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主
主
主
主
凪
蓮
主
主
蓮
凪
放課後。 教室に残る人も少なくなり、窓から差し込む夕日が机を赤く染めていた。 僕は鞄を持って、いつものように廊下へ向かう。 いつもなら―― 「凪、帰ろ」 そう言って、蓮が隣にいる。 それが当たり前だった
蓮
聞き慣れた声がして、振り向く。
凪
蓮
凪
その一言を聞いて安心した
クラスが離れてても何も変わらない
そう思えたから
蓮
歩きながら蓮が話しかけてくる
凪
蓮
凪
蓮
蓮は楽しそうに笑う
その笑顔を見ると嬉しいはずだった
蓮が楽しそうならそれでいい
そう思ってるはずだった
凪
胸の奥が少しだけざわついた
蓮
凪
蓮
凪
蓮
凪
蓮
いつもの会話
いつものやり取り
なのに、なぜか少しだけ違って感じた
校門へ向かって歩いていると
颯(蓮のクラスの男子)
後ろから声がした
振り返ると、蓮のクラスの男子が立っていた
颯(蓮のクラスの男子)
蓮
蓮が少し驚いた表情をする
颯(蓮のクラスの男子)
蓮
蓮は僕を見る
その一瞬で何となく分かった
蓮は迷っている
凪
気づいたら僕はそう言っていた
蓮
凪
蓮
凪
僕はいつものように笑う
凪
蓮は少し困ったような顔をした
蓮
凪
蓮
凪
蓮
蓮は友達の方へと歩いて行く
蓮
凪
手を振る
蓮の姿が少しずつ遠くなる
______ 変な感じだった
別に蓮が友達と帰るのが嫌な訳じゃない
蓮には蓮の時間がある
わかってる
…でも
凪
いつも隣に居た人が少し遠く感じた
幼稚園の時からずっと一緒だった
小学校も、中学校も
当たり前のように隣に居た
だから高校になっても、変わらないと思っていた
でも--
少しずつ変わっていくのかもしれない
凪
自分でも分からなかった
ただ、蓮がいない帰り道は寂しい
その気持ちだけはわかった
次の日になれば、またいつも通り話せる。
そう思っているのに
凪
小さく名前を呼んでしまった
誰もいない帰り道で、その声だけが静かに消えていった
コメント
1件
うわ、冒頭の主コメから本編に入るスタイル、新鮮だね。でも本編の空気感がすごく繊細で、凪の「蓮が遠く感じる」感覚が切なかった。幼馴染の距離感が変わっていく寂しさ、すごくわかるよ。特に誰もいない帰り道で名前を呼ぶシーン、胸にきた。
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