の高校まで、ずっと一緒。
お互いのことはなんでも 知ってるし、どこへ行くにも 朱里が常に隣にいた。
朱里は、私にとって 誰よりも特別な存在だった。
他の子と話していても満たされない、 その空っぽだった私の心を埋めて くれるのは朱里しかいなかった。
きっと朱里もそう思ってるに 違いない。だって…___
私たちは愛し合っているんだから。
朱里
羅美
ガヤガヤ
朱里
羅美
朱里
おはよ、朱里ー!
朱里
昨日やってたアニメの○○見た?
朱里
羅美
朱里は私と違って 友達が多い。
特に高校に入ってからは、 朱里と落ち着いて話せる時なんて、 登校したり下校したり、たまーに お昼ご飯食べたりする時ぐらい。
だから私は朱里が他の子と 話してる時はすごく嫌な気分に なるし、朱里が私じゃない他の子と 話している時に笑っている顔を見ると 心を痛める。
くしゃっと笑うその笑顔は、私が 誰よりも昔から、そして 1番見てきたものなんだから。
だからこそ私はグッと 耐えるの。所詮こんなやつら、 高校生活を楽しく終えるための 朱里の駒に過ぎないんだから。
朱里
羅美
HRが始まる
担任
担任
朱里
羅美
あるけど、どうかした?
朱里
はー?またー? まぁいいけど、はい。
朱里
はいはい、笑
羅美
私と朱里は同じクラスだけど、 席は離れてるから当然授業中は 話すことが出来ない。ただ 遠巻きに朱里を眺めてるだけ。
大丈夫。朱里は私のことが 1番すきだから。 他の人と話してても心配なんて いらない。
…そのはずなのに、
キーンコーンカーンコーン
羅美
羅美
そして昼休み。
朱里
羅美
朱里
羅美
朱里
羅美
朱里
朱里
羅美
朱里
羅美
朱里
羅美
羅美
羅美
朱里
朱里
朱里
羅美
朱里
羅美
いただきまーす!
羅美
朱里
羅美
朱里
羅美
朱里
羅美
朱里
羅美
朱里
朱里
羅美
羅美
朱里
羅美
朱里
朱里
羅美
羅美
羅美
朱里
羅美
羅美
ぱくっ
朱里
羅美
朱里
朱里
羅美
朱里
好きな人出来たんだよね。
羅美
コメント
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モチベ無いんでいいね100超えたら 続き書きます。()