私屋上で靴をぬぎかけたときに
オッドアイの先客に声掛けてしまった
夏梅
ねぇ...やめなよ
口をついて出ただけ
本当はどうでもよかった
先を越されるのが
なんとなく癪だった
オッドアイの子は語る
夏梅
どっかで聞いたような事......ボソッ
山田一郎
あいつとは運命で
山田一郎
どうしても愛してたんだ
夏梅
ふざけないでよ!
夏梅
そんな事ぐらいで
山田一郎
そんな事ぐらいってなんだよ
夏梅
私の先を越そうだなんて
夏梅
欲しい物が手に入らないなんて
夏梅
忘れられた事すらない癖に
山田一郎
話したら楽になった
オッドアイの子は消えてった
さあ今日こそって靴を
脱ぎかけたらそこに
白髪の男の子
また声をかけてしまった
白髪の子は語る
妹への孤独を
碧棺左馬刻
洗脳されちまって
碧棺左馬刻
本当の妹が消えて
碧棺左馬刻
傍に居る事ができねぇんだ
夏梅
ふざけないでよ!
夏梅
そんな事ぐらいで
夏梅
私の先をこそうだなんて
碧棺左馬刻
なんつった........
夏梅
それでも
碧棺左馬刻
は?
夏梅
洗脳は解ける可能性があって
夏梅
チームの人も愛してくれるんでしょ?
夏梅
ほら呼んでる声が聞こえる
夏梅
ご飯が冷めるって
碧棺左馬刻
腹が減った
碧棺左馬刻
ありがとな
白髪の子は消えていった
そうやって何人かに
声をかけて
追い払って
夏梅
私の悩みは
夏梅
誰にも言えないまま ズキ
夏梅
頭が.......
初めて見つけたんだ
似たような悩みの子
何人目かに会ったんだ
言の葉党の服の子
碧棺合歓
誰かを思い出そうとする度に
碧棺合歓
おこってしまう頭痛を
碧棺合歓
消し去っちゃいたいから
碧棺合歓
ここに来たの
口をついて出ただけ
本当は消えちゃえば良いと思った
思ってもいない事
夏梅
合歓.........
碧棺合歓
夏海........
夏梅
ねぇ...やめてよ
碧棺合歓
私の事止めるの?
碧棺合歓
夏海もやろうとしてる事は同じなのに
私には止める資格がない
夏梅
それでも.......
マイクでラップを浴びせる
碧棺合歓
夏海何を.........
夏梅
ここからは消えてよ
夏梅
全部思い出せたでしょ?
夏梅
合歓を見ていると頭が痛くなるの
碧棺合歓
もうやめておくね
涙を流して消えてった
今日こそは誰もいない
夏梅
私1人だけ
誰にも邪魔されない
夏梅
邪魔なんてしてくれないよね.....
リボンは外して
髪の毛を解いて
オッドアイの私は
夏梅
今から飛びます!
碧棺合歓
夏海!
夏梅
合歓?
落ちて行く2人は手を繋いでいた