作者
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前回は父親回で、
怒り狂ったチューリップが殺しましたね
作者
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チューリップ
落ちつけ私…
チューリップ
大丈夫…大丈夫…
チューリップ
なんてしてない…
チューリップ
チューリップ
チューリップ
立ち上る煙の間に、上位階級一家を見つけたのです
またチューリップには怒りがこみ上げて来ました
チューリップ
アイツら…
チューリップ
逃さない…
逃さない…!
一方…
母親
ハァッッ
母親
ソミア
ポイズン
ソミア
ポイズン
ヒュォッ
ソミア
何の音…
母親
ソミア
ポイズン
伏せる一同
母親
(もう位置がバレた)
母親
母親
母親
グッと母様は拳に力を入れる
母親
ソミア
母親
あの人と闘うわ
ソミア
それでは母様が…
母親
ソミア
ソミア
いかないでくださいませ…!!
ポイズン
母親
ポイズン
母親
母親
母親
なるべく遠くへ逃げるのです。
母親
ソミア
母親
ソミア
母親
ポイズン
母親
泣いていたって解決はしません
母親
ポイズン
母親
私が死ぬ事はありません
母親
母親
コクリと頷く子供達
母親
振り返らずに!
ソミア
行くよ!
ポイズン
ダダダダタっ!
チューリップ
逃がすか…!
母親
母親は、子供達を狙い全力疾走して来たチューリップの体に体当たりしました
チューリップ
母親
勢いで尻餅をつくチューリップ
チューリップ
チューリップ
母親
触れさせません
母親
母親
チューリップ
チューリップ
チューリップが向かってくる数秒、 母親は分析をしていました
母親
チューリップ
母親
母親はヒラリと飛んで攻撃をかわし、 チューリップの背後をとると、羽が切れ、 血が出ている所を力いっぱい握りました
ギチッ
チューリップ
カランと鎌を落とすチューリップ
チューリップはガクンと膝をおり、 母親の前で手をつきました
チューリップ
ㇵッ…ガッ…
チューリップ
チューリップ
チューリップ
チューリップ
チューリップ
母親
(息も出来ないくらいなのね…!)
母親
母親
母親
(それとも…)
動けない様にした方がいいか
そう考えた母親は、側に転がっていた死体に刺さっていたナイフを抜き、 地面を支えているチューリップの左腕を
切り落としました
チューリップ
チューリップは地面を支えられず 地面にうつ伏せになる形で倒れ込みました
母親
母親
(あの人は死んだのか…それともまだ生きているのか聞かなきゃ…)
チューリップ
チューリップ
グラグラするっ…)
チューリップ
チューリップ
幼き頃のチューリップ
アーチェリー・クイーン
転んじゃったの!?
幼き頃のチューリップ
アーチェリー・クイーン
幼き頃のチューリップ
アーチェリー・クイーン
イタイ・ノ・トンデーケだ!〛
アーチェリー・クイーン
幼き頃のチューリップ
アーチェリー・クイーン
〚ほぉら、もう痛く無いだろぉ?〛
幼き頃のチューリップ
幼き頃のチューリップ
〚イタイ・ノ・トンデーケさん!〛
アーチェリー・クイーン
幼き頃のチューリップ
アーチェリー・クイーン
幼き頃のチューリップ
アーチェリー・クイーン
〚なんの事かなぁ~〛
幼き頃のチューリップ
アーチェリー・クイーン
幼き頃のチューリップ
アーチェリー・クイーン
〚パンケーキ食べよっか!〛
幼き頃のチューリップ
母親がナイフを振り上げる
バッと跳ね起きるチューリップ
母親
そんな!!
母親
チューリップ
鎌を持とうとするチューリップ
チューリップ
カランっ
持とうとするが、鎌が重くなり、手足がしびれ、思うように持てない
また地面にうつ伏せになってしまうチューリップ
チューリップ
母親
母親
母親
(つまり勝ったも同然!)
母親
母親
再度ナイフを握り直し、高く振り上げる
チューリップ
まだ、死ね…ない…
チューリップ
母親
やめてよw
そういうのは好きじゃないわ
母親
すぐに楽にさせてあげますからね…!
チューリップ
赤のチューリップ、家族への感謝、愛の告白
白のチューリップ、待ちわびて、失恋
ピンクのチューリップ、労い、誠実な愛
オレンジのチューリップ、照れや
紫のチューリップ、気高さ、不滅の愛
黄色のチューリップ、正直、名声、報われぬ恋…
母親
急に!?
チューリップ
私のおねぇちゃんが教えてくれた、チューリップの…花言葉…
母親
チューリップ
奇麗なとこから汚いとこまで、全部入ってるの…
だから私はチューリップが好きで、
チューリップ
植物を操る能力なの…
母親
チューリップ
母親
チューリップ
雑草だらけだねぇ…
母親
チューリップ
かわいそうだよね…
チューリップ
簡単にむしり取られちゃって…
母親
母親
チューリップ
その他の植物が栄養を取っているかもしれないのに?
チューリップ
そんなの…
チューリップ
チューリップ
母親
母親
チューリップ
チューリップがそういうと、地面に大きな 魔法陣の模様が現れ、雑草がメキメキと 育ち、大きな、太いつるくさになりました
母親
これ…
チューリップ
チューリップ
母親
こんなの、どうしろっていうのよ…!
チューリップ
母親
今なんて…
巨大化した雑草はウネウネと うねっていましたが、 ニョロリと向きを変え、母親に狙いを定め、目にも止まらぬ速さで母親を貫きました
母親
バタッ
母親
おかじぃ…!
母親
母親
聞いてない…!!
雑草は母親から離れ、チューリップをそっと起こしました
チューリップ
チューリップはなんとか鎌を持ち、 峰(みね)の部分を胸にあて、鎌の先の方を右手で持って、ゆっくり歩いていきました
母親のとなりまで歩くと、母親はまだ 死んでおらず、喋っていました
母親
もんがあんのね…
母親
母親
母親
くやしい…悔しい…
チューリップ
チューリップは母親を後にし、 巨大化した雑草に支えてもらいながら やっとやっとで歩いていきました
作者
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いよいよ満身創痍
ですわ
作者
しまうのかしら、
作者
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