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玲ちゃん?まずは宮ツインズの喧し豚をぶつけて三大エースのスパイクに及川さんのサーブに、、、
れーいーちゃーんー^^(圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧何してくれてんだよぉぉ
次の週から
大会が始まった
私たち2人が和解したのを
まるで知ったかのように
怜さんは動き始めた
私が会場に着くと
目を疑うような光景があった
〇〇
下のコートに
怜さんと及川さんが
腕を組んでそこにいた
〇〇
よく見てみると
及川さんは振りほどいている
でもそれに対して
私は安心することは出来なかった
〇〇
それだけでは無い
試合が始まってから怜さんの方を見ると
〇〇
及川さんの番号のTシャツを着ている
私の頭には
ひとつの言葉が浮かんだ
鬱陶しい
ただそれだけだった
私は試合が終わったあと
モヤモヤした気分を晴らせないまま
試合会場を後にした
すると会場を出ると直ぐに手を掴まれた
及川
そこには息を切らした
及川さんがいた
私はその手を振りほどいて
歩き進めた
及川
〇〇
及川
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
及川
及川
まだ続ける気なのかな
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
及川
及川
〇〇
〇〇
私は気がつくと声を荒らげていた
〇〇
〇〇
私はそれだけ言い残し
その場を後にした
及川
私は会場を後にしてから
会社へ向かった
なにかしていないと
きっと
さっきのことを考えてしまう気がしたから
矢野
矢野
〇〇
私が泣きそうな顔を見せると
先輩は何も言わずに外に連れ出してくれた
〇〇
矢野
矢野
矢野
私は結局
この人に甘えてしまってる
そう思いながらも
気がついたら
私は泣きながら話していた
矢野
矢野
〇〇
矢野
矢野
矢野
私はなんで
こんなに優しい人が目の前にいるのに
彼の顔がチラつくんだろ...
〇〇
矢野
矢野
〇〇
矢野
〇〇
〇〇
私はその日
早退して帰ることにした
〇〇
仕事には支障をきたしたくないって
あんなに言ったのに
言ったそばから
支障だらけ
ムカつく…
及川さんのことで
こんなにイライラしてる自分が
その時目の前に人が立っていることに気がついた
顔を上げると
怜
怜
〇〇
なんでこんなところに
偶然を装ってるけど
きっと
これも仕組まれてる
怜
怜
怜
〇〇
怜
怜
そういって
彼女はニコニコしながら
わざと「徹くん」呼びを強調する
〇〇
私は会釈だけして
その場を立ち去ろうとする
〇〇
それなのにこの人は
追いかけてくるし
怜
怜
怜
怜
怜
わかりやすいマウントに苛立ちが募る
〇〇
〇〇
怜
怜
怜
正直
言い返す言葉も見つからない
呆れる
こんな人に押され負けたくない
そう思い私は一度も目を離さなかった
〇〇
〇〇
〇〇
怜
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
怜
怜
怜
怜
怜
怜
そう言って彼女は帰って行った
〇〇
頭痛い
〇〇
私も...
負けないけどね
怜さんと直接話した日から
数日がたった今
シーズンに向けて本格的な準備が始まっていた
及川
及川
及川
〇〇
〇〇
及川さんはいつも通り接してくれてる
仕事が終わるまでという約束を
しっかり守ってる
昴
昴
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
昴
〇〇
〇〇
昴
昴
昴
〇〇
〇〇
と移動しようとしたその時
怜
怜
という声が
体育館に響き渡った
〇〇
昴
昴
昴
何故か怜さんがそこにはいた
もちろん場違いに値する
昴
〇〇
昴
他のチームメイトも
「誰?」状態
怜
及川
及川
及川
怜
及川
及川
及川さんが突き放すが
彼女は引き下がらない
〇〇
昴
昴
〇〇
〇〇
及川
及川
及川
体育館にいる
チームメイトやスタッフが
ざわつき始める
〇〇
昴
私が近くに行こうとすると
怜
怜
及川さんは急いで止めようとするけど
怜さんは声を張る
怜
怜
及川
一瞬でその場が凍りつくのがわかった
怜
怜
怜
怜
はちゃめちゃな演技だな...
及川
及川
及川
話の内容を改めて聞くと
他の男と天秤にかけて
キープしていたこと
寂しがって欲しくて
他の男と付き合ったりして
俺が追わなかったら逆ギレ
と言ったことだった
周りも...私もドン引き
怜
怜
及川
及川
怜
怜
そう言って怜さんは
私の方を指さしてくる
〇〇
チームメイトもスタッフも一斉に
私の方を見る
怜
怜
怜
みんなに私と及川さんのことがバレたら…
及川
怜
怜
痛いところを突かれた気分だった
私もわかってた
及川さんはかっこよくて
モテる
その上バレーもできて
周りからの信頼は厚い
でも当の私は
何も無い
怜
怜
怜
〇〇
怜
怜
怜
〇〇
今ここで反論してしまったら
仕事に影響が出るかもしれない
知らないフリが
1番いいはず
昴
〇〇
スタッフも選手も混乱してる中
怜さんはさらなる追い打ちをかける
怜
怜
怜
怜
〇〇
怜
怜
すると怜さんは
スマホの中の写真を見せてきた
その写真は
私が泣いてるとこを
さすってくれてる矢野先輩だった
〇〇
怜
怜
怜
そう言ってくすくす笑ってくる
私は何もしてないのに
顔に泥を塗られた気分だ
及川
及川
及川さんは庇ってくれるが
庇えば庇うほど
怜さんは面白がる
怜
怜
〇〇
怜
怜
及川
怜
怜
この場にいるのが辛い…
私は何も言わずにそこを立ち去った
怜
怜
人生で1番
最悪な気分
及川
及川さんが追ってくるのに気がついたけど
私は振り返らずに歩き進める
及川
及川
〇〇
及川
及川
及川
及川
〇〇
そんなの
〇〇
〇〇
〇〇
及川
〇〇
〇〇
と私は冷たく言ってしまった
及川
及川
及川
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
私はそう言いながら
涙を流してるのがわかった
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
及川
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
及川
及川さんは私の手を引いて
抱きしめようとするけど
私は及川さんを突き放す
こんな時でも
色んな子にやってるんだろうな
なんて事を考えてしまう
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
私はそのままその場を去った