最後のひと時

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すたーと

君と出会ったのは

今から2年前の事だった

よく俺は家を抜け出し

夜の散歩をしていた

夜だと静かで誰もいない

そんな中

見たことない姿の人が こちらをみてきた

怪しい人だと思い

早歩きで遠ざけた

気付けば知らない土地

そして街灯はついてなく

真っ暗だった

そして運が悪いことに

スマホのバッテリーも なくしていた

バレなそうなところで

眠ってしまった

ｶﾞﾁｬ

そうわかった瞬間

辺りを見回す

俺は病院に連れてかれたんだ

昨日の怪しい人は この人だったのか

そこから栄養剤点滴を やられたり

怪我の様子も良くなってきた

そんな時だった

1通の電話が掛かってきた

相手は

親だった

恐怖になり

息が詰まった

掛かってきたことが嫌で

スマホを投げてしまった

運良く電話は切れたが

今の音で黄くんが 来てしまった

俺が寝てるときに

黄くんが過呼吸に 見舞われて

そこで意識が捉えたらしい

そして俺がいるとこは

緊急手術室

なんでこうなって しまったのかを

青ちゃんに聞いてみた

黄くんは見つけられた時

かなり呼吸が浅く

いまにも凍え死にそうだった

検査をすると

病名不明だった

急に苦しくなって

倒れる日々だったそう

回復するように治療を 進めたりしてるが

こんな事になったのは

無事手術は成功し

安静に休んでいる

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