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部屋に帰ると想像通り

たくさんのメンバーが出迎えてくれた

蜂楽

おかえり~♪

乙夜

ちゅーっす

お疲れさん

皆が笑顔で凪を迎える

一瞬で怪我していることを確認し烏が 氷織が残していった救急箱を開け、 処置を始める

その間もずっと、他のメンバーは笑顔だった

なんか久しぶりな気がする~

疲れたー...

あんま動くなや

ソファに飛び乗る凪を抑えながら烏が手当をする

これ...

どうやったらこんな怪我すんねん!?

治療担当でない烏でされ、この状態が危険なことはわかった

刺さった岩の破片は深々と

ちは終わりを知らないように 流れ出ている

...ゆーにじゅうの人が運んでくれた

オッドアイの

誰だっけ...

...オリヴァか

自分の足で帰っとったら

今頃そこら辺の茂みでくたばってんで

お~...

感謝感謝...

改めてお礼を告げている間に 手際よく手当をしていく烏

さすがとも言えるほどにすく終わった

凪もしばらく任務には行かせへんからな~

棒読みになりながら告げる烏

凪は冴に似ている

いや、

冴が凪に似ているのかもしれない

自分の元にやってきた任務があれば、 絶対に自分でやり遂げようとする

どんな怪我をしていたとしても

周りが見えなくなるのは、決して任務の時だけという訳でもないが

蜂楽

凪のおかげで冴ちゃんも強くなったのでは?

んな訳ねぇだろ

誰がこんなナマケモノみて育つんだ

それ玲王の前で言ったらシバかれるぞ...

まぁ 確かに、俺の方が先に入隊してたからな

...確かに、入りたての俺の指導役は凪だったからな...

そーだねー

蜂楽

今になっては凪っちはでっかいなまけもの!

乙夜

殺されても知らないぞー(玲王に)

入隊してすぐの頃、ー今になってはリーダーの-自分の大切な弟を連れていた

もちろんその時のリーダー的役割を果たしていた潔や、既に入隊していたメンバーからも殺戮部隊のことは教わっていたが

その時手の空いていた凪が面倒見もいいだろうということで見守っていた

魔物殺戮部隊の大まかなルールや、役割過ごし方

武器の扱い方や初心者におすすめの武器

まだ経験も浅い頃は、よく凪の任務について行くこともあった

蜂楽

烏と乙夜のとこにも言ってたよね~♪

武器管理担当の烏と乙夜は凪よりも武器についての知識が豊富だった

...まぁ、そうだが...

呆れるような目で2人を見る冴

俺は壊れやすい場所とか調べられて良かってんけどな~...

それを治すのが俺だっただろ

ど素人に修理なんか
やらせやがって

チームに武器修繕担当がいなかった青い監獄に凛の入隊はもってこいだった

乙夜

ごめーん

にぃ...

...兄貴なんて毎回のように武器破壊してくるから呆れるぜ

黙れチビ

あ”?

俺の方が背高ぇし

関係ないだろ

俺の方が体力ある

そりゃねぇな

俺の方が賢いし

青い監獄

(それはもっとねぇだろ!)

合同任務の時振り分けやってるじゃねぇか

俺だってやってる

...

瞬発力高ぇし

嘘つくな

...

俺の方が武器直せるし

担当なんだ

当たり前のこと言ってんじゃねぇ

うるせぇ!

ご飯作れるだろ

何可愛げのあること言ってんだ

俺の方が魔物の分析速ぇ

俺の方が反応速度速ぇし!

俺のほうが柔軟性あんだろ!

るせぇ叫ぶな!

俺の方が強ぇ!!

傍から見ると、ただのじゃれ合い

苦笑いでリーダーと怪我人を見守るリーダーなのだった

漆黒の華は凛として

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