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真人

ねぇーねぇー夏油

夏油傑

なんだい真人

真人

悠仁まだ来ないの?

夏油傑

どうだろう、それを決めるのは僕じゃないからね。

夏油傑

でも、虎杖悠仁は必ず来るよ

真人

ふーん、夏油さぁ....楽しんでるでしょ?

夏油傑

どうしてそう思うんだい?

真人

いや、口元隠しても無駄...ニヤケ顔抑えられてないよ?

夏油傑は口元を隠していた。

そして、その内側では口角が裂けてしまうのではという程にニヤケていた。

彼はこの気持ちを隠すつもりは無かった。

夏油傑

虎杖悠仁が欲しい。

夏油傑

それは今の世界での僕達(呪い)の理想だ。

真人

うん、悠仁が来てくれたらもっとたのしくなるかもね〜

夏油傑

そうだね。

 2人は確信しかなかった。

虎杖悠仁はこちら側へといずれ進んで来ると。

夏油傑と真人は楽しそうに笑っていた

両面宿儺

おい、小僧

虎杖悠仁

....宿儺

両面宿儺

お前、自分が今どんな表情をしているか分かっているのか?

虎杖悠仁

......

両面宿儺

ふん、黙りという事は自覚があるということだな。

両面宿儺

小僧、お前はどうしたい

虎杖悠仁

俺は....

あいつらが幸せに暮らせるのなら

虎杖悠仁

っ.....

邪魔な俺が消えれば

虎杖悠仁

俺はっ....

あちら側につこう

虎杖悠仁

....あいつらとの条件を呑もうと思う

両面宿儺

小僧にしては良い答えだな

両面宿儺

今世は小僧、お前側についてやってもいい....

虎杖悠仁

は?どうゆう....

両面宿儺

そのままの意味だ

虎杖悠仁

.....?

俺のような呪いが愛着を湧かすのなんて初めての事だ、それほどに俺は

こいつ(虎杖悠仁)を欲している

虎杖悠仁

俺側に....

あの一件以来宿儺から領域内に呼び出される事は無かった。

《ドンドン!》

ノックの音が部屋に響き渡った

虎杖悠仁

ん?あー...なんかいわれんのかなぁ、
はいはい。

ドアを少し開き顔を覗かせるとそこには伏黒が立っており睨みつけてきていた。

伏黒恵

来い。

虎杖悠仁

え?なん.....

伏黒恵

うるせぇ、良いからついて来い。

虎杖悠仁

......

俺は仕方ないと溜息を吐き大人しく伏黒について行った。

五条悟

お、めっぐみぃ〜

伏黒恵

連れてきました

虎杖悠仁

...どったの先生

五条悟

恵なんもされなかった?平気?

伏黒恵

なんもされてません、早く行きましょう。

五条は伏黒を見て俺が伏黒になにかしていないかと安否確認をしていた。

なにするとかそんな事絶対無いのに。

それに俺ガン無視だし....

五条悟

....本当は恵と2人きりにしたくなかったけど、お前と恵で任務をしてもらう。

虎杖悠仁

ん、分かった。

五条悟

いいか?

五条悟

恵に傷一つでも付けてみろ。

五条悟

その時はお前をそのバケモンと一緒に殺してやる。何があってもお前が恵の盾になれよ、分かったな...?

今にでも殺しそうな勢いで殺気を飛ばされてしまった。

虎杖悠仁

ん....分かってるよ先生....

伏黒恵

ここか....

伏黒恵

いいか、足引っ張るなよ?

虎杖悠仁

引っ張るわけねーじゃん。

伏黒恵

....チッ、いくぞ。

虎杖悠仁

....おう。

虎杖悠仁

あれ....

その時嫌な予感がした。

虎杖悠仁

伏黒....

何かが

虎杖悠仁

伏黒......っ

来るっ...!!

虎杖悠仁

伏黒ー!!

俺は伏黒目掛けて体当たりをしてその位置からどかした。

すると呪霊がすごい勢いで俺ら目掛けて攻撃してきたのだった。

伏黒恵

っ....!

虎杖悠仁

伏黒平気!?

伏黒恵

う、うるせぇ!余計なお世話だ....!

伏黒恵

余計な事すんな...

伏黒恵

お前に助けられる程弱くねぇんだよ!

伏黒恵

お前なんかにっ....!

虎杖悠仁

はぁ!?今んな事言ってる暇ねーから!早くいくぞ!

何がおかしい...

伏黒が動揺してる。

なんで?

伏黒恵

なんだ...、これっ....

頭を抱え始めた伏黒にこれは駄目だと撤退を考えた。

虎杖悠仁

伏黒、一旦退避だ!にげるぞ!

俺は動揺で身動きが取れない伏黒を仕方ないと横抱きにして

 その場から撤退した。

虎杖悠仁

う"っ....!

撤退した俺達はその後伏黒はあの後気を失いそのまま医務室へ

そして俺は五条先生へ報告へ

 報告...する前に殴られてしまった。

五条悟

恵の盾になれつったよな?

虎杖悠仁

傷つけてないっ....

五条悟

じゃあなんであんな苦しんでんだよ!!あ"ぁ!?

五条悟

恵に何した!やっぱこんなバケモンと一緒に行かすんじゃなかった。

 心臓が割れそうだ

もう、嫌だな....

虎杖悠仁

せんせ、ごめんっ....

五条悟

せめてお前が傷つけば良かったんだよ、それかそのまま死ねば良かった。

虎杖悠仁

ごめんっ.....

五条悟

ッチ......

五条先生はそのまま背を見せ、立ち去っていってしまった。

虎杖悠仁

ここにいたら俺は壊れちゃうも....

虎杖悠仁

.......

虎杖悠仁

同じ皆を守れる方法なら.....

虎杖悠仁

俺は。

 あちら側(呪霊)へ....

虎杖悠仁

夏油傑

おや、珍しい子からの返信だね...

虎杖悠仁

約束守れよ。

夏油傑

分かっているよ、それが君との取引だからね。

夏油傑

君がこちら側に来てくれるなら約束は必ず守る。

夏油傑

待っているよ。

虎杖悠仁

おう。

これが悠仁との最後だった...

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