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アカデミーでは普通の生活を‼︎

コンコン

執事

失礼します

執事

...

執事

朝ですよ、起きてください

潔世一

...ん“~~~~

執事

ほら、ちゃんとして

潔世一

まだ...寝れる....

執事

...ハァ、

執事

今日は”ギフト“を授かる日なんですよ?

執事

儀式に遅れでもしたら__

潔世一

((ガバッ

執事

...起きる気になりました?

潔世一

...起きる

執事

はいはい、お湯持ってきますね

潔世一

うん....

俺は潔世一

今日は神様から”ギフト“を受け取る日だ

”ギフト“というのは10歳になった時に授かる、 まぁ得意魔法...属性?みたいなものだ

大人になれば大体の魔法が使えるようになるのだが、 ”ギフト“でもらった魔法は他より格段に自分の中でレベルの高いものとなる

潔世一

(気になってあんま寝れなかった...

執事

...ほら、ぽけっとしてないで
早く顔洗ってください

執事

今日はお父上、母上とお食事でしょう?

執事

早く着替えに移らないと

潔世一

うん...

カチャ...

お父様

...世一、今日は“ギフト”を授かる日だったな

潔世一

、はい

お母様

なにを授かるのかしら

お母様

楽しみだわ〜!

お父様

ハハ、まぁそんなに興奮するな

お父様

一番緊張しているのは世一なのだしな

お母様

うふふ、ごめんなさいね

お母様

ずっと前から今日が楽しみで
仕方がなかったものだから...

潔世一

母様ったら...

潔世一

でも、僕も楽しみです。
前々から気になっていたので...

お父様

人生に一度しかない経験だからな

お父様

緊張はすると思うが、
肩の力を抜いて待っているんだ

お母様

そうすれば神様が“ギフト”を
与えてくださるものね

潔世一

分かりました

コンコン

執事

失礼致します

執事

そろそろお時間にございます

お父様

そうか、では支度をしなくてはな

お母様

ありがとうね

執事

いえ...

執事

行きましょう、坊っちゃま

潔世一

うん

ザワザワ

潔世一

...他に“ギフト”を授かる子もいるんだ

執事

まぁ、坊っちゃまだけが今日10歳に
なるわけではないですしね

潔世一

そっか

潔世一

...あれ、母様と父様は...

執事

あちらでお待ちになられてますよ

執事

...ほら、あそこです

執事

あの魔法陣の上に立っていると、
“ギフト”である魔法が放たれるんです

潔世一

へぇ

潔世一

じゃあ雷魔法だったら雷が落ちるってこと?

執事

まぁそんな感じですね

執事

私の場合、水が湧き出てきました

潔世一

そうなんだ...

潔世一

...あれ、ってことは自分の“ギフト”が
周りに知られるってこと?

潔世一

父様が周りに知られることは少ないって
言ってたんだけど

執事

いえ、あの魔法陣の周りに結界があって、
その結界によって周りの人には見えなくなるんです

潔世一

あー、なるほど

執事

あ、ほら

執事

次は坊っちゃまですよ

潔世一

ほんとだ

潔世一

じゃあ、行ってくる

執事

ええ、

神官

それでは、世一様

神官

こちらへどうぞ

潔世一

はい....

神官

なるべく肩の力は抜くように...

神官

ゆっくり、目を閉じて

潔世一

...

ゴオオオォォォォ

潔世一

ッ...

神官

魔力が吸われるのは苦しいかも
しれませんが、なるべく我慢を...

パアアァァァッ

神官

っ‼︎

神官

これは...

潔世一

...?((パチッ

潔世一

ッうわ、まぶし...ッ

パァッ

執事

...おかえりなさいませ

執事

大丈夫でしたか?

潔世一

...うん

潔世一

無事に終わったよ

お父様

っと、世一

潔世一

あ、父様...母様も

お母様

ごめんなさいね、世一

お母様

少しフォーゲル家の方とお話していて...

潔世一

大丈夫ですよ、母様

お父様

ああ、そうだ

お父様

ギフトは何だった?

潔世一

...光魔法です

お父様

‼︎

お母様

光魔法...って

神官

...お父上、母上

お母様

あ...

神官

...世一様は10年前以降初めての
光魔法を授かったお方でございます

潔世一

ぇ...

神官

私も...少し驚きました

お父様

10年前から出ていなかったのか?

神官

ええ、光魔法を扱えるものは少ないので...

お母様

...すごいのね

神官

...はい、世一様大変貴重な存在となります

神官

攫われる可能性もなくはない...

神官

大事にしてあげてください

お父様

...ああ

スタスタスタ...

潔世一

...あの、父様...

お父様

大丈夫だ、世一は私が守るからな

お母様

いつでもそばにいるわ

潔世一

...ありがとう、ございます

〜6年後〜

コンコン

お父様

...入って良いぞ

潔世一

、失礼します

お父様

ああ、世一か

お父様

どうしたんだ?

潔世一

...あの、進学先のことで...

お父様

それなら心配はないぞ

お父様

世一には家庭教師も雇うし、
足りなければ私が__

潔世一

違くて‼︎

お父様

!...

潔世一

...俺、ブルーアカデミーに行きたいんです

お父様

...ブルーアカデミー...だと?

潔世一

...はい

お父様

...あそこはダメだ

潔世一

ッなんで...!

お父様

世一も知っているだろう?
あそこでの生活は危険だと

お父様

魔法を学ぶのが楽しいのは分かるし、
世一のセンスがずば抜けていることもわかっている

潔世一

ッなら...!

お父様

だが

潔世一

お父様

6年前にも神官に言われたろう?

お父様

世一は貴重な存在で、
常に危険に巻き込まれる可能性があると

潔世一

...っでも!俺ももう16で...

お父様

...世一

潔世一

...

お父様

私は心配なんだ

お父様

大切な愛息子が傷ついてしまったら...

潔世一

ッ...分かり、ました

潔世一

...あーあ、どうしよ...

潔世一

アカデミー...行きたいけど、
父様に反対されちゃうし...

潔世一

母様も多分賛同してくれない...

潔世一

...ッでも、やっぱり行きたい...

俺の夢は魔女

魔女と聞くと、女性をイメージするかもしれないが、 無論男性でも魔女にはなれる

いつか魔女になって、空を飛んで色んなところを 旅していくのが俺の夢

潔世一

アカデミーは有名な魔女がたくさん出ている
ところだし、行きたい...

潔世一

...そうだ、あそこって寮制だったよな

潔世一

...ちょっと気が引けるけど、
16からじゃないとアカデミーは入れない

潔世一

やるしかない....!

〜入学試験当日の朝方〜

潔世一

...

潔世一

今までありがとうございました

そうして俺は、アカデミー入学試験の当日の午前4時頃

世話になった家を秘密で抜け出した

アカデミーでは普通の生活を‼︎

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コメント

5

ユーザー

投稿お疲れ様です🍵人生2周目の方もこっちも頑張って下さい💪

ユーザー
ユーザー

私は、いいと思います‼︎ 続きすっごく楽しみです‼︎ 他の作品も楽しみにしております‼︎

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