この作品はいかがでしたか?
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綺麗な瞳をしていたの。
愛されていた天使は
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きれーな桃色の瞳。
誰にでも愛される。
そんな、とても綺麗な瞳
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俺を1人にしないで
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おれは、…俺は。
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やがて、悪魔になって独りになる。
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傷つくことも、…1人になっても寂しいって思わなくてもすむんやで
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目の前の青年は、自分の天と書かれた紙面をとって俺に括り付けてくれる
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天のお面を外した目の前の人の瞳は ///色だった。
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起きると、…汗がびっしょりで嫌な悪夢を見てしまった。…もう見たくない…、…なんて思いながら、自分は 天と書かれたお面の内側から外を見つめる。
…、このお面は『感情を抑えるためのお面』人より少し感情が出やすく傷つきやすい俺の為のお面
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このお面は、きっと一生外せない。
自分は、もう…人間じゃないから。
大丈夫、今日も感情を無くせてる。
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身支度をして、食堂へ行こうと 足を動かした。
扉を開けて席へと向かう。
皆は喋っているようで俺には気づいてい無そうだった。 まぁ、それでええんやけど。
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ゾムが俺に近寄ってくる。
本当にこいつも物好き。 感情が無い俺に付きまとってくるところとか、…。
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と言って皆の輪の中へ戻っていく彼奴を片目にご飯を食べ始める
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別に食べたって味なんてしない。 ただ、食べなきゃ生きていけない固形物を胃に流し込んでいるだけだ。
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食べ終わったあとは、直ぐに自室へと戻ろうとする。
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戻ろうとしたが声を掛けられた為 そちらへと顔を向ける
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部屋に戻ろうと目を扉に向けた瞬間、ガチっと手を掴まれる
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トントンは俺の方へと近づいてくる 逃げようとするも両手を掴まれているためビクともしない。
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手を固定されていたのが弱くなり 抜け出す。
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手にくっきりついている手形を片目に早く部屋へ行こうと足を進めた
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ロボロが部屋に戻ったことを監視カメラで確認したあとゾムと総統室に向かった
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悲しそうな、どうすればいいのか分からないような表情をしてからゾムは気持ちの整理の為に 直ぐに部屋へと帰った
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…俺は、何をすれば良いのか分からなかった。
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部屋で出来る仕事をしていると眠くなってくる。寝ようかなぁ…なんて考えているとインカムから連絡がくる
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書類を書き進めていた手を止めて、 書類と共に万年筆を置きそのまま会議室へと向かった。
会議室の扉を開けると 何時もは見ないはずの懐かしい人達の姿があった。
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それは、
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兄ちゃんと、兄ちゃんの友達やった
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なんて言うトントンを押しのけて
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半泣きの兄ちゃんが 俺に抱きついてくる
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と言ってる中、隣でバチバチとする2人の姿が見えた
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そういえば、望という子と昔ずっと遊んでいたような…
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と手を面へと伸ばされる
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ゾロゾロと他の人たちが居なくなる中 待っていろと言われたので会議室に待機する。
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椅子から立ち上がり、外へと向かった
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扉をがちゃり、閉めた
ゾム視点
とある夢を見ていた、 綺麗な桃色の瞳の 男の子が虐められる夢
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ずっと、泣いていて可哀想だなって 思った。
だから、救ってあげようとしたんよ
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こっちに向かって、不敵な笑みを浮かべながら近寄ってくる
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そういう桃色の瞳の彼はその虐めてきた奴らにナイフを突き刺そうと 手を振りかざしていた
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可愛そうで、泣きそうな君に手を伸ばそうとした。
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後ろを向くと、先程の少年と同じ瞳の…否、成長した今この少年だろうか? それにしても
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その言葉を最後に、世界は暗転した
最後に見えたのは、未来のロボロが 面を被って、小さい過去のロボロに面を渡すところだった。
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瞳を開けて、先程の夢について考える
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自分も、分かるから。 瞳を見られる怖さが分かるから。
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自分は、フードをとって 黄緑色の瞳を見せる
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今からお前を助けるわ。
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溜息をつきながら、書類仕事をする。 書き進めていると、ダクトからゾムが落ちてきた。
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珍しくフードを被っていないゾム。 その姿を見るのは初めてだった。
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黄緑色がキラキラと輝く
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優しく抱きしめられる。
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ゆっくりと、面をは外した。
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泣きじゃっくって、瞳を擦る。
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ゾムも泣いていて、…あぁ、
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声が聞こえて、そちらを向くと 幼い俺がたっていた。 そして、羨ましそうにそう言って
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消えていった。
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お互いがお互いのお兄ちゃんに頭を撫でられる。
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4人で、…優しく抱き合った。
その後は、大変だった。 面を外した俺と、フードを外しているゾムを見てみんなが驚いて、 それを見て笑ってる俺を見て、ロボロが笑ったって大騒ぎされて、
本当に楽しかった。
…もちろん、感情は、…いらない。 そう思う時も何度もある。 けれど、この場所は…この場所だけは、 感情を持っていたい。そう思った。
その時から何年か経った頃。
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朝瞳を擦りながら、 起きると、ゾムが目の前にいて、 沢山の話をしてくれた。
その中でひとつ、ゾムは話してくれる
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…下を向いて ポツリと呟いた
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…俺は、…、
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数年前のあの時、俺に言ってくれた 言葉たちはずっと俺の宝物。 そして俺が生きる理由。
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ニヤっと笑うお前を見て、 俺は1番良い笑顔で笑う。
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生きる理由をくれてありがとう。
俺が生きる理由は 昔から俺の目の前にあった。 _END_
この投稿で今年最後の投稿となります。いつもありがとうございました。 来年もよろしくお願いします!!! それでは!
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全員「「良いお年を!」」
コメント
4件
明日の12時(昼)に年賀状上がるかも((ボソッ
最高ですッ…😭😭 まず、天使、悪魔の設定が最高すぎるっ! rbrのお面から取ったとか…? 顔を隠すお二人の物語…最高でしたァ😭👏✨ 良いお年を、来年もよろしくお願いします!
zmさんの生きる理由もきっと、rbrさんでしょう。