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...

咲夜

...

霊夢

...

ガチャッ

パチュリー

...

咲夜

パチュリー様..お嬢様と魔理沙の容態は..

パチュリー

レミリアは傷が深すぎて力を吸われて目を覚ましてない..

パチュリー

魔理沙は魔力消費とダメージが大きいだけで命に別状はなかったわ

咲夜

よかった...

ついさっきまで起きていたこと

少年と化け物と戦っていたはずの美鈴さんによる暴走でレミリアさんが瀕死になったこと

霊夢さんを連れて魔理沙さんが戦っていた森へ行くと、倒れていた魔理沙さんがいて、急いで紅魔館へ連れていったこと

そして今はお通夜のような重い空気が立ち込めている

パチュリー

..私は図書館に戻って魔力分析をするわ

咲夜

..私は...腕を磨いてみます

霊夢

なら私は..今はここの防衛に回るわ

そう言ってみんなバラバラに別れ、僕は1人取り残された

(僕は..)

結局救われる立場は変わらなかった

そう..僕は弾幕が出せない

実はこの魔力も、パチュリーさんが用意してくれたこのブレスレットの効果だ

僕はこの魔力の腕輪によって擬似的に魔力が使えるように教えられた

つまり、魔力は蓄えられた分しか使えない

使い切っても時間が経てば溜まっていく仕組みだけど、弾幕を出すようなことをすればそれだけで僕はただの人間になる

(結局、僕は無力だ...)

そういえば...美鈴さんはどこに..?

美鈴さんを探すために、僕は紅魔館から出た

-紅魔館門前-

美鈴

...

あの、美鈴さん..?

美鈴

..優くんじゃないですか..どうしてここに?

いえ..美鈴さんがどこにいるのかなって

..美鈴さんが寝てないなんて珍しいですね...

美鈴

...そりゃあ..私はここの門番ですから

美鈴

負傷者がいる中そんなことはできませんよ

美鈴さんは多分、僕に心配をかけたくないのだろう

できるだけいつもの口調で明るく話す..いつもの美鈴さんらしく見えるが、その目には考えるものがあるように見えた

美鈴

優くん..多分私を心配してここに来たんですよね

..はい

美鈴

私なら大丈夫です、だから安心してください

美鈴

私はここ、紅魔館を護る門番ですから!

...

言葉が出なかった

苦し紛れに明るく振る舞うのが目に見えてわかってしまったから

自分の主が吸血鬼とはいえ、瀕死の重症..そして現状は再起不能の状態にでもなればこうなるのは自然なのはわかる

美鈴

...優くん

はい..?

美鈴

...

「私の技を..教えてあげる。」

赤色の謎の少年

あんなところで逃がして良かったの?

紫色の謎の少年

うーん別に良かったんじゃない?別に今のところお咎めなしだもん

赤色の謎の少年

あのまま操れば紅魔館を堕とせたはずだよ、それに魔法使いだって連れてくれば僕らの駒にできたのに

紫色の謎の少年

んー..まぁその時別にいいかなって思ったからなー...

紫色の謎の少年

それに駒が沢山あるのはいいことだけど、使ってあげないと悪いよね..

赤色の謎の少年

確かにそうだね..

赤色の謎の少年

そう思うよね…お姉さん?

....

とある東方幻想物語

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