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朝のHR。
教室の扉がガラガラと開き、担任の先生が入ってきた
皆知っていると思うが、って...
私、知らないけど
私みたいなぼっちにも情報が回ってると思ってるのだろうか、 この教師は
🍫
正直言って、この担任は人として最悪だ
私がクラスの人に虐められているのを知っていて、 見て見ぬふりをしているのだ
🍫
来たきたーー!!
イケメン来い、、!!!
女子かなー?
転校生如きでこんなに騒ぎ立てるなんて
🍫
どうせ、勝手に期待して、想像と違ったら勝手にショックを 受けるのだろう
転校生からしたら迷惑極まりない
ガラガラ...
🌷
🌷
何この人
結構イケメンじゃない?
なんか変わってそうな人だけど顔タイプかも〜
🍫
このように願えば願うほど
その願いは、いつも叶わなくなる
私に限って
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そう言って、彼は得意げにこちらを見た
🍫
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🍫
私は、櫻井さん...櫻井naさんを指差し、そう言った
🌷
私が前を向いて姿勢を整え直しても、
と、言って担任が教室を後にしても、
学級委員が一限目の号令をかけても、
社会の授業のグループワークが始まっても、
🌷
彼はじーっと、私を不思議そうに見つめ続けていた
休み時間、私は一人、席に座って次の授業を待っていた
そんな私の隣で、彼はクラスの皆に囲まれている
...が、まだ視線を感じる
恐る恐る、彼の方に視線を向けてみた
🌷
やっぱりだ。周りの会話を軽く受け流して、私を見つめていた
...さっきよりも、表情が歪んでいる気がするけれど。