黒い渦に飲み込まれ、その後自然と眠ってしまった
クロス
…さん!
テオ
…(なんだろ…声が聞こえる)
クロス
テオさん!起きて下さい!!!
テオ
うわっ!?ってえ!?
テオ
クロスサンズ!?よね!?
クロス
え…!?なぜ俺の名前を…!?
テオ
いや多分名前合ってただけで違うかもだし…
テオ
えっと…すみません大声出してしまい
クロス
別に大丈夫ですよ…ちょっとその事は後で話してください
テオ
(やっぱクロスサンズにしか見えない…)
マダー
…クロス、そいつ誰だ?
クロス
あ、マダー先輩この方が例のあの人です
テオ
…例のあの方?
テオ
ってか次もまた既視感しかないの居るし…
マダー
…名乗るまえに先に言われたな
マダー
その通り俺はマダーサンズだ、別に覚えなくてもいいぞ
テオ
え?ほんまに何が起きてるの?
クロス
と、とりあえずリビングに行きましょう、詳しく話しますので
テオ
あー…おっけ
リビングにもやはり既視感しかない人…骨たちが居た
クロス
先輩ー、例のあの方連れて来ましたよー
テオ
うお…めっちゃ居る…
キラー
おっ!これが例のあの子ねー
ホラー
おー、俺等よりも小さいな
エラー
…
テオ
あー…キラーホラーエラーだ…
キラー
うおっ!?僕らの名前わかるの!?
テオ
まぁ色々で…
ホラー
よろしくなー
エラー
…よろしくな
クロス
なんかめっちゃすぐ仲良くなってる…
マダー
…んで、本題に移るか
クロス
そうですね…じゃあそろそろ何故貴方がここに来たか説明しますね
テオ
あっそうだ忘れてたわ…
クロス
まず、信じられないかもですがここは貴方の脳内の空想世界です
テオ
えっ!?
クロス
驚くのも無理もないですね…
クロス
そして、その世界に住んでる…いや、行き来しているのが俺等です
クロス
そして、この世界では別世界へ行ける黒い渦があるんです
テオ
あ、それが噂のやつか
クロス
貴方の世界にも繋がってましてね、非現実的なので噂になりますよね
クロス
んで、この世界を保つ為に居る存在が居ます
クロス
それが…俺等の主、ナイトメア先輩です
テオ
…っ!?
クロス
やっぱこの流れだと既視感ありますよね…
クロス
ナイトメア先輩はこの世界を何かに使えるかと考え管理しています
クロス
だけども、この世界を保つためにはとある方が必要なんです
テオ
…もしかして
クロス
はい、この世界の創り人の貴方が必要なんです
テオ
えっと…理由は?
クロス
まず、この世界は貴方の感情で天候などが左右されます
クロス
環境や明かり
クロス
…そしてこの世界の運命も
テオ
!?
クロス
貴方が、死んだり絶望し病み始めたらこの世界は消滅してしまい貴方も自然と消えてしまいます
クロス
ナイトメア先輩はそれに気づき、この世界を守り続けました
テオ
…私なんかのために?
クロス
自分を否定しないで下さい、貴方はナイトメア先輩にとって大切な存在なんです
クロス
そして黒い渦の事言いましたよね?
クロス
あれで貴方、テオさんを連れて行きこの世界の安全を確保しようと試みた訳です
テオ
なるほど…
テオ
てかナイトメアって…やっぱ私の見てたゲームのキャラ達だよね?
クロス
そうですね…
クロス
既視感があるのはそのせいかと
テオ
なるほど、理解した
テオ
でも私どうすればいいの?
クロス
ナイトメア先輩の近くに居て、この世界で過ごし、なるべくストレスを溜めないように過ごせばいいです
クロス
それ以外は自由ですしたまになら帰っていいですよ
テオ
それだけなら安心できるわ…
テオ
んじゃ、皆よろしくねー
クロス
よろしくお願い致します!
マダー
よろしくな、あと家事はクロスが全部やるから大丈夫だぞ
クロス
また食器の枚数が増える…
キラー
あ、テオにこれ渡すんだった
テオ
ん?
キラーから鍵を受け取った
キラー
これ君の部屋の鍵、二階のすぐ近くに部屋があるから自由に使ってねー
テオ
ありがとう!んじゃ眠いし今日はもう寝に行くね
ホラー
おっけー
エラー
オレらはもう少し起きておくからな
クロス
明日には是非ナイトメア先輩に挨拶しに行って下さいねー
テオ
分かったー!
テオ
ここが私の自室かぁー
テオ
ベットも勉強棚もあるしちゃんとしてるなー
テオ
よーし、明日推しにあえるのかぁ…
テオ
楽しみだなぁ、早く寝て明日挨拶しに行こっと