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袴 みいら
返事はない
袴 みいら
母
奥から母の怒鳴った声が 聞こえる 「おかえり」の言葉もなしに
袴 みいら
母
袴 みいら
慌てて靴を脱ぎ母のところへ向かう
母
地面を見れば、お酒の缶とタバコが 転がっている きっと暴飲暴食していたんだろう
袴 みいら
母
袴 みいら
私はカバンに財布と袋を入れて コンビニへ向かった
袴 みいら
こんなの日常茶番時だ
袴 みいら
こんなこと言っても何も変わらない 父は母に呆れていなくなり 母は反省もせず私を奴隷のように扱う
袴 みいら
商品棚のお酒を手に取りカゴに入れる
袴 みいら
カゴをレジの人にわたし、 タバコを指差す
店員
袴 みいら
私は、母の証明書をみせる
袴 みいら
店員
袴 みいら
私は無理やりお会計をし、お金も払い 無理やり袋に商品を詰め ダッシュでコンビニから出る
袴 みいら
嘘だ 私は20歳以上でもないし あの証明書は母のものだ
袴 みいら
もう私には逃げ道なんてどこにもない 一回だけお酒やタバコが年齢制限で 買えなかったと母に言ったら 怒鳴られ殴られ....
袴 みいら
あの時を想像するだけで トラウマがよみがえる まだ、あの時の消えない傷もある
袴 みいら
本当に弱虫な自分が嫌いだ もっと本当はお父さんとも食卓を囲み友達ともいっぱいお出かけして きっと今なら、部活楽しんでたかな...
もう私には、選ばれた道しか進めない もう母からは逃げられない 私の人生は私では決められない
ずっと、そう思っていた 今日までは