僕に似ている俺との奇妙な同居生活。

家から帰っていく時、何故か何時もは引っかからない踏切の警報が鳴り響いた。 もう、踏切の赤色のランプは酷く点滅しているというのに…、オレンジの和服の短い短髪少年はど真ん中で踊っていた。 俺はその少年の方まで走っていって、彼を踏切から追い出した。その刹那、俺の真隣には電車があった。少年は、こちらを向いて笑顔だった。 ----ﾁﾘﾝ 青色の瞳と目が合う、それは化け物としか言いようが無かった。